Dr.HOUSE ドクター・ハウス House M.D. (シーズン2)

第8話 診断ミス The Mistake

脚本／Peter Blake
監督／David Semel
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小学校の学芸会で、ドリーとニッキー姉妹は前の子供の演目
が終わるのを待っていた。母・ケイラは娘達のために衣装の
綻びを繕ってあげる。
二人の番になったとき観客席で楽しそうに眺める。しかしバッ
グから出した薬を飲むと、突然苦しみだして大声を発する。

6ヶ月後。
ハウスとチェイスは査問会に掛けられようとしていた。
患者・ケーラ・マクギンリーの件について。
カディはステイシーに二人にアドバイスはしたのか尋ねるが、
まだ二週間も先のことだという。しかし明日に繰り上がった事
を聞いて急いでチェイスにアドバイスをしようとする。
ハウスに関しては助言する気ない様子だった。

ステイシーはチェイスと会話しながら、当時のことを思い出す。
5月11日。ケーラは関節痛と胃痛を訴えて病院にやってくる。
付き添いで来た弟のサムは散々待たされた事や検査方針について
不満顔。
眼球に炎症を起こしていることから失明の恐れがあるという。
関節痛の件はどう考えるのか。
ミーティングルームで病名について語り合う。
ハウスは一人ピルケースの蓋が開かないことに苛立ちを覚えて
いた。それをチェイスに任せた途端に彼は薬をばらまいてしま
う。フォアマンが担当医だが、検査はチェイスがやるよう指示
を与える。
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チェイスとハウスに降り掛かった訴訟騒ぎとは一体何なのか。

ドラマとしてはチェイスの証言を元にドラマが進行していく
様子。時に証言の訂正を計ったり抹消したりと、弁護士として
最善のアドバイスを与えていくステイシー。ハウスとは相変わ
らず、カルテの件で遺恨を引きずり険悪な状態になっていた。

冒頭では医師としてなんのミスも無いとしていたチエイスだが
徐々にチェイスの杜撰な診察が明らかになっていく。
何故きちんと患者に向き合わなかったのかが今回のポイントで
有り、最後に患者の弟に面会したときに何が起こったのかが
謎として存在する。

これまでの展開とは趣向が変わり、きちんと病名解明のへの道筋
を立てながらも、その過程の何処に問題があるのかを探っていく。

色んな所に問題がある患者だった。

元々は肝臓の悪い患者で、ドラマの中ではベーチェット病と
診断したが為に緊急性はないと見たのか、患者を一端家に帰した
事が仇となった。
出血性の潰瘍、更には胃穿孔で胃の内容物が流出したこと。
早急に移植が必要だがすぐには難しく、違法な手段を経由して
移植したことで様々な問題が発生し責任の所在が難しくなった。

ハウス先生は訴えられる要素はないような感じがしたけど、
あの浮気医師・エアーズマンを脅したことで問題になった様子。

弟の肝臓を移植するが、その肝臓は感染症と更にはガンまで
発覚し、最悪の状態で移植したらしい。
ここまで不運が続くのも可愛そうだが、元々亡くなる運命に
あったのかな。

最後にチェイスが何故滅茶苦茶な事を言ったのか。
父親の死を認めたくなかったのか。それとも父親の件で落ち込ん
でいる事を隠したかったのか。

病院内での査問会と裁判の件は別物だよね?
ということは来週は裁判的な話になるのかな。

それはそうとフォアマンが上司になるってどうなんだろうか。
ハウスに仕返ししていくのか。
それともフォアマンを困らせて再びハウスが上司の座を奪い取る
のか。

カディのお色気ネタは今回一箇所。
いつもながら胸の開いた服を着てくるので、谷間がもの凄い事に
なっていたな。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形
ステイシー・ワーナー (Sela Ward) ハウスの元彼女

サム・マクギンリー (Ryan Hurst) 弟
ケーラ・マクギンリー (Allison Smith) 姉。
エアーズマン (John Rubinstein) 移植医
スチスガル (John Lafayette) 医師
チャック (Greg Winter)
ブレンダ・プレディン (Stephanie Venditto) 看護師
ドリー (Sammi Hanratty) ケーラの娘
ニッキー (Adair Tishler) ケーラの娘
Mrs.エアーズマン (Kate Enggren) 妻、夫の浮気で怒り
--- (Sterling Beaumon) 少年マジシャン
--- (Licia L. Shearer) 患者

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)