デスパレートな妻たち
(Desperate Housewives・シーズン8)

原案・製作総指揮/マーク・チェリー
制作/チェリー・プロダクションズ/タッチストーン・テレビジョ

出演/テリー・ハッチャー、フェリシティ・ハフマン、マーシア・
フロマ、エヴァ・ロンゴリア、ブレンダ・ストロング

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/dh8/




Nov. 6, 2011
第7話 高い代償 Always in Control

脚本/Jeff Greenstein 監督/Jeff Greenstein
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トムの彼女・ジェーンとやり合ったリネット。ベンはマイクの
過去を知った上で雇うことにした。ガブリエルは脅迫状が来た

事をブリーから見せられる。ベンが集合住宅を建設する場所が
アレハンドロを埋めたチャップマンの森だと知り、スーザンを
除いた三人で遺体を移しに行こうとするが無くなっている事を
知る。


ブリーはどんな時でも
自制心を失わない
衝動を抑え込み、服の乱れを正し、モラルを誰よりも守り抜く。
危機に直面した時にも当然主導権を握るのは彼女だった。

遺体が無くなっていたことについて、帰り道に三人は語り合う。
もしかして生きているのかもというギャビーに対して、二ヶ月
経ってそれはないという。
誰かが掘り起こしたのだという。
ギャビーは警察が見つけたのならば刑務所は確定だとして、
スーザンは刑務所でもボスになれるし、ブリーは厨房で働ける
が私は誰かの女にならなければならないとして焦る。しかし
ブリーは警察が発見したのならば、現場保全のために黄色い
テープが現場に貼られているハズであり、別人だという。
みんなで深呼吸すれば答えは見つかるという彼女。
恐らく
遺体を掘り出したのはスーザンではないか?という。スーザン
ならば納得だが
プッツン女性に下手に刺激すると何をするか分からないという
ギャビーはどうすれば良いのかと問う。ブリーは質問はそれと
なく怪しまれないようにするのであり、とにかく言動から情報
を集めようという。それならばブリーに任せるというギャビー
たち。

リネットは5人の子持ちで
気まずい質問には慣れっこだった。
ペニーからは、なんでサンタのクッキーを食べて居るの?と
聞かれたり、死んだ金魚をトイレに捨てている際に、私の金魚
は何処?と聞かれたり、夜中にパパとママがへんな声をあげて
いたと聞かれたりもする。しかし今や子育てのベテランであり
聞かれて困る事などもう無いと思っていたが・・・
パパとジェーンは結婚するのか?と聞かれて戸惑う。
リネットは幸せそうだからといっても結婚するとは限らない事
を告げ、私とレネは常に一緒に仲良くしているが結婚していない
でしょと告げる。

ペニーの元にトムとジェーンが迎えに来る。
ミュージカルの
"ウィキッド"(アナザー"オズの魔法使い")を三人で
見に行く予定で、ペニーはジェーンに教わった三つ編み姿をしてい
た。しかもジェーンとお揃い。トムは帰りは11時になるとして許可をもらおうと
するとリネットは拒否しようとするが、ジェーンの友人が
魔女役として出演して居るので舞台後に楽屋裏を見せてもらえる
のだという。ペニーの事をジェーンは
"ベベ"と呼んでいる事を
知ってそこまで二人が仲良くしている姿に驚愕する。
一部始終聞いていたレネは、リネットの事はニックネームとして
"ボロぞうきん"とか付いているかも知れないと語る。
私は夫だけでなく娘までも無抵抗で差し出さねばならないのか
と嘆くと、レネは汚い手を使わないと分が悪い事を指摘。
向かうは同級生に魔女がいるならは、貴方には私が居るという。

アンドレ
講評会を行う際の絵について生徒達に語る。
スーザンはアンドレの指導法に関して元教師としての意見を述べるが、
私は人の事を酷評する資格が有るのだと言われる。
講評会で見たくない絵を発表するというアンドレは、器の果物、
子供の肖像画、凍てつく冬の風景、深緑の夏景色、そして
海の絵は嫌いではないがつまらない帆船が浮かんでいる絵など
最悪だという。指摘したのはスーザンが描いた全て作品のこと
だった。スーザンはアンドレのやり方では生徒もやる気が
起きないとするが・・・

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■スーザンの場合

アンドレからは期待されるもスーザンはその期待に応えられず
に居た。評価を気にするあまりキャンバスにも絵が描けなくな
ってしまう。
元教師としての立場から色々と生徒を育てる為・やる気を起こ
させる為のコツを教えようとするも当然アンドレが聞くはずも
無い。
アンドレがエイミーと体の関係を持っていたことで依怙贔屓
しているのではないかと疑いを持つも、正直エイミーの方が
特別に評価されているという感じも無かったし、やはり
スーザン自身の問題にも思う。

