デスパレートな妻たち
Desperate Housewives (シーズン6)

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/dh6/index.html



第9話 身を守る術(すべ) Would I Think of Suicide?

脚本/Jason Ganzel
監督/Ken Whittingham
--------------------------------------------------------
カルロスは強硬手段に出る。心が折れてしまったキャサリン。
プランを練るカール。電話を掛けたニック。

コーヒーショップでウェイトレスをしていた
エミリー・ポート
スミス
が殺される。町中の人々は彼女のことを知っており、
エミリーは学校でも人気だった。客も彼女のことをとても
可愛がっていた。誰もがショックを受けるが、殺人鬼は今も
町の中を歩いており、これが終わりではない。

ウィステリア通りの主婦達はポーカー会の為に集まるが、とて
もポーカーをする気にはなれなかった。どうやって自衛を取れ
ば良いのか?モナは護身術を教えているところを知っていると
いう。ブリーは38口径を持っているという。ブリーはスーザン
に銃を持ってみないか?と意地悪して差し出すが、偶然キャサ
リンを撃ってしまったばかりだからと断る。
ジュリーは抵抗する前に気を失わされたので狙われたら逃げら
れないと訴える。

トムはペニーのクリスマスのイベント用の衣装を縫う。
リネットが会社に行こうとするのを見てカルロスにバーボン
を持って行ったらどうか?という。
リネットが会社に行くと、部下のエリックやリタらが主導
し栄転祝いが行われる。何かの間違いだとしてカルロスの元
に駆け寄るが、カルロスはここの仕事は既にティムに引き継い
だとして、フロリダに行くか辞職するかだという。オフィス
も既にティムの荷物が置かれていた。

スーザンはジュリーの元に行くと、不倫していた既婚者の件
を警察に話して置いた方が良いのではないかと声を掛ける。
しかし相手の人は人に危害を加えるような人ではなく、襲った
人がよりを戻しに来たりしないという。それを聞いたスーザン
はまだ逢っているのか?と問う。これは私の人生だからとして
ジュリーは勝手にさせてと告げる。

ニュースでもウィステリア通りの連続事件のことが報道される。
ニックはアンジーに対して、あのカフェに最後にいた客は間
違いなく俺だと告げ、警察に知られたら大変だという。特に
指紋を採られたら終わりだという。先手を打つべきではないか?
とするが、アンジーはこの町が気に入っているとし、18年間
の逃走生活にはもう戻れないと語る。

ブリーは
ラマー・ベンジャミンの元を訪れる。
オーソンが服役中に知り合った囚人だった。オーソンは刑務所
では"シーハー"と呼ばれていたという。オーソンが逢いたがっ
ているので遊びに来てくれないか?と告げる。前科者もの同士が
仮出所の時に逢ったらまた刑務所に戻されるとして拒否するが
ブリーは金を支払うのだった。

--------------------------------------------------------

ウィステリア通りで再び殺人事件が起こる。
町の中で密かに息を潜めている殺人犯に住民達は怯えて暮らす
事になる。

ボーレン家。
取りあえず妻のアンジーが過去に人を殺していて、夫のニック
はアンジーと息子を守るために一緒に逃亡生活を16年続けて
来た感じ。ちょうどダニーが生まれる頃に逃亡生活が始まって
いるのかな。1991年11月10日の雨の日の事を口にしていたけど、
この日に殺人が起きたという事なのかな。
ダニーが失望し自殺。こんな繊細な子がジュリーの首を絞める
なんてあり得ないかな。
そんな中で再び浮上する猟奇的オーソンの姿。
やっぱりオーソンの仕業なのか。犯行現場でガムを食べていた
人物が犯人なのか。歯を気にするオーソンがガムを食べるとは
思わないが・・・

スーザンとブリー。
まさかこの二人で繋がるとは思わなかったけど、カールは
スーザンの元夫だし、ジュリーとの間で繋がっているわけだ
から、ここでブリーと繋がっても悪くはないか。
カールとジュリーが一時的に車を交換する中で、モーテルに
有るジュリーの車を見つけてしまうなんて、良くできたシナ
リオ。スーザンがジュリーに電話した時の会話も、それと
なく不倫を示唆するような言葉のやりとりたったしね。
カールの悪口を言ってもブリーには効果無く、二人の結びつき
の強さを感じていく。でもカールはカールだからね。
護身術を習うときのスーザンとブリーの争わせ方とか、
なかなか面白くできている。


