デスパレートな妻たち (Desperate Housewives・シーズン7) 原案・製作総指揮／マーク・チェリー 制作／チェリー・プロダクションズ／タッチストーン・テレビジョ ン 出演／テリー・ハッチャー、フェリシティ・ハフマン、マーシア・ フロマ、エヴァ・ロンゴリア、ブレンダ・ストロング http://www9.nhk.or.jp/kaigai/dh7/index.html

第3話 幸せの在りか Truly Content

脚本／Matt Berry 監督／Tara Nicole Weyr
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トムは産後鬱でふさぎ込む中で、リネットは何とか元気づけよ
うとしてあらゆる事を試す。トムの大好物を作ったり、ジョー
クで笑わせようとしたり、セクシーランジェリーで迫ってみた
り・・・どれも失敗すると、病院に行くよう勧める。しかし
もらった処方箋は抗不安薬だった。リネットはこの手の薬は
恐いとしてなんとかトムに飲ませたくないと感じ、スーザンが
かつて頭痛の時に通ったとするロス先生にもう一度診てもらっ
て欲しいと告げる。セカンドオピニオンを試してみてと。
すると天然の生薬が飲み薬として処方されたとして、医療用の
マリワナを処方された事を知る。

ブリー、リネット、スーザンは、新しくポールの妻としてこの
街に引っ越してきたベスの事を詮索するために家へと訪れる。
そして毎週ポーカーをしているから一緒に遊ばないかと誘う。
ポールは後ろで彼女達の態度を診ていた。そしてベスに対して
親切なのかお節介なのかを見極めないと行けない事を語る。
向こうから友達だと思わせればその内役に立つのだという。

一方カルロスからホワニータが看護師のミスで取り違えられた
子供だと聞いたギャビーはショックを受ける。
カルロスと共に病院へといくと、ピンクハムら立ち会いの下、
ある契約を交わそうとする。病院を訴えない変わりに、これ以
上もう一方の家族の事は探さないというもの。ギャビーは憤り
を感じるも、相手の親にもこんな気持ちを味わせたくないとし
て仕方なくサインする。

ブリーとキース。
内装が真っ黄色になった事にブリーはちょっぴり不満。しかし
キースから貴方が居るときには壁紙の色も気にならないと言わ
れると、ブリーはキースの言葉に惹かれてしまう。
そんな中、レネはブリーの元にやってくると、レネは夫と離婚
が決まったのでブリーも一緒に次のを探しにクラブに行こうと
誘いに来る。一人で行くには寂しいが二人ならば女子会として
成立するという。しかしそういう出会い方は嫌いだとして、
ブリーは断る。

スーザンは相変わらずソフトポルノでインターネットで見てい
る相手に挑発しながら家事をこなしていた。スーザンが編み出
した掃除機でエプロンを吸い取りキャミソール姿になる技を
見せる。それを監視していたマキシンは大絶賛し、貴方には
才能が有ると言われる。そして一番多くアクセスが有った人に
はボーナスが与えられるとして、これまで一番多くアクセスの
有った1Fのステーシー・ストラウスに変わり、スーザンが現在
一番のアクセスが有ると言われる。たまには頑張った自分に
ご褒美しなさいと言われる。

ブリーはキースの為に特製サンドイッチを作る。
そして彼をデートに誘おうとするが、キースにはステファニー
という名の彼女が居る事を知る。ショックのブリーはすぐにその
足でレネの元に行くと、女子会に参加する事を語る。

女子たちはポーカーの為集まる。
今日の主役はベスだった。ベスの父は8歳の時に家を出てしまい
それ以降、母と二人暮らしで、母は男を取っ替え引っ替えだった
という。ポールとの慣れ染めを聞かれると、公判中に新聞で
彼の顔写真を見て惹かれたという。文通をしているウチに彼の
優しさを知ったとし、彼は"女殺しだから"と鉄板のブラックジ
ョークを飛ばす。多分心の何処かで彼が無罪であることが分か
っていて惹かれたのだろうと言うが・・・
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幸せを掴むためにウィステリア通りの主婦達はそれぞれ苦悩す
る姿が有る。

