Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D. (シーズン4)

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Oct. 9, 2007
第4話 病室の死者たち Guardian Angels

脚本/Russel Friend、Garrett Lerner
監督/David Platt
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アイリーンは葬儀場の納棺師の仕事をしていた。
死者の事を棺に納めるまでに色々と髪の毛を切る中で、アイ
リーンは突然目の前に男が立っているのを目にする。サイフ
ならば出すので何もしないでと懇願するアイリーン。急いで
職場のマーティンを呼ぶが、アイリーンは
死んでいるハズの
2人が突然彼女を襲いかかってくる
。マーティンは彼女の声を
聞いて急いで現場に駆け寄ってくると、彼女が床で
痙攣して
いるのを見つける。

チームハウスの候補者7名はハウスが到着するのを講義室で
待っていた。
サーティーンが患者の対応を誤り、男性患者と犬を死に至らし
めてしまったことに関して、アンバーは彼女にアナタの責任
ではないと語るが、サーティーンは気休めは辞めてという。

そんな中講義室には何故か電話機が置かれていてハウスから
電話が鳴るのを知る。ハウスはそこに集まっていた候補者
たちに患者のファイルは見たのかと告げ、
ボスレーに30分前に
渡したぞという。しかしハウスと共にオフィスにいたキャメ
ロンは、10分前までERに居たでしょと告げる。俺はキャメロン
がクリームモカフラペチーノを奢ると言ったから患者を引き受
けることにしたんだぞと告げる。またハウスはフォアマンの
事を話題にし、
マーシー病院のフォアマンは病院、上司の命令
に背いて首になっている事を語る。上司の逆鱗に触れたのだ
のだとし、噂で聞いただけだと告げるが・・・

ヘンリー(ボスレー)がファイルのコピーをはて来た物をみんな
に配る。患者の
アイリーンは24歳・女性・納棺師で、職務中に
発作を起こした
こと。
気絶する前に彼女は強姦される幻覚を
見ている
のだという。調べた結果、
てんかん、外傷ドラッグ
の痕跡はない
とし、
側頭葉の腫瘍の跡も無いという。
葬儀場の地下室なんて有毒物質だらけの職場ではないかという
タウブ。
ERが見落としたのではないか?とするアンバーに対して、ハウ
スは彼女を
性悪女扱いし、サーティーンのモノマネしても分か
るぞと告げる。
タウブはハウスに偽医者とはヘンリーの事なのではないか?と
告げ、
サギ師呼ばわりしていたのにまだここに居させるのか?
と問うが、トンネルに入ったとして誤魔化し耳を貸そうとしな
い。
ハウスはコールの事を相変わらず
黒人の宗教家のバカだと
呼び話題を誤魔化すと、ヘンリーと
マイノリティ(コール)に
遺体保管所を調べる様告げ、他の人たちにはMRI、脳電図、腰椎
穿刺、血球計を調べろと命令する。
キャメロンは
コールの事をそんなにからかわないで欲しいと
告げ、信心深いから楯突かないとでも思っているのか?
と訴え
る。ハウスはそれならば俺と賭けをしないか?とし、コールが
怒るかどうかの賭けだという。もしも俺を殴ったり70db以上の
声で大声を出せばキャメロンの勝ちだと語る。

アンバーとタウブはアイリーンの事をMRIにかける。
アイリーンは会話する中で、傍にコニーという母親が居るのが
見える。アンバーとタウブは先ほどのハウスとの会話を
引き合いに出すと、ヘンリーが資格が無いのにハウスを残して
いるという事は
ハウスにとって医師としての能力や資格は
二の次だと語る。単にオモチャが欲しいだけだ
と語る。

その頃、フォアマンは首になった為に別の病院で面接を受けて
いた。ピルチャー医師はフォアマンの経歴を見てハウスの
下で働いていた事を知り同情を示すが、マーシー病院を
辞めた理由は何かと問われる。正当な機会に恵まれなかった
のだとし、自分は患者を救ったのだという。しかしピルチャー
はそれは君の言い分で、僕の聞いた話では君が病院や上司の
方針に逆らったと聞いた事を告げるとフォアマンは認める。
もっと早くに去るべきだったなと告げるが、フォアマンは
不採用になる。

