Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D.


第22話 医師の使命
The Honeymoon

脚本/Lawrence Kaplow、John Mankiewicz
監督/Frederick King Keller
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ハウスはステイシーとレストランで待ち合わせ。
ステイシーが以前から見て欲しいと言っていた夫のマークを
ここに連れてやってくる予定だった。しかし予定時間を過ぎて
もステイシーだけがやってくるが、彼は来なかった。
マークはハウスの事をとても嫌っており面会したくはない様子。
ただ今回はステイシーもハウスがここに来るのを言っていない
ので必ず来るはずだとハウスを説得。
ようやくマークがやってくる。彼は他の医師に診てもらった
が単なるストレスだと言われたとしてそのまま帰ろうとする
所をステイシーが止める。互いに嫌みを言い合いなかなか病気
の事を話し合おうとしない。ハウスがビールを飲んだのを機に
何故か負けず嫌いのマークも追従するように一気にビールを
飲み干す。するとマークが倒れてしまう。全ては病院に運ぶた
めにハウスが一服盛っていたのだった。

ハウスはみんなを集めてミーティング。
腹痛の原因と人格障害の原因は何なのか。
キャメロンは敏感にハウスの態度を察し、本人の意志ではなく
奥さんの指示で見ることにしたのか?とハウスに詰め寄る。
ハウスは他の病院でやって検査の全てを再度検査しろと指示する。
腹部のCTスキャンは異常なし、MRAも異常はない。
コールドスタイン医師を呼んで開腹手術を命じるがキャメロン
は試験開腹はやり過ぎだと止めようとするも、ハウスの思惑
通り手術することになる。
しかし結果は膀胱の肥大くらいで原因は見つからない。
ハウスは念入りに手術のビデオを見返すと腸に異常を発見。
既に帰宅したいつもの三人組を呼び出し、腹部のてんかん、
神経異常である事を示す。

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さていよいよシーズン1のフィナーレ。
前回の続きでハウスの元彼女・ステイシーの旦那・マークの
病気を追及していくもの。
しかしお互いにライバル意識があったり嫉妬心があったり、
とにかく平坦にはドラマが進んでいかない。
ハウスのしようとしている意図にはもしかすると寄りを戻す
為の思惑が有るのではないかと疑ってみたり、意地でも検査に
許可を出さない患者の姿がある。
最終回にして病気の究明と私生活上のエピソードのバランス
の取れたシナリオだったのかもしれない。

ドラマで笑ったのは、検査を許可していない患者、患者は混乱
しているだけで妻は許可すると意見が分かれた場面。
三人組はとにかく患者の同意が無ければ薬物の投与はダメだと
止める。三銃士か?と突っ込んでみたり、ゴツい黒い奴は君に
任せたとフォアマンをステイシーに丸投げして、自らはキャメ
ロンを相手にするといわんばかりの展開はブラックさも含まれ
て笑えるばめんだった。

結局病気が何だったのかは良く解らない。
検査中に病気が進行したのか、それとも薬の副作用で病気が
進行しているように見えたのか。
気道が閉じてしまうのはパニック傷害だったようだが、
手足の末端の神経が失われたりしていく様はなんだったのかな。

嘘を嘘だと脳神経が認識していなかったことで病気が分かったり、
マウンテンバイクからヨガに趣味が変わったからと言ってそれが
ヒントになっていくところなど、本当にそれだけで分かるのか
と言った要素が盛りだくさん。

最後まさかステイシーは、貴方が運命の人だというとは思わなか
った。

途中キャメロンがステイシーからハウスの事を聞きまくっていた
り、誰も愛せない人かと思っていたが、私を愛せないだけだと
言った辺りはちょっと切なかった。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

ステイシー・ワーナー (Sela Ward) ハウスの元彼女
マーク・ワーナー (Currie Graham) ステイシーの夫

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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