スーザンの場合。
とりあえず現在の所、大きな害のないキャラクターだね。
マイクに今の仕事が発覚してしまったらどうなるのかという
リアクションこそ気になるけど、とりあえず金は貯まりそうだ
し、意外にも早くウィステリア通りに戻れるという所だろうか。
スーザンはポールたちに家を貸しているようだけど、内装を
いじっているのか、スーザンが気にする姿が有った。

そして今回はスーザンにライバルであるステイシーという人物
が登場。スーザンよりも先輩の女優のようで、既に6年もここで
同様の事を繰り返しているとのこと。儲かりそうな感じだけど、
未だに抜け出せないで居るのは、収入分だけ支出してしまったり
して借金が減っていないのかな。
ステイシーの姿は未来のスーザンなのか。
その姿を見て恐くなってしまうというのも分かる気はするけど、
簡単に金が稼げてしまうと分かると、人ってなかなか抜け出せ
なくなるんだよね。

ブリーの場合。
まさかレネがブリーと対峙するとは思わなかった。
レネはギャビーとぶつけ合うのかと思ったのに、男性を巡って
争うようだ。シーズン7は女性陣達の露出度が高いね。
ブリーも今回凄いセクシードレスに身を包んでいた。
キースとはタイミングが悪いというか、なんというか。
レネとブリーだとどちらが魅力的だろうか。

ギャビーの場合。
とりあえずこれ以上は子供の件で追求しないとしていたけど、
やっぱり同世代の子供をショッピングモールで見て、自分の血
を分けた子供がどんな暮らしをしているのか気になっている
様だ。ボブに頼んで調査してもらうが、ギャビーの中では、
ホワニータも自分の子として育てて、更には自分の子も手に
しようとしていたのだろうか。お前のものはオレのもの、オレ
のものはオレのもの。まさにジャイアンの法則だ。
カルロスもギャビーの安易な行動に怒り心頭で、結末次第では
別れが訪れそうだ。

リネットの場合。
結果オーライなのだろうか。
病は気からという事を実感したようなトムはオレガノでハイに
なってしまった。
ただ正直リネットのこういうところは個人的に好きになれない。
トムが本当に苦しんでいる状況の中で、勝手にクスリをすり違
えるなどあり得ないこと。「新ビバリーヒルズ青春白書」の
シーズン3で、ナビドを奪い合うエイドリアナがシルバーのクスリ
を取り替えて酷い事をしたシーンが有ったんだよね。
ただトムって学生時代オタク生活をしていたのね。
バンドに精を出したり、車にロマンを求めるトムだけど、男と
しては何となく分かる様な感じがする。ファンタジーゲーム
か何かの研究会に入っていたのか、学生自体は薬物には手を
出さず、中年になってからいよいよマリワナデビューとのこと。

ベスとポール。
ベスって結局どういう役目なのだろうか。
フェリシアの友達説も未だにくすぶり続けるけれど、彼女の友達
であるならばマーサの件も知っていると思うんだけどね。



ステファニー役のAnnie Littleは、「MAD MEN」のシーズン3
の1話でローレライ役、「新ビバリーヒルズ青春白書」では
シーズン3の19話と20話に登場した若い頃の女優マーラ役で
登場した女性。

スーザンのライバルの女性・ステイシー・ストラウス役の
Rebecca Creskoffは、ディズニーチャンネルの「ジョナス!」
のサンディ・ルーカス役、「MAD MEN」ではシーズン1の6話
と11話でバーバラ・カッツ役で登場。「ホワイトハウス」では
シーズン2の3話でサラ・ジョーダン役、「ザ・プラクティス
ボストン弁護士ファイル」ではシーズン5でジェニー・レイノル
ズ役で出演している。