Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D.


第4話 院内感染
Maternity

脚本/Peter Blake 監督/Newton Thomas Sigel

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出産し赤ちゃんを目の前にして名前を決め合うハーティグ夫妻。
アンバーが良い・・・いやマキシが良い。しかし赤ちゃんが
目の前で吐いてしまう。何も食べていないのに吐くのは変だ。
すぐに医師に知らせると目の前で発作し始める。
産婦人科の休憩室で医療ドラマを見ていたハウスは偶然、熱と
嘔吐、発作を起こした赤ちゃんの話しを聞く。腸閉塞だという
医師の診断に疑問を感じたハウスは自ら産まれた赤ちゃんが
預けられている場所へ。すると隣り合う赤ちゃんが共に病気に
掛かっていることを知り院内感染を疑う。

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ハウスの早い決断が院内感染を最小限に防いだ感じですね。

それにしても同じ病気の患者にそれぞれ違う処方をして様子を
確かめる方法は論議を呼びそうな感じ。しかも亡くなった子供
の親は中国系だったところが何とも言えない。

さて病名は一体何なのか。
ウィルスなのか細菌なのか。MRIをするも特定できず。
取りあえず応急処置として強い抗生物質で容体を見守る。

40度の熱があり血圧は40-80だとか。体温は熱いのに血圧は低い。
このままだと心臓が血液を送り出すことが出来ず、各臓器に
酸素の供給が出来なくなると言う。

その間病院内の何処が感染元なのかを調べる。
あのネクタイした医師。リサに思いっきりネクタイを切られて
いたのが笑えたけど、実際の現場なら笑えない所なのか。

抗生物質の副作用で腎臓に障害が出始める。
投与し続ければ確実に腎不全。かといって辞めれば死が待って
いるという究極の二択。

ハウスの提案で二人の患者に別々の薬を投与する事にする。
勿論倫理的な問題はないのかなどの議論は有ると思う。
被害を最小限にしようとする仕方のない決断。
それぞれの患者の両親にフォアマンとキャメロンが別々の説明
する所が印象的。フォアマンは現実的な説明をするのに対して
キャメロンは希望を持たせるような説明の仕方。

バンコマイシンの投与が吉か、アズトレオナムの投与が吉か。
悲しいことにアズトレオナム投与の患者が先になくなる。
ルピノがお手伝いのキムと見守っていた赤ちゃんだ。

しかし一人の死が謎を解き明かした。
心筋の断面図を取ると細菌による感染ではないことが分かる。
1000種類有る心臓のウィルスが原因。

みんなでいつものディスカッションを行い1000のウィルスを
6つに絞る作業。結局エコーウィルス11型なるものが原因
だった事が分かる。全ては母親が抗体を持っていないウィルス
を疑い絞った結果だった。
試験薬を投与して無事容体は回復。

人から感染するというウィルス。人間の親ならば大した症状
ではないのに赤ちゃんには大変な事態に陥るというのがなんとも
悲しいウィルスだね。しかもウィルス発症元はヌイグルミを
運ぶおばあさん。そういえば冒頭で熊たんのヌイグルミを
持っていたね。

ところでキャメロンもかつて赤ちゃんの失ったことが有るのか?
今回のハウスは結構キャメロンの心配もしていたんだけど、
その事を口にしたら無神経だわと怒られてしまった。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

カレン・ハーティグ (Ever Carradine) 妻
イーサン・ハーティグ (Sam Trammell) 夫
ジル (Hedy Burress) 妊娠が発覚
チェン・ルピノ (Melissa Marsala) 赤ちゃんが亡くなる
キム・チェン (Alexandra Bokyun Chun) ルピノの付き添い
リム (Ken Choi) 医師
クビサク (Benjamin John Parrillo) 医師
チャーリー (Dwight Armstrong) ジムの彼氏

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