最後は他の三人が自分に隠れて遺体の件で動き回っている
のを知って"プッツン"スーザンモードに入ってしまった感じ。
後悔後に立たずってやつだね。

■リネットの場合

ジェーンから前回離婚の事実を受け止めるべきだと言われた
リネット。更にペニーがジェーンと急速に仲良くなっている
事を知りショックを受ける。
レネがリネットの家に常駐している所が何処か滑稽に写る
けど、レネが味方になってくれる事はある意味では心強い。
しかしリネットがもがけばもがくほどに、トムには嫌われる
事をしているんだよね。
ペニーがリネットに気を遣って好きなことが出来ずにいる
ところがちょっぴり悲しいところ。
それにしてもリネットの赤ちゃんはどうしたんだろうか?
トムが一人で野球場で待っている姿にちょっぴり心打たれる
ものがあったな。個人的には夫婦の修復は無理だと感じている
けど、子供たちの事を思うと戻った方が良いのかな?
もう少し5人も子供が居るのだから団結しても良いと思う
のだけどね。

■ブリーの場合

遺体を掘り起こした件に関して、ベンが土壌検査の為に
たまた掘り起こしたことが遺体の発見に繋がってしまった
様子。ベンとしてしはこれ以上開発の中止を引き延ばすこと
は出来ないし、かといって遺体をそのままにもしていられない。
ベンは警察に話すとしたやりとりの中で、ベンが意外にも良い
人だったという辺りが以外だったかも。遺体くらい簡単に
処分する人物だと思っていたのでそこまで悩んでいる姿に
そう悪い人ではなかったかという感じ。

しかしブリーの前に久しぶりに現れたチャック刑事。
相変わらずブリーに対して敵意むき出し。ベンとしても
ついに危ない橋に渡ってしまった感じだ。
これだから刑事は嫌われるの典型的人物だね。

■ギャビーの場合

自分たちが捕まったときのことを考えて、ホワニータとセリア
を後見人にする人物を探る。ギャビーにとって最も仲がよい
のはスーザンなのかな。しかしリネットもブリーも当然NG。
カレンに至っては、冷凍庫の肉よりも先にいなく成られない
可能性がある事を指摘され、ボブ&リーに後見人を任せようと
する。モンスターであるホワニータとセリアがどの程度、
成長してのか。
金を配ったり飴を食べさせて子供たちに言うことを聞かせる
というのが凄いところ。しかし子供たち、自由奔放すぎ。
セリアなんて久しぶりに見た気がするよ。
1ドル札でホワニータを押さえ込む所はギャビーらしいところだ
けど、金をもらっただけで行儀が良くなるという子供もどうかと
思う。
それにしてもホワニータ、可愛くなったけど、顔が大きいな。
セリアは人形をフォーク代わりにして食事していた。

■気になる要素

●マイケルが遺体を仮設住宅の下に埋める?

従業員用の借り宿舎のような上に遺体を埋めていた。
昔のマフィアならばこういう事をしたのだろうけど、流石に
ばれてしまうような気がする。当分は大丈夫かも知れないけど
それが分かるきっかけがどうなっているのかな。

気になるのはベンは犯罪など犯せないようなことを口にしている
善人のような感じだけど、何故あの時犯歴のあるマイクを雇った
のか。建設の段階で必ず起きるであろう汚れ仕事を引き受けさせる
為に雇ったのか?

スーザン・メイヤー (Teri Hatcher) 美術の講師
リネット・スカーボ (Felicity Huffman) 子沢山
ブリー・バン・デ・カンプ (Marcia Cross) 潔癖性、ケータリング
ガブリエル・ソリス (Eva Longoria) 元モデル。プライド高い
メアリー・アリス・ヤング (Brenda Strong) 自殺してしまった主婦

カルロス・ソリス (Ricardo Chavira) 投資会社
トム・スカーボ (Doug Savant) 夫
マイク・デルフィーノ (James Denton) 配管工

アンドリュー・バン・デ・カンプ (Shawn Pyfrom) 息子
ダニエル・バン・デ・カンプ (Joy Lauren) 娘
プレストン・スカーボ (Max Carver) 双子
ポーター・スカーボ (Charles Carver) 双子
パーカー・スカーボ (Joshua Logan Moore) 息子
ペニー・スカーボ (Darcy Rose Byrnes) 娘
ホワニータ・ソリス (Madison De La Garza) ギャビーの娘・長女
MJ・デルフィーノ (Mason Vale Cotton) スーザンの息子
ベンジャミン・カッツ (Jake Soldera) ダニエルの娘
セリア・ソリス (Daniella Baltodano) 娘・次女

ポール・ヤング (Mark Moses) メアリーアリスの元夫・殺人容疑
カレン・マクラスキー (Kathryn Joosten) 隣人
リー・マクダーモット (Kevin Rahm) ゲイ、不動産業
ボブ・ハンター (Tuc Watkins) ゲイ、弁護士
レネ・ペリー (Vanessa Williams) MLBのダグ・ペリーの妻
ロイ・ベンダー (Orson Bean) マクラスキーの恋人
ミッツィ・キンスキー (Mindy Sterling) 近隣住民・メガネ

チャック・バンス (Jonathan Cake) フェアバンク署警察官
アレハンドロ・ペレス (Tony Plana) ギャビーのママ父
ベン・フォークナー (Charles Mesure) 新しく引っ越して来た男
アンドレ・ツェラー (Miguel Ferrer) 美術の講師
エイミー・ヤマダ (Becky Wu) 美術の受講
ジェーン・カールソン (Andrea Parker) 医師、トムの新しい彼女

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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