Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D.


第12話 ドーピング
Sports Medicine

脚本/John Mankiewicz、David Shore
監督/Keith Gordon
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ハンク・ウィゲンは、薬物で一時期一線からは離れていたが、
復帰を果たし、現在麻薬撲滅キャンペーンのCM撮影の真っ最中。
しかし上手いカットが取れず何度もカットを繰り返す。
ハンクを立ち直らせたのは妻・ローラの功績が大きかった。
日本プロ野球で活躍していたときは最悪の時期で薬物にも手を
出してしまったが彼女のお陰で辞めることが出来たのだ。
ローラからアドバイスを受け再び撮影が開始される。
取りあえずボールを投げるときの映像を撮ることになり、ハン
クは思い切ってマウンドから投げると突然腕が骨折してしまう。
骨減少症の診断を受けるが、骨が脆すぎてすぐには手術が出来
ない。原因が何なのかを探ることになる。

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今回は意外と簡単な案件ではないか?
結局マリファナが問題だったわけだけど、これくらいすぐに
特定できないものなんですかね。全ては尿検査を拒んだ
患者の責任か。

ハウスが今回怪しげに電話でやりとりし取得したのはなんと
モンスタートラックショウ。1000ドルもするというのだから驚き。
ハウスの意外な一面が見られた。結構ハウスってスポーツが
好きなんだよね。

患者の病状以上にウィルソンがハウスの誘いを断った事が
気になる。もちろんそれが発覚した後、きっちり嫌みを言うと
ころがハウスらしいけど、ウィルソンが逢うステイシーとは
ハウスと関係がありそうな感じだね。
結局ハウスが誘ったのはなんとキャメロン。本当にハウスの
人脈の無さには泣けるところだが、キャメロンも誘いに乗って
くれてよかった。こんなに気弱なハウスを誰が想像できたのだ
ろうか。

さて今回のフォアマンいじりは、彼の重役出勤をつねたもの。
ハウス先生、製薬会社のアーニーの後任が就いたと分かった
途端に誰が寝ているのかを探り当てた。

肝心の患者の方は、骨の治療のためには病気の真相を探り当て
ねばならないとのこと。癌を疑うが陰性で、ステロイドを疑う
がそれも陰性。
尿検査を断っていたが、マリファナは尿検査で分かってしまう
事なのか。
性腺機能を確かめるために布団を剥いでしまうところが笑えた。
タマは正直だと言っていたけど流石に恥ずかしい。

ユープリンを投与し様子を見ると呼吸困難に陥る。
アジソン病を疑うが、皮肉なことに治療法はステロイド投与
だという。しかし腎臓が衰弱している状態で打つのは危険だと
して、新しい腎臓の必要性を訴える。ローラは自分の腎臓を
使って欲しいと願い出る。まだ適合するかも分からないのにね
と思ったら、適合してしまった。しかし妊娠している事が発覚し
腎臓の適合はNGになる。

そんな中カリウム値が上昇。心拍数も乱高下が激しい状態に。
アトロピンを投与。幻覚を見るようになる。
その症状を見たウィルソンがジギタリスの薬を飲んだだろう
事を指摘。
ハンクがワーナーの薬を飲んで自殺を図った様だが何時の間に
その薬を手に入れたんだろう。
結局自分の治療のためにローラが子供を堕ろすのを避けるために
自殺したって事なのか?ということは妊娠が発覚した後、面会
に来たワーナーのポッケから拝借したのか。

ジギタリスの投与ならば問題はカドミウム中毒。それを発見した
のはチェイス先生。

原因が分かると治療法も早い。
結局腎臓は移植しなくても大丈夫だったの?

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

ハンク・ウィゲン (Scott Foley) メジャーのピッチャー
ローラ (Meredith Monroe) ハンクの妻
ワーナー・フィッチ (Art LaFleur) オーナー
シャロン (Salli Richardson-Whitfield) 製薬会社。アーニー後任
ブライアン (Bryan Singer) CM撮影監督
キャロル・モゲット (Deirdre M. Smith) 足の怪我の患者

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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