Dr.HOUSE ドクター・ハウス House M.D. (シーズン2)

第20話 恐れる医師・前編

脚本／Matthew V. Lewis
監督／Deran Sarafian
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警察官のジョーはベイビー・シューズと呼ばれる犯罪者を追い
掛ける。なんとか追いつめ相手に投降させるも、ジョーは突然
ハイテンションになり笑い始める。犯人はそんな彼に恐怖を
感じジョーに向けて発砲する。38口径のフォローポイント弾は
胸元が弾けてその破片は脳に被弾する。

ハウスの元に患者が運ばれてくる。銃弾を撃たれる前から笑い
っぱなしの状態だったという。心拍数の上昇が確認され、
一酸化炭素中毒が疑われる。
血液検査の結果、取りあえず高圧酸素室へ入れられることに
なる。

フォアマンはジョーの自宅を調査しに行く。
部屋は綺麗な方だと行ったジョーの証言とは逆に掃除一つして
いない部屋。菌が発生していると思われる箇所の採取を行い
外を見るとハトが留まっていた。更に部屋とは別に小屋が有り
そこではマリファナを育てている事を知る。

一方ハウスは一人ジョーの働く警察署を訪れる。対応に出た
女性警官に色々と話しを聞く。空調の近くで一人の警察官が
咳き込んでいるのを見掛けるハウス。
ハウスは去り際にスピード違反のキップを差し出すと何とか
免除してくれるよう告げる。
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★警察官嫌いのフォアマン。

本当に彼が警察官を嫌いなのかどうかは良く解らなかったか、
とにかくハウスの性格が乗り移ったかのようなフォアマンの
毒舌振りが爆発。
しかも頭から出血しているのに笑いが止まらない異常さ。
結局患者と同じく感染しているわけだけど、感染したからと
言って毒舌まで感染するのか?

★フォアマンをチームから外して欲しいキャメロン。

ここ数話の因縁も重なり、キャメロンとフォアマンの関係が
面白い様描かれている。
その事をハウスに訴えたとき、ハウスがフォアマンに対して
発言する皮肉がとても面白かった。
スピード違反を免除して貰った事も含めて警察官は友達だぞと。

★レジオネラ菌かマリファナか。

初動捜査ならぬ最初にハウスとフォアマンが疑った原因。
ハウスは警察署の空調機から連想した答え、フォアマンは彼が
マリファナを栽培していたことでそれを疑った。

★脳の血栓を調べる為にMRI検査をしようとするが・・・

ジョーの頭の中には銃弾の破片が入り込んでしまっている為に
巨大な磁気が発生するMRIを通しても大丈夫なのかが議題に
上がる。結局ハウスが死体を使って試すわけだけど、ショート
してしまう所は笑えたな。カッディ先生が登場したシーンって
今回このシーンくらいだったな。

★症状にナーバスになる医師たち。

フォアマンはジョーと同じ病を患ってしまったのでナーバスに
なるのは分かるのだが、ハウス先生までもそんなに慎重になる
とは思わなかった。案外弟子思いの所はあるのか。
フォアマンはキャメロンが未だに原因が有る家の再調査を行って
居ないことに対して激怒し、注射針を打つという暴挙。
これが発覚したら相当問題になるんじゃないか?

★結局原因はハトのフンなのか?

その前にジョーが亡くなってしまったのが残念。
まさか善意でエサをあげていたハトに殺されるとは思っても
見なかっただろう。しかしジョーは部屋は全く片付けないのに
ハトのフンだけは綺麗に片付けているのね。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie)
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形
ステイシー・ワーナー (Sela Ward) ハウスの元彼女

ジョー・ルリア (Scott Michael Campbell) 警察官
ハイネス (Loreni Delgado) 警察官
ベイビー・シューズ (Chioke Dmachi) 犯罪者

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)