Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D.


第20話 マゾヒズム
Love Hurts

脚本/Sara B. Cooper
監督/Bryan Spicer
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患者とウィルソンと一緒に診察室で野球中継を見るハウス。
ウィルソンはハウスがキャメロンを病院に戻す際、どんな条件
を提示したのか気になると共に、ハウスが彼女のことをどの
様に思っているのか知りたがる。そんな質問に嫌気が差した
ハウスは診療室から出て行く。すると患者の一人でジュースの
コップを持った男性・ハーベイと衝突。患者のジュースが
ハウスに引っかかりハウスは怒鳴りつける。ウィルソンから
苦情が来たら困るだろうと言われて謝りにいくハウスだが
患者の様子がおかしいことに気がつく。
瞳孔が開いているとしてすぐにERに運ぶよう指示する。
患者は21歳の男性・歯ぎしりで通院していたという。
CT撮影をした結果、2つの異常を検出したという。
顎に金属プレートが埋め込まれているのを知り、MRIは出来ない
事を告げられる。

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さて今回は変態韓国人が患者。
東洋の治療の仕方を暗に否定したりしていたな。
両親が息子の性癖のせいで恥をかいて波紋状態であるところが
凄い。

それよりも今回はハウスとキャメロンの件がメインといった感じ
で正直患者はどうでも良かったのかも知れない。

ハーベイは名称失語症らしい。
失語症というよりも単に英語の語学力じゃないのかという気も
するがそういう病名が有るんだね。

近くに寄りそう女性・アネット。
彼女のことチェイスが知っていたというのが笑えた。
彼女はSMの女王様らしい。しかしなんでこの韓国人に密着し続け
ているのかは良く解らない。
病室で首を絞められて安心しているというのが凄かったな。
医者はこの首閉めが原因で外傷性の血栓を疑っていたけど、
それくらいはすぐに分からないのだろうか。MRIが封印されている
ところが今回の解決を難しくさせたのかな。

結局病名は化膿性の骨髄炎。
口の臭いをかぎ分けゲロの臭いだという。
ミントを食べていたので気がつかなかったという事なのだろうか。
最後はまた顎のプレートを外していたようでグロい映像が見られ
た。このグロ映像を一カ所挿入させる事が制作者の意地悪
に思えてきた。

さて問題なのはハウスとキャメロン。
いよいよ洒落た店でデート。
冷蔵庫の中に入れていたコサージュ。なんで冷蔵庫に。
ウィルソンの教え通りにイヤリングを褒めて靴を褒めて。
でもあの角度で靴なんて見えなそう。見えないのに褒めてしまう
と逆効果も有り得るな。

どんな会話をするのか興味深いものがあった。
なにせハウス先生である。でもハウス先生って知性が有り、
ゲームもドラマもテレビも好きなので結構話題なんて作り出せ
そうな人だよね。
キャメロンは一度のチャンスだという事を知り、なんとか繋ぎ
止めようとする。
結局会話の中に真実が有るのかどうかは良く解らなかった。
愛ではなく欲求だという。
ガンで死にかけている男性と結婚し、それで夫を亡くしたので
新しい完璧ではない男性を捜しているみたいな事を言っていた
けど、キャメロンって本当に結婚していたのか、それとも比喩
表現として使ったのか良く解らなかった。

よく朝の病院ではみんな二人の関係を気にしていたな。
まさかのハウスのデートだものね。誰だって結果を知りたい。
この二人結局どうなるのかな。どちらにも転がりそうだ。

もう一人の患者は、老人たちの性生活について。
バイアグラってそんなに凄いのか。
この年までそれに固執していられるのは凄いね。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

ハーベイ・パク (John Cho) 変態の患者
アネット・レインズ (Christina Cox) 女王様
オーブレイ・シフレン (Matt Malloy)
ラモーラ (June Squibb) 陰部の傷の患者
クライド・パク (Keone Young) 父
マリリン・パク (Elizabeth Sung) 母
ブレンダ・プレビン (Stephanie Venditto) 看護師
マイロン (Peter Graves) ラモーラの不倫相手
メイ (Thomas Knickerbocker) 医師
--- (Marco Pelaez) 病院の薬剤師
--- (Kristoffer Ryan Winters) 野球を一緒に見る患者

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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