デスパレートな妻たち
Desperate Housewives (シーズン5)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/dh5/index.html


第18話 破滅への序曲 A Spark to Pierce the Dark

脚本/Alexandra Cunningham
監督/David Grossman
--------------------------------------------------------
デーブの計画は最終局面へと突入する。
デーブの立てた計画とは、エマーソンウッズ州立公園で予め
密猟者を見たと通報する。そしてマイクとキャサリンと共に
人里離れた山小屋に連れて行き、そこで理由を付けて二人だけ
で出掛けさせる。二人が息をつくときに足を止めた途端、デー
ブは持参したライフル銃でキャサリンを射抜き、帰りの車の
中で運転しながらマイクの苦しみを堪能するというものだった。
しかし人はそんなに簡単に殺せるものではないことをデーブは
知ることになる。

スーザンが勤める学校に元夫のカールが息子のエバンを連れて
転入手続きにやってくる。カールはエバンにジュリーお姉ちゃ
んのお母さんだとスーザンの事を説明する。スーザンは絶対に
元夫婦であることを話さないでくれと告げ、呼び捨てではなく
図工担当のスーザン先生と呼ぶよう指示する。

一方カルロスが社長になった会社では、モリソン社のプレゼン
の為にルーシーは部下たちの尻を叩いて、必ず契約を取るよう
告げる。この仕事は1千万ドルの大型の案件。これから毎日の
様に残業してもらうという。リネットは金曜日には娘のバスケ
のコーチをしなければならないとして、カルロスに残業が出来
無い事を訴えるが、会社ではご近所さんではなく、部下と上司
だと釘を刺される。リネットはせめてルーシーにトーンダウン
するよう言って欲しいと言うが、聞き入れてはもらえなかった。

ブリーとオーソンはカウンセラーのバーンスタイン先生の元を
訪れる。既に先生は初日にオーソンの盗癖の原因を掴んでいる
とのオーソンの言葉にどういう事なのか尋ねる。オーソンは
自分から盗癖がブリーを困らせるための物で有ることを告白。
出所して以来、オーソンの事を去勢しようとしてきた事。
パートナーとして仕事をこなそうとしたのにスタッフとして
扱われている事など告げ、私生活に於いてもブリーの気持ちは
常に会社にあり、自分は影の存在になっている事を訴える。
我慢したが限界であり、何かが変わらないと、自分はこの世
から消えてしまうと告げる。

ギャビーはカルロスが社長になって以来、忙しくて全く構って
もらえないことに不満。この日も出掛ける直前に、時短エッチ
をしようと誘う。昔のようにテーブルでHするのも一興だと
いうギャビーに対して、自分はギャビーとテーブルHはした事
が無いとして、オレのその気スイッチを入れ損ねたなと告げる
社長になって一度もHしていないというギャビーに週末にでも
その機会が有るだろうと告げる。

イーディは新聞社からのFAXを受信するが、プリントアウトす
る用紙が無いことに気がつく。仕方なくカレンに借りようとす
るが彼女から買いそびれた食材を買ってきて欲しいと逆に頼ま
れる。

スーザンは子供たちに、楽しいことがテーマだとして、それを
連想する絵を描いて欲しいと子供たちに告げる。するとエバン
だけは、何故か剣ではらわたを刺しているという不気味な絵を
描く。

ギャビーは最近みんながみんな仕事をしている為に昼間がツマ
らないと不満。トムだけが唯一残っていたために、彼とガールズ
トークを試みる。なかなか上手くいかず互いに愚痴を言い合おう
というと、ギャビーはカルロスがHしてくれないことを訴える。
トムは男性にはHをしたくない時など無いとして、内なるムラ
ムラボーイを引き出せとアドバイスするのだった。

--------------------------------------------------------

スーザンは憎きカールと再会するが・・・

相変わらずスーザンの前では軽い感じのカール。
しかしカールの息子・エバンが、図工の時間の絵に於いて、
必ず人を刺し殺すような絵ばかりを描いている現実に直面する。
一度ならず二度も同様の事をしたことで、彼の心の中には
怒りで満ちあふれている事を知る。その原因は母親マリッサが
6週間前に出て行ってしまった事。
カールがスーザンにしたようなことを、逆にカールがされた
格好だった。
ざまーみろと言う事を飛び越えて、やっぱり可愛そうだと感じる
スーザンの良さが久しぶりに現れた感じ。

