Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D. (シーズン2)


第5話 嘘つき親子
Daddy's Boy

脚本/Thomas L. Moran
監督/Greg Yaitanes
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大学生のカーネルはプリストン大学卒業が決まり、父親・ケン
と共にレストランで食事をする。最後の学費請求書を取って
おこうという父。息子のことを誇りに思うと愛情を示す。
カーネルは今夜のパーティーに出席するために父とは別れる。
別れ際にアルコールはホドホドにしろと言われる。
友人らと酒をがぶ飲みするカーネル。
しかし突然彼の全身を電気ショックが走ったようになる。
最初は友人のイタズラ、または漏電かと思われたが、原因は
彼自身にあるようだった。
すぐに病院へと運ばれるのだった。

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今回は病気そのものよりもハウス先生の元を訪れる両親との
関係性に興味深さが詰まっていた。

冒頭からいきなり遅れて登場したハウス先生。
しかもライダージャケットを着て颯爽と登場する辺りが良い
感じ。
ウィルソンから5千ドルを借りて購入したのはバイク。
ウィルソンから金を借りていると知ったときに、フォアマン
やチェイスの容赦ないジョークが飛び出す辺りが笑える。

さて今回の患者は大学生・カーネル。
神経障害なのか、それともドラッグの影響なのか。
遺伝的な問題を疑ったり、感染症を疑ったり・・・

途中で便が垂れ流し状態になったり、高熱が発症したり。
問題なのは終始白血球が少ないこと。

父親は母親の死の原因を飲酒していたとして嘘を付いていたが
結局単なる居眠り運転だったのかな。
息子は父親の事を裏切ることが出来ず、顔色を伺い言い付けを
守っているという役柄。嘘を付いていたといえばジャマイカ行き
を黙っていたことやエクスタシーを友人と注入したという事く
らい。アメリカの若者ならば極普通の青年って感じだね。

父親最大の嘘が発覚したことで病名が分かっていくという展開。
父は建築業だと言っていたが実際には廃品業者でスクラップ金属
を扱っている。その中に放射能を発する物質が有ったという事
で息子は被爆していたようだ。
被爆するとあんな症状が出るんだね。

カーネルの友人が吐血して倒れたっていうのは結局何だったの
だろうか。

そしてハウスが両親を嫌っている理由も良く分からないものが
あった。とても良い感じの両親だけど、端から見ているのと
実際とでは何か違うのかな。今回の黒人親子のように、完璧な
息子像を演じるために窮屈な人生を送っていることに対する
反発心なのかな。

ハウス先生のゲーム機がゲームボーイやアドバンスから昇格して
今回PSPで遊んでいたぞ。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形
ステイシー・ワーナー (Sela Ward) ハウスの元彼女

ケン・ホール (Clifton Powell) 父。廃品工場
カーネル・ホール (Vicellous Reon Shannon) 22歳・大学生
タディ (Wil Horneff) カーネルの友人
ブライス・ハウス (Diane Baker) 母
ジョン・ハウス (R. Lee Ermey) 父
フェドラー (Matt McKenzie) 医師
--- (Brian Johnson) タディの上司。見られる
カトリーナ (Mackenzie English)

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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