ウィストリア通りの女性達も自衛作を取る為に・・

リネットとギャビー。
前話からそんな雰囲気が漂っていたけど、まさかここまで
喧嘩が発展していくとは思わなかった。
友達とはいえ、アメリカ人は自分の権利を激しく主張して
いくね。
今後の関係を考えれば、邪険に扱う事なんて出来なそうなのに
カルロスも追い出すことに必死だし、リネットも訴えると
言い出すし・・・
この場合裁判になったらどっちが勝つのかな。

マイクとキャサリン。
キャサリンが無断でMJの事を連れて帰ってきたのはちょっと
やり過ぎだけど、一人で居る時のキャサリンの寂しそうな
事。マイクがキャサリンと居たときにスーザンの事を思って
いたというのは本当だろうけど、キャサリンに惹かれていた
のも事実じゃないのかな。頭に来た状態のマイクなので、
ちょっと辛く当たってしまったけどね。

近隣住民のモナが看護師をしているとは思わなかった。
ダニーがタイラーだと自ら語ったことが引き金でまたやや
こしい事になりそうだね。

スーザン・メイヤー (Teri Hatcher) 絵本作家、美術の助手
リネット・スカーボ (Felicity Huffman) 子沢山
ブリー・バン・デ・カンプ (Marcia Cross) 潔癖性
ガブリエル・ソリス (Eva Longoria) 元モデル。プライド高い

イーディ・ブリット (Nicollette Sheridan) 不動産業
カルロス・ソリス (Ricardo Chavira) 保釈中
トム・スカーボ (Doug Savant) リネットの夫
オーソン・ホッジス (Kyle MacLachlan) 潔癖性。医者
マイク・デルフィーノ (James Denton) 電気工

アンドリュー・バン・デ・カンプ (Shawn Pyfrom) 息子
ダニエル・バン・デ・カンプ (Joy Lauren) 娘
プレストン・スカーボ (Max Carver) 双子・ヨーロッパへ
ポーター・スカーボ (Charles Carver) 双子
パーカー・スカーボ (Joshua Logan Moore)
ペニー・スカーボ (Kendall Applegate)

キャサリン・メイフェア (Dana Delany) 元住民
カレン・マクラスキー (Kathryn Joosten) 隣人
リー・マクダーモット (Kevin Rahm) ゲイ・不動産
ボブ・ハンター (Tuc Watkins) ゲイ・弁護士
ホワニータ・ソリス (Madison De La Garza) ギャビーの娘
セリア・ソリス (Daniella Baltodano) ギャビーの娘
MJデルフィーノ (Mason Vale Cotton) 息子
カール・メイヤー (Richard Burgi) スーザンの元夫
アレックス・コミニス (Todd Grinnell) 医師。ゲイ?

アナ・ソリス (Maiara Walsh) カルロスの従妹
アンジー・ボーレン (Drea de Matteo) 妻
ニック・ボーレン (Jeffrey Nordling) 夫、新しく引っ越してくる
ダニー・ボーレン (Beau Mirchoff) 息子
ロイ・ベンダー (Orson Bean) カレンの恋人


エディ・オーロフスキー (Josh Zuckerman) 
エミリー・ポートスミス (Julie McNiven) ウェイトレス
ラマー・ベンジャミン (Lamont Thompson) オーソンと同房
モナ・クラーク (Maria Cominis) 看護師、近隣住民
エリック (Robert Sudduth) リネットと同じ会社の人
ソフィー (Suzanne Krull)
スティーブ・マシューズ (John Sanderford) カルロスの会社法務
--- (Christine Clayburg) ニュースキャスター
--- (Michael Worth) Self Defense Instructor
アイリーン (Lynne Maclean) MJが誕生日会に行った家。
リタ (Jill Czarnowski) リネットと同じ会社の人
--- (Kate Fuglei) エミリーの母
--- (Anthony Scavone) 郵便


評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

inserted by FC2 system