CSI : NY4 制作総指揮／ジェリー・ブラッカイマー http://www.watch-csi.jp/csi_ny/ http://www.tv-tokyo.co.jp/csi-ny4/

第20話 タクシー・キラー Taxi

脚本／Barbie Kligman、John Dove
監督／Christine Moore
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マスコミではタクシーキラーの事を連日取り上げ放送していた。
司会者のラリーは、ジェイソンやウェンディなどのリスナー
から現状について色々と話を聞く。
そんな中、フラックはジェシカと共に容疑者・ローランドを
連行していたが、警察署の前で突然タクシーがフラックたちに
ぶつかりそうな勢いで駆け抜け、そして一体の遺体を投げ捨て
ていく。被害者はジャージーシティの警察官・ジミー・カマイ
ダス。フラックはすぐにタクシーを追いかけるが、すぐに
見失ってしまう。もしかするとタクシーキラーによる犯行なの
か。

すぐに現場をCSIが調査する。
フラックは目撃したが、何一つ特徴的な事は覚えていなかった。
タクシーのナンバープレイトも外されていた事もあり、イエロ
ーキャブだという以外分からないという。
ダニーは現場でエンジンオイルの痕跡を見つける。歩道に乗り
上げた際に、車のオイル管を傷付けた事が明らかで、この調子
だと遠くまでは逃げられないだろうという。しかもそのオイル
に蟻がたかっているのを見つける。

被害者を一見すると、一酸化炭素中毒で死に、首の後ろに
刻印が有り、ほぼタクシーキラーで間違いないのではないかと
推察される。
被害者と同じ警察署に勤務していたクイン刑事がラボに駆けつ
け、この事態を嘆く。

オイルを調べると動物性のオイルでGオイルというものだと判明。
使用されているタクシー会社に聞き込みに行くと、対応に出た
アーサーやジェフは、タクシーキラーの影響によって売り上げ
が出ないことに怒っていた。登録されたタクシーの中に、オイル
修理に出したタクシーは無いことを告げる。

ラボで遺体を調べていたシドは、この遺体はタクシーキラーの
犯行ではないと告げる。首の後ろに付いている刻印がデタラメ
である事から模倣犯の可能性が高いという。しかしタクシー
キラーの犯行の証拠でもある刻印に関しては、マスコミにも
流していない情報だった。それを知っているという事は、
タクシーキラーの仲間なのかと疑いを持つ。
ジミーの遺体の身体には無数のアザが存在する事を知る。
恐らく三人に殴られているとの結論を出す。

そんな折りオイルパンを傷付けているタクシーが発見される。
タクシー会社"ファイブブラザーズキャブ"のもので、被害者は
警察官では有るが、副業としてタクシー運転手をしていた事
が分かる。自分のタクシーから放り出されたものだと判明。
この殺しの容疑者は警察官を狙った物ではなく、タクシーの
ドライバーを殺す事を想定した犯行ではないかと推察する。

そんな中、市長の補佐・ジョーダンから、ブログに犯人の
機密情報が流出している事を知らされる。なんとそのブログは
リードが発したもので、タクシーキラーはジミーであると
書かれていたのだった。
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■リードは生きていた!

前回の最後にリードがタクシーキラーのタクシーに乗り込ん
だであろう事が描かれていたので、ちょっぴり心配していた
が、リードは無事生きていた。ただリードは犯人によって
都合良く利用された感じで、ブログに書いた名前がきっかけ
で一人の人物が亡くなった。リードはどんな罪に問われるの
だろうか?

■ジミーの死はタクシーキラーによる犯行ではなかった

自警団称する、タクシーの運転手たちがジミーを殺した様だ。
全てタクシーキラーの犯行と似せる為のものだが、リンチ
される過程で自分が警察官であることを話さなかったのだろ
うか?

■希少種の猿を食べる容疑者

被害者の服に付いていた付着物から、サイクスモンキーと
呼ばれる希少種の血痕だと判明。それを食べるとサル痘に
かかるらしく、アーサーがそれに該当した事で犯人が発覚した。

猿を食べるというのは、そういう風習の有る地方から来た
からなのだろうか?

■リードとマックの職業倫理

マックはリードに情報を流さなかったが、リードもまた
情報源は証せないとして、ひた隠しにする姿があった。
23歳ながら、そんな事を守るなんて凄いなと思わせるものが
有るが、この時点ではまだその情報提供者が犯人だとは
思っていなかったからね。

■リードが浚われる

リードのバックパックがアパート前に落ちていて、携帯電話
にも繋がらない。そして浚われたことが示唆される中で、
ブログが更新されていく。

ブログ更新でもブログの管理者ならばIPを割り出す事は簡単
なのではないかという気がするけど、その辺の連携は出来て
いないのかな。

■犯人とニアミス

リードのバックパックに付着していた粉やブログ更新の流れ
から、ドゥーハンブルワリーに居ることを特定する。
しかしマックとも有ろう人物が取り逃がした。
これだけ注目されている事件ならば、そこら中に居る警察官
が現場を包囲していそうな気がするけどね。

■犯人逮捕

リードがトランクに入れられていた時の記憶を辿り、覚えて
いる情報から犯人の居住地を特定していく。
相手も警察官が来ることを想定していたようで、身構えて
いたような感じ。あっさりと捕まるところは、建屋に爆弾で
も仕込んでいるんじゃないかと不安だったけど、その様な
流れはなく、無事解決した。