Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D.


第7話 罪と罰
Fidelity

脚本/Thomas L. Moran 監督/Bryan Spicer

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エドは親友のアダムと一緒に軽いランニング。
エドは昨晩ちょっとしたきっかけで夫婦ゲンカした事に後悔。
休憩しているエドに対して、アダムからはHのし過ぎで腰が
立たないのではないかとからかわれる始末。
帰宅すると午後3時が過ぎたにもかかわらず未だにベッドに
居る妻に腹を立て、そろそろ起きて仕事に行った方が良いと
告げるが、妻・エリスはだるいとして聞こうとしない。無理
矢理布団をはぎ取るエドにエリスは平手打ちを喰らわせる。
その態度にエドではなく、エリス自身が驚く。何故こんなに
苛ついている自分が居るのか。私は病気だとして病院に通院
することになる。

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今回は男女関係に於ける浮気に関するネタだった。

ウィルソンがオシャレしている姿を敏感に感じ取るハウス。
彼のネクタイの本数まで把握しているハウス。凄いな。
とても生真面目なウィルソンだけど、新人の医師に気があるの
だろうか? ジュディという妻が居るみたいだけど・・

メインの患者以外では、今回息切れを起こすという女性キャン
ベルを診察。豊胸している胸を見て"おおこれは凄い"として
ウィルソンを呼びに行く辺りが笑えたが、これって医師として
どうなのか?リサもハウスにあきれ顔。

相変わらずハウスのフォアマンいびりは続いているが、彼が
野兎病を疑ったときに、だから私は君に突っかかるといった
ハウスの意図はなんだったんだろうか?

そして今回アリソンが大学生時代に結婚していた男性の話も
披露される。甲状腺癌で結婚して半年で亡くなったという彼。
亡くなることを承知で結婚したアリソン。ハウスが勝手に
彼女のカルテを調べていたシーンなども有ったね。

さて今回は一日18時間も寝ているという患者がメイン。
異常ないらつきの原因は良く解らないが、うつ病に酷似して
いるような症状。
しかし熱が出始め、炎症反応が起こり始める。
腫瘍を疑いMRIなどを取るが、特に異常はない。そうこうして
いる内に激しい発作。

乳ガンを疑うことになる。時にガンも抗体が混乱を起こして
脳を攻撃することがあるという。マンモグラフィーで調べる
も異常なし。

毒素を疑うためにフォアマンを彼女の職場に向かわせる。
職場では兎の肉を扱っていたことから、野兎病も可能性の一つ。

腕が痒いというエリス。手の中から虫がわき出る映像は完全に
ホラー。幻覚だと分かるが相当危ない。

結局、アフリカ睡眠病や野兎病の二択に絞られる。
アフリカには渡来した経験はないが、性感染するものだとして
夫婦の内のどちらかがアフリカに行った人と浮気したのでは
無いかというもの。しかしどちらも浮気した事実を認める事は
無かった。そこで診断は野兎病として治療を始めた。
クロラムフェニコールの投与。しかしこれが大失敗で、昏睡状態
に陥ると共に、野兎病の可能性が排除される。
残すところアフリカ睡眠病。
この病気の治療薬はとても危険で10%は死に至るという。夫の
同意書が必要とのことで、夫に浮気のことを追求するが、夫・
リンカーンもとい、エドは浮気した事実は無いと言い張る。

アフリカ睡眠病に効果的なメラロソプロールを投与。
この薬、ガラスの箱に入っていて妙な高級感があるな。
エドはこの治療薬によって妻が治って欲しい気持ちはあるが、
逆に浮気を肯定するものなので微妙な心情が有ったね。

熱が40度出て運動障害が出たときにはダメかと思ったが、
病状は急旋回し回復に向かう。浮気はやっぱり冒頭に出てきた
アダムだった。さりげなくエドと妻のH度を聞いていたのは
嫉妬していたのか?

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

エド・スノウ (Dominic Purcell) 夫
エリス・スノウ (Myndy Crist) 妻。シェフ
アダム (Brennan Elliott) エドの親友。保菌者
サマンサ・キャンベル (Clementine Ford) 息切れの患者
--- (Henri Lubatti) コック長
--- (Endre Hules) ソース作り

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