Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D.


第14話 医師免許を賭けた嘘
Control

脚本/Lawrence Kaplow
監督/Randall Zisk
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化粧品会社CEOのカーリーは32歳にして既にCEOに登り詰めた
仕事人間。容姿にも気を使う彼女はこの日会議に挑むも、突然
足の感覚が麻痺して、会議を中断させる。すぐにアシスタント
のロビンを呼んで医者にかかることになる。

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今回は右大腿部にに麻痺と痛みを発症する女性の話。
果たして原因は血栓なのか、それとも癌でも発症しているのか。

冒頭からやたらとキャメロンの口調が可笑しかった。
会議の場に於いて優位に立つための交渉術の本を読んだらしい。
男性ばかりの世界でなんとか自分の存在を誇示させるための
涙ぐましい努力といった所なのだろうか。

まずは太ももの検査。血管造影と生検。

一方病院に多額の寄付をする男性・エドワード・フォグラーが
登場する。彼が学生時代、大学に行くための金を巡って彼は
それを使って投資した事で父親とは仲違いの状態。
そして今のように億万長者になった時父の元を訪れるも重度
のアルツハイマーだったという。

しかし意外にもフォグラーは病院に利益の追求を求めてくる。
そしてヨーヨーで遊ぶハウスの存在も彼に伝わり、医者らしく
白衣を着ることを求められる。痒くて〜というハウスの言い訳
が笑えた。
しかもカディから今後病院でも臨床実験をする事を告げられ
大反対のハウス。倫理的な問題があるとするが、いつもは一人
の患者に対して見向きもしない倫理的な問題が彼には存在して
いるのにね。

さてカーリーは、血栓も無く癌でもない。関連痛か結腸なのか。
骨腫瘍も考えられるので、ウィルソンにお願いするもやっぱり
問題なし。

結腸を疑い大腸内視鏡での検査を求めるも、患者は恥ずかしさで
その検査を拒否する。幸い高額だけど大腸のCTスキャンの道も
有ったためにそちらを選ぶも異常はない。

しかし重大なミスも発覚する。
なんとレントゲンの写真には同じ足が二枚撮影されていた。
全てはチェイスが女医のジェニーといちゃいちゃしていたのが
問題なのか。

再検査途中に呼吸が出来なくなり、肺に異常が見つかる。
肺の液体を抜くと容体は収まる。

ハウスはこれまでの彼女の症状をホワイトボードに書き出し、
何かに気づいた様子。
過食症で有ること。そして食事を吐くために用いたイペカック
という薬の存在。彼女はそれを常用していたために心不全を
起こしたことを知る。

完治させるには心臓移植が必要。
ただし精神的な傷害が有ると、移植委員会で通らない可能性
が有るため、ハウスはその事実を隠したまま報告。
結局手術も無事終わった。

しかし今回から登場したフォグラーとは今後対峙していく
事になるのかな。カディだけでなく強敵の登場って感じもする
けどね。三度体制が変わっても俺は変わることはなかったと
いうハウス先生の自信はどこまで通用するか。

そういえば失言症かに思えた患者の扱いも面白かったな。
意図的に声を出させようとして驚かせるハウスのお茶目なこと。
二度もやってたね。
ボトックス注射だけで治ってしまうところを誰も気がつかなか
ったのでしょうか。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

カーリー・フォーラノ (Sarah Clarke) 化粧品会社CEO
ジェニー (Sunny Mabrey) レントゲンのミス
ロビン (Vivian Bang) カーリーのアシスタント
バンダミーア (Andrew Borba) 喉の声帯を痛める
シンプソン (Ron Perkins) バンダミーアの手術
エドワード・フォグラー (Chi McBride) 病院に出資
ドン (Dar Dixon)
リッキー (Joshua Miller) バンダミーアの息子

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