Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D. (シーズン3)




 

Mar. 27, 2007
第16話 デジャヴ Top Secret

脚本/Thomas L. Moran
監督/Deran Sarafian
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イラクで海軍兵士達はラジオの音楽を流しながら車で移動して
いた。登場しているのは、ケリーガルシアだった。しかし
突然ラジオの音楽が止まると、車に砲撃を位炎上する。
仲間の兵士はGを車の外に出すと、足が負傷していることが
分かる。兵士はGに銃を持たせて、間違ってもパニックで仲間を
撃つなと告げる。なんとその
Gとは足を失ったハウスだった。

しかしそれは
ハウスが見た夢だった。
カッディがハウスのオフィスにやってくると、そろそろ患者が
来るので用意する様告げる。患者は
湾岸戦争症候群の患者だと
いう。そんな名前の病気はないとするが、
原因不明で疲労、
発疹、関節痛
が有る退役の兵士だと告げる。患者は病院に多額
の出資をした人物の甥なのでハウスが担当する様告げる。
ハウスは渡されたカルテを見ると、夢の中に出て来たジョン・
ケリー
だと分かる。

ウィルソンとハウスはトイレにいく。
ハウスはウィルソンに夢に見た事を話す。逢ったことも無いヤツ
の夢を見るなんて不可能な事だというハウスに対して、説明
が付かない事なんていくらでも有るだろうというウィルソン。
何処かで見た事の有る顔と記憶がすり替わっただけだという。
寧ろウィルソンは何故そんな夢を見たかだと語る。君は父と
絆を深めようとしたくなったのか、それともヴィレッジ・ピー
プルと居たいのではないかという。ハウスの父は海兵隊に
所属していたと言っていただろうと告げると、正確には海軍だ
という。

ハウスは部下たちとコンサルを行う。
患者はジョン・ケリー34歳・男性、イラク派兵後不調を訴えて
軍の病院に入院したという。
慢性痛、関節炎、持発性発疹、咽頭
痛を訴えている患者
だという。カッディのご機嫌取りの為の
患者であり、軍病院では不満らしいという。イラクから戻って
三ヶ月後に病気になるなんて不自然だというウィルソンは、
70万人も派兵していれば、例え行き先がハワイであっても、何人
かは病気になるだろうという。退役軍人は似たような症状に
陥っており、障害手当欲しさで嘘を付いたのだろうとハウスも
告げる。
しかしハウスはHIV、C型肝炎、マラリア、住血吸虫症、マイコ
プラズマ、アシネトバクターの検査を行い、軍人病院の診察・
検査が正しいか調べろという。また過去に通院した病院と
都市名を調べ、更にはテレビに出演していないか調べろという。
神経疾患かも知れないだろうとハウスは告げる。

ケリーはフォアマンたちに手と足の裏に特に黒い点々が出る
事を告げる。出たり消えたりするんだという。
フォアマンやチェイスは体を鍛えているとし、一般的な患者
とは違う傾向である事を告げるが、体格が良いのは12年間毎日
海兵隊の訓練をしたからだとし、体が丈夫でも病気ではないと
は限らないだろうという。
一日10時間寝ても常に疲れた感じ
で、咳や発疹、喉の痛みが取れず、膝やケツの周りに砂が
詰まっている感じ
だという。
足も変な感覚で冷たい時も有るし
突然血が沸騰するような感じ
になるのだという。原因を突き止め
て治して欲しいという。

検査の結果カリウム値が低い事くらいだった。
水分を過剰に摂取しているからなのか。血液検査では異常が
無かった。チェイスは兵士たちがワクチンを打つのだとし、
抗化学平気剤の影響だろうという。
劣化ウラン弾の放射能の
影響ではないか
とし、尿を
レスター大学に検査させようと進言
する。あの大学病院にはウラン検出の検査も出来ると。
しかしハウスは必要無いとし、カッディの当てつけに無駄な
調査をさせるかという。ハウスは寧ろ患者の犯歴、借金の有無
を調べろとし、睡眠ポリグラフ検査を行えと言う。無呼吸
症候群ならば慢性痛も幻覚もあり得ると。ボーイスカウト歴も
ちょんと調べろよと語る。

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■ハウス

オフィスで夢を見るところから始まった今回のドラマ。
患者と戦場がどう影響しているのかなと思うようなオープニン
グ映像。ハウスって戦場で足が切断されていたのか、そして
従軍した経験が有るのか!?と思ったけど、単なる夢だった。