コールは遺体安置所を調べた結果、食事には問題がないが、
防腐処理液に問題がると告げる。エチルアルコールには精神
活性作用がある事を告げる、ハウスは
"このバカ"扱いし、
ヘンリーにもコールにそう言ってやれという。そのくらいの事
はERで検査済みだと語る。ヘンリーは霊安室で一昨年までの
ファイルに目を通したがその中に
肺炎で死んだ48歳の男性
遺体が有るとし、しかし解剖した結果肺炎で死んだ遺体では
無かった事を語る。精神錯乱、記憶障害、鬱とくればBSEを
疑う必要が有ると考えたハウス。しかしコールはアイリーン
はベジタリアンであり有機野菜を食べるような人である事を
語る。ハウスは生検をしろと語ると、ブレナンは24歳の女性
に危険ではないかという。しかしハウスは女性では無く、
亡くなった48歳の方だという。遺体を掘り出すのかと
いうカトナーやタウブはそれを拒否しようとするが、ハウスは
掘り起こすと考えるからダメなのだとし、もう一人埋めず
に済むと考えろと語る。
コールは自分は6時で帰宅するので
それにはつきあえない事を語ると、
ハウスは子守の為に帰宅
するのか?
とし、オートミールが服に付いていた事を指摘する。
妻はいないと告げると、女性に惑わされるとはお前の信仰心
にも迷いがあるなと語る。

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ネタ的には、ハウスがどんな人物をチームに求めるのかという
事が描かれた。優等生のヘンリーはハウスの気持ちをよく
分かるとして、次々と気に入られるような行動を取ったけど、
実際ハウスが求めているのは自分とは考え方も価値観も全く
違う人物のようだ。討論を重ねることで患者の症状を暴ける
というハウスの考えがあるようだ。

ドラマの中で、ボスレーがどうとか、5人のエンジェルが・・
と語っていたのは、
「チャーリーズ・エンジェル」ネタだった。
現在TOKYO MXで旧バージョンのチャーリーズ・エンジェルの
シーズン4が放送中。今回所長のチャーリー役がハウスで
意図的に電話を使っている辺りが笑えた。
ボスレーはヘンリーだった。そしてチームになる3名のエンジ
ェルは果たして誰に該当していくのか・・・



■ハウス&ウィルソン

最近あんまりウィルソンとの会話が無いな。
これだけハウスのチーム候補生が居ると流石に絡みも少ない。

アイリーンがハウスの叔父のウォルターが見えると知った際に
ハウスとしては実際の所どう感じたのだろうけどね。
ただアイリーンを信用させる為にハウスは演技したとは言って
いるけど、ハウスが勝手に情報を流したというところなのだろ
うか?
俺は騙された振りをしているんだとした際にウィルソン
のオフィスのソファで眠る姿はなんとなくぼのぼのシーン。

■ハウス&カッディ

ハウスとカッディの絡みも殆ど無かった。
カッディはハウスが暴走して墓堀をしている事に関して、
病院のラウンジが泥だらけだとして非難。女性に泥レスを
させていただけだろうと言い返す辺りはハウスらしいところ。
ただカッディも墓の下に眠る男性がクロイツフェルドヤコブ病
かも知れない事に言及すると、目を輝かせていた。

因みに泥掃除はタウブにさせていた。

■その他

キャメロン、チェイス、フォアマン

キャメロンはハウス先生が相変わらず好きなのか、ピンクの
白衣ならぬピンク衣でハウスのオフィスを尋ねていた。
コールに対して、ハウスに採用される為のアドバイス。
コールがハウスのいびりで怒るか、それとも大人しくしている
かで100ドルの賭けをした。

