Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D.


第13話 父と息子
Cursed

脚本/Matt Witten、Peter Blake
監督/Daniel Sackheim
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ゲイブはトミーに連れられ、空き家である豪邸へと足を運ぶ。
そこは秘密基地になっており、秘密クラブの仲間の二人は
既に屋根裏部屋で待機していた。ゲイブを新しいメンバーに
加えるという。ゲイブはその時床に転び傷ついてしまう。
その後ゲイブは発熱により一週間病床に伏せる。熱の下がらな
い状況を見かねた母のサラは病院へと連れて行く。しかしゲイ
ブは歩行できず崩れ落ちる。

カディはハウスにゲイブの症状を聞かせる。
緑のタンを吐き、熱が続き、腕に発疹が出ているという。
クラミジアかリケッチかライム病か。
取りあえずセフロキシムを投与し、患者から事情を聞くことに
する。

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今回は冒頭で呪いの存在を描いたことにより、患者自身がそれ
を信じている様な感じだった。

メインの患者以外では何と言っても今回はオーストラリアに
住むロバートの父・ローワンが息子に会いに来るという展開。
詮索好きのハウス先生の活躍は患者以外にも留まるところを
知らないという感じ。
父は会議の為に来たと言うが、ハウスはすぐにガン患者だと
見抜く。ウィルソンは知らないフリをしていたが、患者だった
のね。意外なのはハウス先生って結構律儀に約束を守る人物
だった点。最後までロバートに父親のことを言わなかったね。
最後にまた逢おうと言ったり、秋にはオーストラリアに帰る
と言っていたけどその頃には余命3ヶ月の父は亡くなっているの
かな。

屋根裏部屋で遊んだという話から、チェイス自ら現場に赴き
検証。取ってきた断熱材を調べて結果、炭疽菌を疑う。
レヴァクインを投与し様子を見るが、呼吸困難になる。
抗生物質にアレルギーが出たのか?
手が黒くなりはじめて壊死だと言っていたけど、そんな状態
ならば腕を切らなくても大丈夫なのか?

2つの病気が併発したのか。
背中には発疹が見られ、このままでは肺血漿になるかも知れな
い。
チェイスの父は自己免疫疾患では無いかという。
取りあえずステロイドを使い発疹を抑える。そしてサイトキサ
ンの投与。

結果容体は安定しチューブを抜くことが出来るが、チェイスは
父の診断は誤りでありサイトキサン投与は逆に病状を悪化させ
るという。案の定腕が動かなくなり始める。チェイスは
多発性神経線維症を訴える。

脳のCTを取るも何も悪いところはない。

ハウスは父親が東南アジア特有の病気の名を口にしていた事に
目を付ける。父親に真実を話すよう要求する。
するとインドに2年居たことを自供する。

結局病気はハンセン病だった。生殖検査をすれば一目瞭然だと
の事。炭疽菌の治療によりハンセン病が逆に進行してしまった
という。サリドマイドを手配し一件落着。

息子が父親を信じなくなるという状況を目の前にいる患者にも
作ってしまった。しかしその辺はチェイスもどんな人物であれ
父は息子を愛しているものだとして理解を求めた。それは自分
自身への問いかけだったのか。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

ジェフリー・レイリッチ (Nestor Carbonell) 父
サラ・レイリッチ (Tracy Middendorf) 母
トミー (David Henrie)
ガブリエル・レイリッチ (Daryl Sabara) 通称"ゲイブ"
ローワン・チェイス (Patrick Bauchau) 医師。ロバートの父
ダヴィ (Dennis Bendersky)
キャビー (Alejandro Patino) タクシー運転手
サム (R.J. Root)
オッチー (Jack Walsh)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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