Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D. (シーズン3)




 

Apr. 24, 2007
第20話 救えない命 House Training

脚本/Doris Egan
監督/Paul McCrane
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ハーブは町中でカード賭博をしていた。
三枚のカードからクインを当てる単純なゲーム。何度か勝利
して賭け金を儲ける中、突然ハーブは三枚のカードを目にし
決められないと語り始める。賭博師は冗談を言うなとして
早く選択するよう要求するが、ハーブは
何故か選べないと
語った後に倒れてしまう。


すぐに
プレインズボロ教育病院に運ばれてくる。
フォアマンはハーブの症状に対して、
無為と呼ばれるもの
決断できなくなったもので、一過性のものだと語る。
脳虚血
発作で起こり前頭葉に血行障害があるのだろう
という。
最近何か飲んだ薬とか有るか?と尋ね、もしかしたら毒物かも
知れない事を語る。しかし何も薬は飲んでいないとのこと。
仕事中に何か毒性のものを微量に吸い込み蓄積されたのかも
知れない事を語ると、自分は現在無職だが、以前はペットショ
ップで熱帯魚を扱っていたとし、その前は無職で、その前は
電話セールス、その前は無職でその前はジーンズショップで
働いていた・・・・と。

ハウスに報告すると自由意思の損傷は興味深いなという。
トマス・アクィナスに助言を求めるべきかもと告げる。
キャメロンは血栓ができてそれが溶けたのだとして心エコー
をすべきではないか?という。しかし28歳で血栓は考えづらい
というフォアマン。ドラッグによる血管れん縮だろうという
チェイス。仕事を転々としているのは注意欠陥障害だと。
フォアマンは繰り返し仕事を変えているのは失業手当目当て
だと、薬物による原因だろうという。感染症の検査はシロと
のこと。15歳で中退し妊娠した子だとし、薬物使用を否定する
のは黒人の子ではないからなのかと問うフォアマンに対して、
チェイスはそれを否定し薬物検査はシロだと語る。
ハウスに指示を仰ごうとするが室内にハウスの姿はなかった。

ハウスはその頃、ウィルソンが二番目の妻・ボニーと遭って
いるのを観察していた。ハウスはまた二番目の妻に金の無心
でもされたのか?と問うが全て離婚の和解金は支払い済みで
彼女はそれで資格を取り不動産業を営んでいるという。
新婚旅行の際に買った
犬のヘクターを引き取れと言って来た
のだという。そんな事か・・・とハウスはがっかりする中で
ハウスはカッディを木曜日の演劇に誘った事を告げる。
ちょっとしたテストのつもりだったとし、俺にはノーだと言い
ウィルソンにはイエスと行った事を指摘。カッディはやっぱり
お前のことが好きなんだと語る。するとウィルソンはもう
ハウスの手には引っかからないとばかりに、木曜日には僕が
ホッケニーの絵を見に誘ったのだという。税金対策の出費だよ
と語るが・・・

ハウスはチームの元に戻ると、自由意思は必要だと語る。
何故患者は脳がフリーズしてしまうのか。自宅で毒物を探し
心エコー検査を改めてするよう指示する。

そんな中病院でフォアマンの父・ロドニーと遭う。
チェイスは軽く挨拶する中で、ロドニーは息子に会うと
この近くのホテルに現在泊まっている事を告げ、もうすぐ母
の60歳の誕生日だと語る。フォアマンが帰省せず8年も実家に
顔を出していない事を指摘し、
母親の記憶が忘れないうちに
帰ってこい
と告げる。

チェイスとフォアマンはハープの自宅を調べる。
古い家なので毒物だらけだという。アルベストだけでなく
建築用材や塗料にも毒物は含まれているだろうし、ドラッグ
だと思われる容器も有った。ヒ素や殺鼠剤を吸った可能性も
有るという。またドラッグ吸引用のパイプも有った。チェイス
は自分が検査するのでフォアマンは両親に会ってこいと告げる。

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■ハウス&ウィルソン&カッディ

相変わらず中年の恋駆け引きが行われているのか。
ハウスとしたらウィルソンがカッディのことをどう見ている
のか、そしてカッディの気持ちが何処に有るのか気になって
仕方が無いって感じ。四代目のミセスウィルソンになる前に
防ぐ必要が有るんだと語っていた。

カッディ曰く、ハウスの行動は他の子が選んだオモチャが
急に欲しくなった様な態度だという。
更にウィルソンへの気持ちは友達として過ごしたいだけだと
いうこと。

また今回ウィルソンの二番目の妻だった女性が登場。
ハウスが物件を購入をちらつかせて色々と探りを入れるところは
ハウスらしいところかも。
ウィルソンとボニーの初のデートはボストンで、彼はいつでも
傍にいてくれたとのこと。ボニーの方からウィルソンに襲った
ということ。そしてHのテクニックは有りとのこと。

別れた原因はハウスに有り、ハウスがウィルソンを必要だと
したことで彼はハウスの傍にばかり居たとのこと。

■フォアマン、チェイス、キャメロン

フォアマンは両親と対峙する話。
フォアマンの母親はいつの間にか認知症となっている感じ
だけどそれを知って実家に帰省しなかったのか、それとも
他の蟠りがあるのか。

チェイスとキャメロンは恋愛に於いて、チェイスがキャメロン
に接近。キャメロンはアナタとの関係は無いとしながも
チェイスが気持ちをぶつけていけば陥落しそうな感じもする。


■今回の患者

ハープ

突然自分の意思・決断が出来なくなってしまった女性。
フォアマンの母・アリシアが認知症だったので、そんな彼女
と比較する意味合いでの登場・役割だったのか。

フォアマンが対応していたけど、ハウスにしてもフォアマンに
しても患者ともう少しマジメに向き合えば今回の件は治せた
のではないかと思っててしまう。一番単純な病気に黄色ブドウ
球菌が原因だった。


■使用された曲

・Matthew Ryanの"Follow the Leader"

グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

ブレンダ・プレヴィン (Stephanie Venditto) 看護師
ウェンディ (Kimberly Quinn) 看護師
ベネット (Ingrid Sanai Buron) 看護師

ロドニー・フォアマン (Charles S. Dutton) エリックの父
ハープ (Monique Gabriela Curnen) 患者
アリシア・フォアマン (Beverly Todd) エリックの母・認知症
ボニー (Jane Adams) ウィルソンの二番目の妻・不動産業
--- (Charles Porter) Operator
--- (Thomas Webb) Suit
--- (Aulani Rhea) Nurse
--- (Bobbin Bergstrom) Nurse

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