Dr.HOUSE ドクター・ハウス House M.D. (シーズン3)

Nov. 21, 2006
第8話 良心の痛み Whac-A-Mole

脚本／Pam Davis
監督／Daniel Sackheim
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ゲームセンターで子供相手のパフォーマンスの仕事を行うジャ
ックとラルフィー。この日は子供の誕生日会で開かれ、着ぐるみ
を来たラルフィーと共に子供達を喜ばせていた。そこにはジャ
ックの妹のカーマ(11歳)と弟・ウィル(8歳)も来ていたが、突然
ジャックはバースディソングを歌う中、体調が悪くなり嘔吐し
て倒れてしまう。救急車がやってきて救命士たちは、彼をプリ
ンストン・プレイズボロ病院に運ぶので両親にはそのように
伝えて欲しいとするが、既に両親は他界し兄が親代わりだった
のだと語る。

ウィルソンは突然自宅前で違法駐車として警察官からレッカー
移動される。自宅前に置いているのに何で違法駐車なんだと
クレームを付けると、警察官の一人からトリッターからのら挨拶
だと言われる。

運ばれて来たジャックに対してチーム・ハウスはコンサルを
行う。心臓発作で運ばれて来た患者だが、尿はきれいで、心エ
コー検査でも問題が無いという。18歳で親代わりしていたので
疲労が有るだろうし汗、体重減なのでストレスが関係しているの
ではないかと問う。ハウスは親の無い子供たちだと聞いて、
ドラマ「The O.C.」みたいだなと告げる。ジャックにはストレス
だけでは痒みは証明出来ないとすると、水虫なのではないか?
と言われる。吐き気の問題は頭蓋内圧の上昇、又は腫瘍が原因
なのではないか?とし、神経学者に診てもらうべきかもと語る。
ウィルスで食あたりになり、嘔吐で電解質のバランスが崩れ、
それで不整脈を起こしたのではないか?とするが、ハウスは違う
という。ハウスは突然これはゲームだとしメモを取り始めると、
三人に対してゲームを始めようと語る。
泳ぎ方を教えるのに子供はサメの居る海に突き落とすのが一番
だというハウス。それぞれ検査は一人一度きりで何が原因なのか
調べろと告げる。

ウィルソンは弁護士のナタイナーマンに逢う。
すると自分はトリッターに目を付けられて麻薬課にも容疑者に
思われているようだと語る。医者として処方しただけなのにと
呟くと、600錠も処方することが問題なのではないか?と問う。
ハウスのバイコディンだって、慢性病であり飲み続ける
と少量では利かなくなっているだけだと語る。ウィルソンは
弁護士から刑事が欲しがっているものをやらないと車は戻らないと
とし、裁判所で証言するしかないと告げる。しかしその場合ハウ
スは医師免許を剥脱され、刑務所に入る事になってしまうと告げる。

三人のハウス付きの医師たちはハウスは患者の病歴を知っている
から放って置いているのか?と疑問に感じる。18歳といえば、
酒・ドラッグ、たばこであり、それが何か原因なのか?と語り合う。
チェイスは自分が発言した際にハウスはただ違うと言っていた
事を指摘し、僕が語ったウィルス説が一番近い答えなのではないか
という。バクテリアを疑い血液培養をするというチェイス。
フォアマンは脳に疑いが有るハズなので、MRI検査を行うという。
キャメロンは腫瘍が原因ならば昼にはヘルニアの症状が出ている
ハズでストレス検査を無駄だとし、心臓周りの検査を行う事に
する。
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■ハウス

今回もまたハウス対トリッターという直接的な対決はなかった。
トリッターも直接的には口で負けると分かっているからこそ、
周りから攻めているのだろうか?

今回はハウスは三人(キャメロン、チェイス、フォアマン)に
対して課題を与えた。ジャックの病気が一体何なのかを一度の
検査で見破れというもの。既に何かをする前からハウスがメモ
紙に何かを記していたので何かと思ったら、三人の性格を見越して
の事なのか、彼らが何を疑いどう検査するのかがメモ紙に書かれて
いた。これぞメンタリストか!?

