December 2, 2011
第17話 哀しいギフト Near Death
脚本/John Dove、Christopher Silber 監督/Deran Sarafian
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下町の治安の悪い場所で、エレインの妹・アリシアの娘・ミッ シェルの誕生日の為にケルヴィンと妻のエレインは誕生日
プレゼントを沢山もってやってくる。外ではウィザースプーンの 息子たちがケンカしそうになっていることを受けて止めようと
するが、エレインからは止められ、先ずは姪の誕生日プレゼント を渡しに行こうと告げる。しかしアパートの入り口にいると
突然夫婦は襲われケルヴィンは発砲され亡くなってしまう。
犯人はケルヴィンたちの金品を持って逃走する。
外に居たウィザースプーンの息子達も駆け寄ってくる。 すぐに救急車を呼ぶが間に合うこと無く亡くなってしまう。
ケルヴィンは元々この下町に住んでいたが、パインリッジファ イナルシャルの会計士として就職して以降この土地からは
離れていた。 NYPDがやってくると、事情を聞こうとするがエレインはショック で話そうとはしなかった。
6階に住むエレインの娘に逢いに来たところを撃たれたこと。 犯人は中肉中背で目出し帽を被り、フード付きスウェットの
黒人男性だったという。サイフが無いが、昼間に大胆に行動を 起こしたことは相当切羽詰まった状況だったのか。聞き込みの
結果、被害者のケルヴィンは聖人のような男性だったという。
ホークスとリンジーは現場へとやってくる。
明日はルーシーの誕生日なのに、こんな遺体の現場を調べる のは辛いという。しかもルーシーと同様に誕生日の日に殺害さ
れたという事情もまたリンジーの心を切なくさせる。それを 知ったホークスは気を使ってリンジーは、目撃者であり被害者の
妻のエレインから話を聞くよう告げる。
ダニーは犯人の逃走経路の側溝からサイフを見つけていた。
被害者のIDの入ったサイフ。 一方リンジーはエレインから話を聞くと、犯人は黒人で、特徴
は覚えて居ないが銀色で光っていたのだという。サイフや金品を 出せと迫られ、このブレスレットを外そうとしている際になかなか
外れず、その隙に夫が犯人の銃を奪おうとしてもみ合い、至近距離 から銃殺されたというものだった。
アリシアから話を聞くと、姉とケルビンは仲良く公営住宅で 育ち小学校から一緒だったこと。付き合い始めたのは高校の終わり
頃だったという。自分クライド・デュヴァルでずっと彼らと 仲良くしていたとしてアリシアたちの心の支えとなっていた。
ケルビンは公園やグラウンドを直す為に自分の金を捻出してくれ ていたこと。
アリシアに対して二人が今日ここに来るということを知っていた 人物は誰なのかと問うと、突然来る事になっていたので多分私
だけだという。
シドはモルグで遺体を調べる。 マックからは何か痕跡は見つかったか尋ねられる。
シドは本来、捜査官の側から証拠を持ち込んでくるものだぞと してルールがねじ曲がっていることをマックに語る。
油性の物質で手に突いていること。死因は銃弾によって臓器を 損傷したことによるが、弾は胸部の左下から右の肩甲骨を抜けて
いるのだという。 リンジーの報告書だと、被害者は銃を奪い取ろうとして撃たれて
おり、射手に接近して向き合っていたとあるという。銃を胸に 押し当てたとされているが、星形の裂傷も焼け跡もなく、至近距離
ではないだろう事を告げる。距離は大体1.5mから2.0m。証拠と 証言が符号しないというものだった。
ダニーはサイフから指紋を採取する。 側溝の水たまりに有ったサイフのマネークリップから指紋が見つか
ったという。指紋はモーリス・デイヴィスのものだという。
ダニーとマックがモーリスの元に行くと、俺はサイフを拾っただけ で金は抜き取ったがサイフの中身は見ていないのだという。ぶつか
っていた男がサイフを落としたもので、ブードを被っていたと いうもの。ケルビンの金ならば使いたくないとして二人に金を
返す。とてもケルビンのことは尊敬していたのだという。マックは そんな尊敬していた人物が殺害されたのであれば、何か噂が出れば
知らせて欲しいと告げ名刺を手渡す。
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