親と子の絆と現実との問題の狭間で揺れる微妙なすれ違いを
上手い感じにまとめ上げた話だった。

肝心の事件に関してもちょっと進んだ方かな?
フェリシアの存在がザッカリンにどう影響するのか。


リネットの場合。
この人の自己主張は立派なものだと思うけど、他人の意見も
顧みず自らの価値観ばかりを声高に発する性格では、協調性に
欠け、多少我が儘に見えなくもない。
今回の一件に関しても自ら招いたものなのに、随分横暴な振る
舞いだったようにも見えた。
私は苦手なタイプです(+_+;

ブリーの場合。
息子に関して心配していた問題とはまた別問題で頭を悩ませる
ことに。
夫はSM趣味で息子はゲイですか(+_+;
潔癖性な妻としては信じがたい現実を突きつけられた感じだけど、
端から見ているとそんな現実に直面するブリーの反応を見るの
が一種の楽しみだったりする。ブリーっていじり倒したくなる
ようなキャラクターだなぁ。

ガブリエルの場合。
夫との駆け引きに於いて二転三転。
互いに裏ばかり有る夫婦関係っていうのもなんだか嫌ですね。
子供を作る事に関して価値観の違いはハッキリしている訳だけど、
分裂しないのは凄い。
それだけに子供が出来てしまった時の反応はどうなるのか早く
見てみたいぞ。

スーザンの場合。
親と子の関係が逆転した感じで、母親が問題を抱えて娘の所に
やってきたケース。しかし本当に若い母親ですね。
スーザンの家に同居したいって言っているけど、生活していく
為に自ら何かやるつもりなのかな?
母親の彼はおっさんだけど優しそうな人ですよね。
果たして問題はどっちにあるのか?

評価：★★★☆☆

guest
Doug Savant........(トム・スカーヴ) リネットの夫
Shawn Pyfrom.......(アンドリュー) ブリーの長男
Harriet Sansom Harris..(フェリシア・ティルマン) マーサの姉
Brent Cullen.......(バーネット) 刑事
Mark L.Taylor......(スタインバーグ) 病院の弁護士
Joel McKinnon Miller...カウンセラー
Linda Hart.........(ミリー) 喫茶店の店員
(SPECIAL GUEST)
Lesley Ann Warren..(ソフィー・ブレマー) スーザンの母
Bob Newhart........(モーティ・フリックマン) 母親の彼。喫茶店経営