チェイスもまたコールとの絡みでハウスに対してアドバイス
をもらうも、執刀中でしかもハウスが見ていた事も有って
深くは言及しなかった。

フォアマンはマーシー病院を首になったので別の病院を探す。
ハウスから教わったとするアドバンテージはそれなりに有りそう
だけど、3週間で首になったとする事実はフォアマンもハウス
の様な問題児だと受け止められたのだろうね。
カッディは途中でフォアマンをプレインズボロ教育病院に好待遇
で引き抜こうとするが、フォアマンは最初は断る。しかし
最後に自分には何処にも行くところがないと分かった際には
カッディの元を尋ねて大きな顔をするも、完全にフォアマン
の行動を見透かされて、好待遇は無しだとされていた。


テスト生たち

アンバーがカッディの元にいく行動に対するカッディの対応が
面白かった。アンジーとしては法を犯したくないので、墓堀に
は参加したくないのてせ、カッディから別の仕事を貰おうと
していたみたいだけどね。
カッディは話を聞かず、セクハラならば人事課へ、ストレス
なら労災を、犯罪行為の告訴ならばプリンストン・プレインズ
ボロ警察に行ってと語っていた。ハウスのする事が嫌ならば
すぐに辞めなさい、今は序の口よという辺り、ハウスの事を
熟知しているカッディらしいところかも。

アンバーの抜け目の無さは相当凄い。
特に今回はサーティーンの謎を探ろうとしていて、犬の首輪
を彼女の前に置いておく所など相当意地の悪さが出ていた。

ハウスはコールの事を相当いびっていた。
特定の宗教に固執する人物を何故そこまで嫌うのかは理解
出来ないけどね。最後にコールはハウスを殴ったり、
最後のバラ(ボタン)を渡す際に、ハウスはコールにボスを
殴ったのに居座る気か?と問うと、さっさと花を寄越して
黙れよと語った時にはちょっと驚いた。


■今回の患者

・アイリーン

突然発作が起きて幻覚が見えるようになったとする女性患者。
幻覚、発作、妄想、血管収縮、肝臓が内側から壊死していく
ことで、病状が悪化していく。
妄想が出た際に、コールの股を探りだしてよだれを垂らしたり
するアイリーンの姿が有ったし、冒頭ではレイプされるような
幻覚を見たけど、性的な問題が何か関わっているのかなと
思った。
結果的にトリップしたという事を発見したのは誰でもなく
アンバーだった。
トリップするものはチョウセンアサガオ、ベラドンナ、
マンドレイクの根、黴のパンなどが有り、麦角病だと突き止め
た。殺菌処理していないライ麦パンを食べたのが問題で、
これまではミルクを飲んで中和されていたのだという。
プロモクリプチン投与であっさりと症状は治ってきた。

母の幻覚が消えるのは寂しいけど、十字架のネックレスが
合わさっていくところが印象的だった。


■使用された曲



■検索用キーワード

・遺体のプライバシーまで犯したのに・・
・手術ゲーム
・ミトコンドリア病だけで40以上
・アミロイドーシスから検査しろ。最後は「ゼット」ミロイド
ーシスか。
・進化論にはケチを付けないなんて偽善者め!
・LSDを作る原料にもなる


グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

(候補者7名)
アンバー・ボラキス (Anne Dudek) 性悪女
ジェフリー・コール (Edi Gathegi) "BIG LOVE"、モルモン教、子
クリス・タウブ (Peter Jacobson) 整形外科医
ローレンス・カトナー (Kal Penn) 中東系
サーティーン (Olivia Wilde) ERから来た医者、謎多き
ヘンリー・ドブソン (Carmen Argenziano) 自称21歳 医師免許無し
トラヴィス・ブレナン (Andy Comeau) 国境なき医師団

アイリーン (Azura Skye) ウクライナ系
コニー (Caroline Lagerfelt) アイリーンの母
ピッチャー (Tom Wright) 医師
ブラディ (Scott Alan Smith) 医師
--- (Kenneth White) Old Man
マーティン (Jerry Hauck) 葬儀社、アイリーンの上司
--- (Bobbin Bergstrom) Nurse
Mr.フランクリン (Vince Deadrick Jr.)
--- (Jose Vasquez) Gang Banger


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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