なんでハウスはオシッコが出づらくなっていたのだろうか。
ウィルソンが言うように薬の飲み過ぎなのか。
バイコディンではなく途中で処方されていた薬はアルフゾシン
という薬だったね。
ただ相当足も痛そうだったし、カッディに心を見透かされて
心も痛そうだったし、ハウスも散々。
相変わらず薬をパクパク食べながら風呂に入る姿。
そして夢で見た男性は何処でみた男性なのかで必死に悩んで
いた。

カテーテルを尿道に挿入して出ないオシッコを出していた
けど痛そうだったな。もっと細いカテーテルって存在するんじゃ
ないのか?

その後一度目の夢の際には患者の病室で採尿袋垂れ流し状態。
一度目の夢の中にヒントが遭ったと。


■カッディ

今回ハウスが見た患者はカッディからのご指名。
病院に多大な寄付を出してくれている出資者の甥らしい。

前回夜中にカッディの家を訪ねるハウスの姿が有ったり、
デートしているカッディの邪魔をしようとしていたけど、
ハウスがカッディに気がある事を再び指摘されて、ハウス
先生は戸惑っていた。そんなにデカイケツの女としていた
けど、流石に見苦しい言い訳にしか聞こえなかった。

■ウィルソン

今回の患者はがんの可能性が高かったので、ウィルソンも
チームハウスに加わるシーンが多かった。
夢の件で戸惑っているハウスに色々と言い聞かせるもハウス
が容易に受け止めるはずもなく・・。

尿が出ないと訴えるハウスに対して、寝たらどうかとつげ、
レム睡眠が問題を解決する鍵だぞと語っていた。

今回のハウスって夢を見たから眠れなくなったのかそれとも
痛みから眠れないのか。

■フォアマン、チェイス、キャメロン

チェイスとフォアマンの静かなる対決が有った。
チェイスが冒頭で唱えてた劣化ウランで腫瘍が進んだのではない
かとする説が有力になりちょっぴり得意げだったけど、実際に
は無関係。

チェイスとキャメロンがHの為に検査室を離れている事を
指摘された際にはキャメロンが空き部屋でHしていたと大胆
に話したのにフォアマンはチェイスと寝るはずないとして
笑う姿が有った。

キャメロンは確かにハウスを意識しているし、もう吹っ切れた
ことを言っていたけど、やっぱりハウスなのだろうか?
最近のハウスはゲームボーイ(PSP)をしなくなったね。
メトロイドしていた頃が懐かしい。

■今回の患者

ジーナ

やたらと水を飲む女性。尿崩症(にょうほう)で喉が渇くので
はないかとしていたけど、体系的特徴から彼女が体操選手で
幼少期に頭部を骨折して脳下垂体の異常である事を突き止めた。
胸がペタンは無いだろうって感じだけど。

ケリー

今回のメインの患者。
慢性痛、関節炎、持発性発疹、咽頭痛を訴えてきたもので、
軍の病院では湾岸戦争症候群という名前が付けられていた。
足の感覚が鈍り、そして口の中がねばねばしていたし、
耳も聞こえなくなり、MRIでは脳に腫瘍が見つかったりして
いたけど、結果的にガンではなく、遺伝性出血性毛細血管拡張症
だという。毛細血管が破壊されて動静脈奇形に陥っていた
ようでそれが悪さして体中を悪くしていたようだ。
なんだかよく分からなかったけど、治って良かった。

■使用された曲

・KC & The Sunshine Bandの"Get Down Tonight"
・Wolfmotherの"Dimension"
・Curtis Mayfieldの"Superfly"

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

ブレンダ・プレヴィン (Stephanie Venditto) 看護師
ウェンディ (Kimberly Quinn) 看護師
ベネット (Ingrid Sanai Buron) 看護師

ジョン・ケリー (Marc Blucas) 兵士、ハウスが夢に見る
ジーナ (Annie Quinn) 外来患者、脅迫観念症、脳下垂体異常
チェン (Hira Ambrosino) 医師/Anesthesiologist
--- (Keisha Alfred) Technician
ガルシア (Bert Belasco) PFC、兵士
フォレイ (Marco Morales)
--- (Bobbin Bergstrom) Nurse

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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