Dr.HOUSE ドクター・ハウス House M.D.

第18話 自己犠牲 Babies & Bathwater

脚本／David Shore、Peter Blake
監督／Bill Johnson
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車を運転中のナオミは酒を飲んで軽く酔っている夫のショーン
と会話しながら走行しているとある時突然意識障害のような
状態に陥りハンドル操作を誤る。警察が止めて飲酒を疑うが、
彼女は車から降りた途端にその場に倒れてしまう。

すぐに病院に運ばれた彼女。血液検査の結果、腎臓と肝臓に
異常があるという。これまで39歳になるまでに三度も流産し
ようやく体外受精で妊娠したという彼女は中毒症を心配する。
彼女は20歳から失禁症状が有り、その為にオキシブチニンと
いう薬を服用していた。自己免疫疾患なのか。
取りあえず中毒症対策としてマグネシウムの摂取を行う。
そんな中、ナオミは軽く洋梨を口にした途端、喉に詰まらせて
しまう。
MRIで調べてみると、その検査中に陣痛が起こる。取りあえず
陣痛を止めるクスリを投与するのだが・・
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今回は患者との戦いと言うよりもフォグラー対医師の対決と
言った感じだった。

先日の薬のプレゼンを失言によって潰したハウスの処罰を
巡って、フォグラーは解任を求める。しかしハウスを辞めさせ
る為には役員会の全員一致が原則。果たしてハウスを辞めさせ
る事になるのか。
カッディは真っ先に裏切ったけれど、ウィルソンは偉いな。
でも反対したウィルソンさえもクビを宣告される。
ウィルソンはその非をハウスにぶつけるわけだけど、絶体絶命
の状況。しかし今回もまたハウスの功績は光り、カッディに
もハウスは病院には無くてはならない人物だと認識したのでは
無いか。結局カッディは他の医師にフォグラーのしている事を
訴え見事フォグラーを追い出すことに成功する。しかし1億ドル
の寄付となるとハウス一人に拘るべきかどうか悩む問題だね。

これでフォグラーって追い出すことになったのか?
そうだとするとキャメロンは戻ってこられるのだろうか。

さて患者のナオミ。
レントゲンの結果、小細胞性肺ガンが発覚する。
既に全体に転移して手術は無理。
しかし母胎にガン細胞が有ると妊娠している子供への影響って
どうなるのだろうか。

すぐに放射線治療を行いたいところ。
小細胞性肺ガンは進行が早く、今すぐやらないとダメらしい。
しかし放射線治療をするには妊娠した子供への影響は必至。
そこで帝王切開をすべきか悩むことになる。
妊娠28週目での子供の生存率は80%程度。これが29週目になる
と9割に跳ね上がると言われて放射線治療は行わない事にする。

臨床実験による治療法という手も有るらしい。
ガン細胞を死滅させるもので母胎の生存率は3割にまで上がる。
しかし帝王切開ですぐに子供を産まねばならず、しかも原則
としては手術後一ヶ月は臨床実験は出来ない。
ハウスの説得で一度は帝王切開を了承するが、その流れを止める
のがフォグラー。なんて憎たらしい人物なんでしょうか。

しかしそうしている間にも血栓が見つかり、更には腹部の内出
血。合併症により手当は難しく、子供だけでも助けようと
言うことになる。今度は旦那さんの説得。この辺は酷な展開
だったね。
子供が息していない時は母子共に危険だったけど、元気よく
泣いてくれた事で子供だけは助かった。

もう一方の子供の件は、子供が痩せたことで幼児虐待を疑われる
けど先天性の胸腺発育不全ということをハウスが見つけて
家族を救うことになる。


グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

エドワード・フォグラー (Chi McBride) 病院に出資

ナオミ・ランドルフ (Marin Hinkle) 妊婦。28週目
ショーン・ランドルフ (Michael A. Goorjian) 夫
ジョエル・カプラン (Michael Simpson) 夫
レーチェル・カプラン (Natalie Shaw) 妻
シンプソン (Ron Perkins) 医師
イム (Ken Choi) 医師
プラッター (John Berg) 医師
デービス (S.E. Perry)
ハイデン・ブラウン (Guy Camilleri)
ゲイル・フリードマン (Diane Sellers)

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)