Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D.


第17話 大統領候補のエイズ疑惑
Role Model

脚本/Matt Witten
監督/Peter O'Fallon
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大統領候補の上院議員・ゲイリー・ライトは演説中目眩が起こ
る。それでもなんとか支持者からの支援を受けるために有権者
との会話を行うもついには嘔吐し倒れてしまう。

吐き気、頭痛、意識混濁の症状。

一方ハウスはフォグラーに呼ばれて彼の元を訪れると、彼の
会社であるイーストプロック社製の新薬・バイオプリルを
売り出すために講演で演説して欲しい事をハウスに迫る。
それが出来なければキャメロンかフォアマンの一人を選ぶ事
になると言われハウスは信念を曲げて講演の場に立つことを
決める。

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相変わらずゲームしているハウス先生。
以前は自分のオフィス内だけだったのに、患者の前で遊ぶとは
何事って感じ。
相手が大統領候補であっても嫌みと皮肉の連発、恐れ入りまし
たという感じの展開だった。

それにしても嘔吐の原因が悪い寿司でも食べたのかという
ハウス。ドラマの展開の流れの中でダメを押すように
フォグラーまで寿司を引き合いに出していた。やっぱり生だと
抵抗感があるのか。

さてメインの患者・ライト氏。
口の中には舌の傷。6歳の時にブランコから落ちたときの傷だと
いう。傷はすぐ治るというハウスは相変わらず患者は嘘を付く
ものだと認識したのではないか。

ライトの膝を叩くも一切反応がない。
脳に異常が有ると見てMRI検査と感染症を疑っていく。
異常がないと分かると脳の生検を指示。
神経症の後遺症のリスクが有るためにカディは反対。
しかしハウスが説き伏せ、脳にドリルで穴を開けることになる。
相変わらずこの辺はグロイ映像。
しかし苦労の甲斐もなく脳腫瘍でもなければ、細菌感染も無か
った。

しかし顕微鏡を見たウィルソンからトキソプラズマ症だと告げ
られる。免疫の低下から脳に感染したことを考慮すると、エイズ
の可能性が高い。
その事を告げたときのライトのうろたえよう。
ちょっと可愛そうだったね。
しかし彼は絶対にエイズではないと言い張ることから、一度は
検査で陽性反応が出るも二度目の検査では陰性になった。
それを証拠に抗テトロウイルス薬を投与しても一向に病状が
回復する方向に向かわない。

右半身痙攣、T細胞も少ない。一体何が原因なのか。
取りあえず全身スキャンをする。
しかし出てきた症状は所謂どうでも良いものばかり。

有毛細胞白血病の検査をしていないとの事で、脾臓の生検を
やろうとするもそれが出来るような状況ではなく、呼吸障害
を起こし始める。

しかしハウスは何かに気がつき始め、強引に酸素マスクをして
いる患者に歩み寄り過去の病歴を聞く。特に6歳の時の事。
フェニトインを飲んでいた事から、小児テンカン症を患って
おり、当時服用した薬が免疫不全症に結びついたことを疑う。

適切な処置のお陰で一瞬にして治ってしまった患者。勿論薬
の服用は避けられないが、取りあえず政治活動が出来るように
なるとの事で良かった。でも負けることが分かっているようだ
ったね。

もう一つの患者は女性患者・スーザン。
何やらハウスは性交渉を疑い、妊娠・流産している事を告げる
が患者はあくまで一年以上ご無沙汰な状態だという。
首に点状出血が見られたり、尻にでき物ができて見せられたり、
ちょっと役得のハウス先生。
結果的にハウス先生の言うとおり性交渉が原因。
なんと夢遊病だったという。

そしてスピーチの件。
フォグラーの言いなりになるはずはないと思っていたがやっぱり
壇上でもハウス節は健在。
キャメロンが自ら辞退し、病院を辞める感じだね。
なんとか救済策はないのか。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

エドワード・フォグラー (Chi McBride) 病院に出資

ゲイリー・H・ライト (Joe Morton) 上院議員
スーザン (Missy Crider) 患者
レイノルズ (Dominic Oliver)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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