Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D. (シーズン2)


第7話 ストーカー
Hunting

脚本/Liz Friedman
監督/Gloria Muzio
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ハウスの自宅にやってくるウィルソンは、ハウスがステイシー
のカウンセラーのハーパー医師のオフィスからカルテを盗み見た
事を知って呆れ返る。折角車で迎えに来たのに、歩いていけと
ばかり突き放すウィルソン。
そんな中出掛けようとしたところにハウス家に届いているはず
の新聞がないことに気がつく。辺りを探しているとその新聞を
持っているカルヴィンという男性の姿があった。
カルヴィンは自らのカルテをハウスに見て欲しい様子だが、
シャツの襟元の緩みから体重が減少していること、赤らめてい
る顔を見て発熱を感じ、更に顔に発疹したカポジ肉腫から
典型的な末期のエイズ患者であることを告げる。
しかし免疫システムは正常で、検査も受けたという。
ハウスの杖を持って診断してくれる様頼むカルヴィンに、杖を
離したハウス。すると後目に倒れるケルヴィンは突然、車に
衝突し、アナフィラキシーショックを起こす。

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今回はハウスとステイシーの関係を描いた。

ハウス先生のアプローチの仕方もかなりキている感じ。
好きだと言わずに皮肉ばかりで相手を引きつけようとするのだ
から凄い芸当な訳だけど、足が不自由にもかかわらず意外にも
マメにステイシーの家に通う辺りは、相当惚れている感じだね。

カルテを覗き見たハウスは、マークとは性的関係に無い事を
知り、ステイシーの正直な心情を聞きたい様子。

屋根裏部屋で喫煙している事を探り当てたり、帰り際にさり気
なくトイレの便座をあげていく細かい芸当のハウス。
ネズミ被害の害虫駆除の件を勝手に断り、代金はウィルソンに
回すところがハウス先生らしい。

今回はネズミのスティーブ・マックイーンが登場。
ハウス先生の目の前に登場するふてぶてしい奴。
日本のドラマ「小公女セイラ」ですか?みたいなネズミの登場
だったが、結局捕まえて自分のオフィスに持ち込んだけど飼う
つもりなのか?

今回はなんといってもHIVの患者の吐血の血を浴びてしまった
キャメロン。そんな彼女がラリっている時に関係を持って
しまったチェイス。
下手に同情しないハウス先生の凄さを見た。

さて病気は肺や心臓に腫瘍が有ることが分かり、調べていく内に
キツネから感染した事によるのう胞だったようす。
父親との確執も描かれていたが、ケルヴィンがHIVになったせい
で移植が出来ず母親を助けられなかった様だ。

父親を怒らせて彼に殴らせ、それを口実にステイシーの元に行
こうとするのだからハウスも凄い。カッディからステイシーの元
へ行けと言われるのが有る意味お約束になっていたが、ハウスの
反応が素直だったことに驚いていた。しかもカッディの胸元の
開いた服を褒めていたね。いつもなら皮肉るのに。

フォアマンの影が薄かった。
ハウスが彼を呼び出したときには、恋愛相談をするのかと一瞬
思ったけど、ネズミ君の話だった。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形
ステイシー・ワーナー (Sela Ward) ハウスの元彼女

マーク・ワーナー (Currie Graham) ステイシーの夫
ルイーズ・ハーパー (Alanna Ubach) 医師
ケルヴィン・ライアン (Matthew John Armstrong) エイズ
マイケル・ライアン (Wings Hauser) ケルヴィンの父

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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