リネットは、上司のルーシーに頭を抱える

子供との時間も過ごしたいが為に、金曜日の残業を免除して
もらいたいリネット。しかし大事なクライアントとのプレゼン
も近づいていることで、休みなど同然あるハズもない。
今回のルーシーの言い分も分かる。リネットも仕事をすると
決めたのだから、バスケのコーチなどトムに任せれば良いのに。

結局、ホワニータ様々の展開で、我が儘な彼女がルーシーの大事
にしている舶来品のクリスタルの置物を壊した事で、事態は
急展開。
ちょっとルーシーが可愛そう過ぎる感じもしたな。

ギャビーは男性の内なるムラムラボーイと対面できるか?

トムのアドバイスもいい加減なものだったな。
人間の五欲の内、性欲なんてかなり優先順位は低いと思う。

でもギャビーとトムの夫婦の営みに関する会話は、如何にも
アメリカンらしく、異性を意識せずによくもペラペラ話せる
よね。

ギャビーの作戦が勝つかと思ったけど、カルロスが趣味に走る
としてベッドに括り付けて寝てしまう辺りは笑えた。

オーソンの盗癖は直るのか?

オーソンの自分勝手な感じが現れる話だけど、オーソンは
ブリーに仕事を辞めさせて、これから先どうやって食べて
行くつもりなのだろうか。
まぁ印税も入るし、会社を売った金で余生は過ごせそうな気も
するけど、順調なのに手放させようとする辺りはイマイチ
理解が出来無い。

またしてもオーソンは刑務所行きってパターンなのか?

いよいよデーブの計画が決行

イーディがデーブの事に気がつくのが先か、それともデーブ
の単純な作戦が勝つのか。
なかなかFAXを印刷しようとしないイーディにやきもきさせる
展開だったけれど、最後に気がついて良かった。
でも結果的にイーディが犠牲になってしまう辺りは、ちょっと
たまらないものがあるな。


スーザン・メイヤー (Teri Hatcher) 絵本作家
リネット・スカーボ (Felicity Huffman) 子沢山
ブリー・バン・デ・カンプ (Marcia Cross) 潔癖性
ガブリエル・ソリス (Eva Longoria) 元モデル。プライド高い

イーディ・ブリット (Nicollette Sheridan) 不動産業
カルロス・ソリス (Ricardo Chavira) 保釈中
トム・スカーボ (Doug Savant) リネットの夫
オーソン・ホッジス (Kyle MacLachlan) 潔癖性。医者
マイク・デルフィーノ (James Denton) 電気工
デーブ・ウィリアムズ (Neal McDonough) イーディの夫
ジャクソン・ブラドック (Gale Harold) ペンキ職人

アンドリュー・バン・デ・カンプ (Shawn Pyfrom) 息子
ダニエル・バン・デ・カンプ (Joy Lauren) 娘
プレストン・スカーボ (Max Carver) 双子
ポーター・スカーボ (Charles Carver) 双子
パーカー・スカーボ (Joshua Logan Moore)
ペニー・スカーボ (Kendall Applegate)

キャサリン・メイフェア (Dana Delany) 元住民
カレン・マクラスキー (Kathryn Joosten) 隣人
リー・マクダーモット (Kevin Rahm) ゲイ
ボブ・ハンター (Tuc Watkins) ゲイ
ホワニータ・ソニス (Madison De La Garza) ギャビーの娘
セリア・ソリス (Daniella Baltodano) ギャビーの娘
サミュエル・ヘラー (Stephen Spinella) 精神科医
MJデルフィーノ (Mason Vale Cotton) 息子
ライラ・ダッシュ (Marie Caldare) 交通事故
カール・メイヤー (Richard Burgi) スーザンの元夫

ロベルタ・シモンズ (Lily Tomlin) カレンの妹
ウォーレン・シリング (Peter Onorati) アンのDV夫
アレックス・コミニス (Todd Grinnell) 医師。ゲイ?

ジェシー (Swoosie Kurtz) 教師、レズ
ルーシー・ブラックバウム (Lesley Boone) カルロスと元同居
バーンステイン (Ken Lerner) 医師
ホブソン (John Rubinstein) 校長
ローズ・ケンパー (Gloria LeRoy)
ケン (William Schallert)
チャーリー (Quinton Medina)
エバン・メイヤー (Sawyer Church) カールの息子
ディンズモア (David Grant Wright) ブリーの店を買収?


評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

inserted by FC2 system