Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D.


第3話 多すぎた病名
Occam's Razor

脚本/David Shore 監督/Bryan Singer

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夕べ上手く眠れなかったというブランドンは欠席届を出す。
強ちズル休みではなく咳が出るというブランドン。彼女のミン
ディは本気に捉えず二人が楽しむために欠席届を出したかと
思っていた。朝からHに興じる二人だが、絶頂に達したときに
ブランドンは意識を失い倒れてしまう。

血圧が点滴に反応しない。ウィルソンから患者の容体について
聞かされたハウスは珍しく患者の診察を行う。血液検査に
異常はない。当てはまる病名が存在しないが取りあえず血圧
をコントロールしなければならないとして対処することになる。

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相変わらず外来患者に対する扱いが酷いハウス。

冒頭では待合室の病人達にあれこれ告げてハウスから診療を
受けたくないとする洗脳を受ける。
勤務時間が終わるまで簡単な病名の患者を診療室に止めておい
て自分はGBAで遊ぶ姿。まさに常識外。

さて今回のドラマのテーマは、咳止めに飲んだはずの薬が
誤ったことで起こる病気だった。

咳が出る。鼻炎、低血圧、熱、発疹、腹痛。
色んな症状が出ていき、点滴では血圧がコントロール出来ず、
腎不全を起こし始め、ついには白血球の低下による免疫不全。
無菌室に入れられることになる。
そんな状態の中、骨髄液を採取したり、手術を行うためにチュー
ブを入れるとなんと心肺停止。

ハウスは結局指の痛みに反応して何が悪いのか原因を突きとめた。
咳止めの為に飲ませていた薬が、本来の目的とは違うものが
混入していたこと。
結局どの時点で誤って混入したのだろうか。

エクスタシーの服用の時に誤って混入したのではないかとされた
所もあったけど最後には、やはり咳止めが怪しかった事を知る。

咳止めの中に痛風のための薬・コルヒチンが入っていたとの事。

薬の恐ろしさが分かるエピソードでした。

チェイスがアリソンの言葉に動揺していたけど、イマイチその
ニュアンスが分からなかった。
フォアマンとハウスの賭けは痛み分け。
ハウスは当初2つの奇病が併発しているとしていたんだけどね。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

ブランドン・メレル (Kevin Zegers) 22歳。謎の病気
ミンディ (Alexis Thorpe) ブランドンの婚約者
ベッキィ・メレル (Faith Prince) 母
ジョディ・マシューズ (Lauren Cohn) メガネをかけた患者
アダム・ブラウン (Jason Stuart)
ジョディ・モリス (Ben Campbell)
ロバート・メレル (John Kelly) 入れ墨の患者
シェリー・レーバー (Beth Hall)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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