バイコディンを全て取り上げられてしまった為に、ハウス先生
は痛みを訴えはじめ、更には杖の付き方が悪いとして、肩まで
痛み始めてしまった。
ウィルソンに処方箋を書いてくれと頼むが断られて、ハウスは
チェイス、フォアマン、キャロメンの順番に処方箋を書くよう
要求するも悉くリスクは犯せないと言われて断られた。
最後にカッディ先生が処方してくれた。
胸の谷間ばかりに気をとられていたが君は天才だとか。
子供を作ろう・・・だから処方箋を書いてくれと要求する姿が
有った。

そして何と言ってもハウスの杖。
理学療法士から凄いタイプの杖を渡されていたけど、別の杖を
つく患者から取り替えていた。あのハイテクっぽい杖は一体
何なのかって感じだね。

■ウィルソン

トリッターの標的になっているウィルソン。
車を取り上げられ、処方箋を出しても薬剤師のマルコからは
認可が無効になっているとして、ウィルソンのサインだけでは
処方されない事が判明。
そこでハウス付きの医師・キャメロンを借りて処方箋を書いて
もらう事にするが、彼女も診ても居ない患者のために処方箋は
出せないといわれる事で、問診の際に同席させることに。
ウィルソンとしてハウスを庇う余り散々。
ハウスはどうせお前の出す薬は利かないとこの状況でも悪態を
付けるのだからある意味尊敬する。

キャメロンの事を貸さないのを知って最後はウィルソンも
ハウスを庇うことに何の意味が有るのかと思う様になり決別。
最後にベンチに座るウィルソンの事をバイクで通りかかるが
無視するハウス。ハウス先生は大丈夫何だかね。
ただウィルソンがハウスの事をそう簡単に裏切れるとも思えない。

■今回の患者

・ジャック・ウォルタース(18歳)

今回の2人の弟・妹の親代わりのジャックが患者。
心臓発作で運ばれ、症状としては発作以下にも足の痒みを訴えて
いるものだった。

病変が次々と変わるので一度した検査が無意味っていう展開が
結構多いね。

なんかよく分からなかったけど、ハウスが三人の検査法を当てた
所が凄かったけど、肝心の病気の事を当てろと小一時間な感じ。

・病変の推移

キャメロンは完全にハウス化し始めた感じ。
心臓を囲む血管のれん縮によって発作が起こったかどうかを
調べる為に患者にストレスを与えて、同じように発作が起きない
かどうかをしていた。ハウスからはそれじゃただのイジメであり
医者のすることかと言われていた辺りが笑えるけどね。

チェイスが調べたバクテリアも陰性だがA型肝炎が陽性と出た。
肝炎で心臓発作はあり得ないが嘔吐は招くとのこと。免疫グロブ
リンを大量静注することに。
しかしその結果、凄い勢いで全身の穴から血が流れ出て来た。
キャメロンは大腸菌やエイケネラ菌が沸きやすい職場だとして
疑ったり、タトゥーやピアスから入ったモノでは無いか?と。

腰椎穿刺する間に肋骨が折れるという異常事態が起こり骨髄炎
の病変が骨にまで達したのだという。
更に検査していくと、梅毒、エイケネラ菌、ボツリヌス菌が
全て陽性だという事で、ハウスは脂肪の中に蓄えられていた若か
りし頃のドラッグが痩せたことでしみ出してきて、そのせいで
免疫機能を壊したのだとのこと。
感染症の脳スキャンでは、もの凄い数の腫瘍らしき影が有った
けど、腫瘍ではなく膿だった。

結果としてどれが症状なのか。
更に流れでは遺伝性のものとの疑いがもたれ、セラチア菌、
骨髄炎菌、セパシア菌、ライノウィルスなどの検査を同時に
行う事になった。
結果的に慢性肉芽腫で骨髄移植をすれば治るとの事だけど、
8歳の息子から手術はさせられないとの拒否する姿勢。

しかしその真意は??

・ハウスを非難するものたち

フォアマンは今回関わる患者を診て気高い事を口にしていた。
ハウスも見習え的な感じだったけど、ハウスは、ジャックが
骨髄移植をしないのは、養育権に疲れた為に、子供達を施設に
送るために拒んだのだと告げる。そんな偏屈なハウスにブチ切れ
そうなフォアマンだったけど、実際にはハウスが言った事が
正しかったようだ。

・サウナ

病気をあぶり出すためのストレステストからか、患者と共に
今回三人がサウナに入っていた。病院にサウナなんて備え付けて
あるの?

・空想アメフトで肩を負傷したハウス

肩の痛みを訴え始めたハウス。
それを気にしたキャメロンたちに発した言葉。
エアアメフトで負傷するハウス。でも実際は杖の付き方が悪かっ
たみたいだけどね。

■使用された曲

・Michael Pennの"Walter Reed"

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