Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D. (シーズン3)





Jan. 9, 2007
第11話 リハビリ Words and Deeds

脚本/Leonard Dick
監督/Daniel Sackheim
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消防士のデレク、エイミー、ブロックは消火活動をしていた。
デレクが英雄気取りで無謀にも火の中に飛び込んで行くことに
兄のブロックは注意する。そんな中デレクは現場に戻ろうと
するが突然
容体が悪化して倒れてしまう。
デレクは病院に運ばれるとキャメロンに彼の様子を調べる。
半年前に皮膚移植をした事を告げると、検査の後にハウス医師
に診てもらう事を告げる。

その頃ハウスはデイビス判事の前で検事や弁護士を交えて、
それぞの意見を聞き、ハウスの件を告訴すべきかどうかの判断
をしていた。俺は無罪だというハウス。
予審審問は19日の午前10時
に行うとし公判に足十分な証拠が有るかどうかを審査する

という。検事のハワードは処方箋の偽造、そして亡くなった者
の薬を着服し薬剤師を欺いているとして証拠の防犯カメラも
有るのだという。ハウスは苛立ちトリッターの元に詰め寄ろう
とするが、脅迫罪も加えるつもりなのかとして、止められる。

一方ハウスたちは火傷・皮膚移植の患者デレクの診察を行う。
一年半前に54%が第三度の火傷に遭い皮膚移植していること。
夕べ見識障害で悪寒がいたものだとし、体温は35度から38度
を行き来しているのだという。ハウスは消防士を辞めれば
良いだけのことだとするが、今でも悪寒がしている事を告げる
と、視床下部の腫瘍によって体温変化が起きているのではない
か?と問う。C型肝炎、結核、HIV、ライム病の検査は陰性だった
事をキャメロンは報告する。ハウスはあまりやる気を見せず
部屋から出ていこうとするとキャメロンは仕事をしてくれと
ハウスに頼むが・・・
カルテを見るハウスは心電図を見ると不整脈を起こしている
事を指摘。軽い心臓発作だという。煙を吸い込んだことが
原因なのか?とするが、それも考えづらかった。チェイスは
6ヶ月の間に何度も手術を受けているので院内感染のMRSAに
感染したのではないかという。ハウスは血液培養をして抗生物質
を投与する様語る。検査する間バイコマイシンと広域グラム陰性
抗菌薬を投与する様指示する。

カッディはハウスをオフィスに呼び出すと、トリッターと話す
様告げる。ガンコで愚か者なのはハウスであり、非はあなたに
あるという。直腸の体温計を突っ込んだことをきっかけに
何度もトリッターはチャンスを与えてきたが拒否したのはハウス
だととし、自分でチャンスを作るのだと語る。するとカッディ
はハウスにバイコディンを渡すと正常に戻ってトリッターと話せ
と告げる。

MRSAは院内感染する病気でバクテリアの菌株を見つければ対処
出来るという。しかしデレクは突然視覚異常を告げ青く見える
と言い出す。
コンサルでデレクは重金属中毒なのか、それともタリウムが
原因なのか。更年期障害だというハウスに対してまだ28歳で彼は
男性だとするが、男性にも更年期障害はあるとし、視界が青く見えた
のはバイアグラのせいだろうという。生殖器の火傷によって交感を
傷つけているのだとし、ホルモン検査をしろと指示する。

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■ハウス

今回は起訴はされなかったけれど法廷に立ちつつ、患者と向き
合う形でハウス先生としても両天秤にかけられた話だった。
しかもリハビリ施設にまでいくというのだからかなりの
ハードなスケジュールだ。

やはり一番の興味はウィルソンとの関係がどうなるか心配
だったけど、リハビリ施設で言ったハウス先生の言葉は、
ちょっぴり嬉しい者があったね。例えそれが演技だったとして
も実際には本音が含まれていることだろう。

審理中に電話に出るところはもうダメだと思ったけど、カッディ
先生の偽証によって、薬局で出した薬はハウスが来る事を
見越してニセモノとすり替えていたとのこと。勿論ウソだけど
リスクを冒すだけの価値があると思ったのか。

■vs トリッター

なんと言ってもシーズン3を苦しませたトリッターの存在が
ようやく終止符となった。
トリッターを含めた検事は元々ハウスに対してリハビリ施設
へ通うことを条件に司法取引しようとしていた訳だし、
本来の目的は果たせたというところではないのかと。

ハウスがウィルソンだけでなくトリッターに対して謝罪にいく
ところが有ったけど、トリッターは言葉でも信用せず、また
行動を起こしても尚ハウスにくってかかってくるところが有り
最後の最後までハウスの前に立ちはだかり癖のある刺客だった。

ハウスが痛みの件で相手を傷つけていることは明らか。
しかしトリッターに対してケツの穴に体温計をぶち込んだ
ところは正直ハウス先生が全面的悪いし、やはりバイコディン
の件は見過ごせないところは有るよね。

■カッディ&キャメロン

カッディ先生が偽証したことで何とかハウスの件は収まった。
ハウスの事を何故みんなが庇うのか。そして刑事が何故ハウス
一人にこれだけの拘りを見せるのか判事は不思議そうに眺めて
いる姿が有った。

キャメロンがハウス先生にハグしたりするシーンはなにげに
良かった。このドラマのJennifer Morrisonさんってツンデレ
でホント可愛い。

■今回の患者

デレク

消防士の男性で、見当識別障害がある患者。心臓発作が出たり
視覚異常が見られる患者。
電気的に記憶を削除しようとしていたけど、これってホント
に可能なのか?
心臓発作の原因が環境要因にあると踏んで、エイミーを近づけ
たりする辺りはこのドラマらしいところ。
結果的に症状は髄膜腫で、脳への血流を妨げていたようだ。
記憶を消したお陰で判明した。

ハウス

バイコディン中毒を消すためにブプレノルフィンという薬を
処方されていた。相当副作用で気持ちが悪いのか、便器で嘔吐
しながらもチームハウスが患者のコンサルをしているところが
笑える。

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形
ステイシー・ワーナー (Sela Ward) ハウスの元彼女
ブレンダ・プレヴィン (Stephanie Venditto) 看護師

マイケル・トリッター (David Morse) 警察官

デレク・ホイト (Tory Kittles) 28歳、消防士
ヘレン・デービス (Helen Carey) 判事
ベレス (Vyto Ruginis) Asst. Dist. Attorney
ブロック・ホイト (Jason George) デレクの兄
イワン/ボルデモート (Brian Leckner) リハビリセンター医師
ネイル (Donald Sage Mackay)
エイミー (Meagan Good) ヘレンが好きな女性
ハワード・ジェマイナー (Kadeem Hardison) 弁護士
エニス (Martin Mullen)
サラ (Terryn Westbrook) リハビリ
チェン (Hira Ambrosino) 医師/Anesthesiologist
--- (Aulani Rhea) Nurse
--- (Bobbin Bergstrom) Nurse
--- (Zach Lewis) Firefighter

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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