Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D.


第5話 疑惑
Damned If You Do

脚本/Sara B. Cooper 監督/Greg Yaitanes

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クリスマスが近づく。病院内でもクリスマスの為の飾り付け
が行われる中、修道女が三人治療に訪れる。
掌から腕にかけて赤い発疹が有り、それはまるで聖痕だという
シスターたち。洗剤アレルギーでは無いかとハウスは告げるが
洗剤には触れていないという。単なる皮膚炎で有り、抗ヒスタ
ミン剤を飲み、コルチゾンクリームを塗れば治るとする。
しかし暫くすると患者のオーガスティンは喘息の発作を起こす。
エピネフリンを投与し様子を見るが心臓の鼓動が早く、呼吸
困難を起こしてついに心肺停止してしまう。その事実を知った
リサは審議委員に報告するとしてハウスに詰め寄り、心肺が
停止した原因を調べよと命じる。

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今回はシスターが患者とのことで、やたらと神に関する信仰心
が話題と上がる内容だった。

取りあえず炎症を抑えるためにプレドリゾンを投与すると回復
し出す。しかし胸部CTを撮る際に、へんな臭いがすると言った
り、幻覚・発作が起こる。免疫システムが低下している。
一体何故なのか。

ハウスの指令により高圧酸素システムに入れ、プレドリゾンの
投与を停止。フォアマンから確信の有る治療をすべきだと
言われるがやたらと自信ありげなハウス。混合結合組織病を疑う。

しかし全く治療に効果無く、更にリサからはハウスが誤って
別の薬を投与し心肺停止を起こしてしまったのではないかと
疑われなんと担当から外される始末。
流石のハウスもこの措置にはこたえたか。
人はしくじるものだというフォアマンがやたら威勢良くハウス
に突っ込んできたが、私はしくじらないと言いつつも、荷物
を調べる所が笑える。

チャペルに赴き、オーガスティンの過去を聞きに行く。
ユークリストからオーガスティンには虚言癖があり、同情心を
煽るところが有ると言われる。

潜在的に疾患があるのか?

オーガスティンに隠されていた過去を聞きに行く。
最初に心肺停止したときに彼女の体にタトゥーが有る事を
発見していたハウス。ずっと施設にいたというのは明らかに
嘘でありその事を問いつめると、12歳の時に施設を飛び出し、
15歳に時には妊娠しているという。更に教会で出されている
ハーブを見ると、冒頭で起きた心肺停止の原因が判明する。

遺伝性の疾患なのか?

涙が出たり、喉がヒリヒリすると日頃から異常を訴えていた
という患者。取りあえずアレルゲンを探るために無菌室に入れる
もアナフラキシーショックに陥る。

結局原因は体内に残されていた避妊具が銅製のものである事から
銅がアレルゲンで有ったようだ。なんとも皮肉な感じだね。

最後はクリスマスを過ごすそれぞれの人物に焦点が当たる。
ウィルソンはハウスの家で一緒に過ごしていたけど、独り身の
彼に同情したのか?

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

メアリー・オーガスティン (Elizabeth Mitchell) 患者
メアリー・ユークリスト (Lucinda Jenney) 密告するシスター
メアリー・パイアス (Lori Rom) テレビを見るシスター
マービン (Dakin Matthews) 潰瘍性大腸炎のサンタ
修道院長 (Ann Dowd)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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