Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D. (シーズン5)

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13 Oct. 2010
第14話 負けるが勝ち The Greater Good

脚本/Sara Hess
監督/Lesli Linka Glatter
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料理教室をしているアンソニーの元にダナは助手として働く。
しかしそんな最中、ダナは自分の体調が悪くなることを感じる。
唇が青い・・・チアノーゼが出ている。背中や胸の痛みは
自然気胸だという。すぐに医者を呼んで欲しいと訴えると彼女
はその場で倒れてしまう。

サーティーンとフォアマンは半同姓状態だった。
寝ているサーティーンのことを見ているフォアマンは、ヨダレ
を出して居るぞとからかう。
一方ウィルソンは洗い物をする中、アンバーの口紅のついた
コーヒーカップだけは洗えずにいた。

ハウスは病院に到着すると、エレベーターが運転中止だと貼り紙
が有った為に仕方なく階段でオフィスに向かう。息を切らして
オフィスにいくと、カトナーを除いたメンバーが集まっていた。

患者はダナ・ミラーでがん研究者が自然気胸で運ばれて来た
ものだという。しかし自然気胸など原因は五万とあると告げ、
他の医者がもっと原因を絞り込んでから俺たちが見ることに
しようと語る。しかしサーティーンは、ダナは網膜芽細胞腫の
治療を可能にする人物であるので、なんとか助けたいことを
唱える。患者は喫煙者でもなく慢性閉塞症肺疾患もないと語る
中、肺がんなのか、それとも道のアレルゲンによる原因では
ないかと語る。そんな中カトナーが遅れてやってくると、
ハウスは彼がエレベーターで来た事を知る。
喘息にステロイドを使用した為に起きたのではないかとすると
ハウスはCTを使って過膨張を見つけろと指示する。

タウブとサーティーンはダナについて話す。
今は医者はしておらず、8ヶ月前に辞めていること。
子宮筋腫が見つかり良性だったが、破裂して緊急手術を経験
していることだった。ダナは今は死ねないとし、幸せではない
こと。したい時にしたいことをするのだとして、これまで
研究と実験の毎日だったのが、やるハズのことで有って、決して
やりたいことではなかったのだと語る。その為に現在は料理の
勉強をしている事を知る。

ハウスはカッディのオフィスにいくと、カッディは娘のライブカ
メラ映像をパソコンで見て楽しんでいた。エレベーターが壊れ
ていることを指摘すると、これは水星の逆行なのか?と問う。
エレベーターをやっつけようと告げると、カッディはこの原因
はハウスに有ることを暗に非難する。私は休みをとって小型エレ
ベーターと過ごしたかったのに、エレベーターシッターと家に
残すハメになったこと。貴方が私の代わりのエレベーターを
辞めさせたからだという。貴方の言う事を利かせられる人が
私以外にいないので仕方なく病院に来た事を告げると、ハウスは
俺は君の言う事もきかないぞと語る。仕事をするか家に帰れと
いうハウスは俺を巻き込むなという。するとカッディはアナタは
私をアナタレベルに落としたのだとして、復讐する事を示唆する
のだった。

検査の結果、喘息ではなく肺気骨も正常。8ヶ月前の子宮筋腫
が気になる事を告げる。中止静脈点滴が肺の近くに穴を開けた
のか?と疑う。
カトナーはダナが医師を辞めていることに少なからずショック
を受けていた。カトナーは研修の時に、網膜芽細胞腫の4才児
の患者を診た事を告げる。
例えソークの人生が惨めでもポリオワクチンほ開発して欲しい
というサーティーン。しかしハウスは人間とは私利私欲に走る
ものであり、ダナにも自分の人生があるのだという。カトナーが
ここに居るのは幸せだからだろうと告げる。タウブとフォアマン
は他に道がないからここに居るのだとし、サーティーンは
死ぬ前に人生が意味あるものだと感じたい為に居るのだろうと
指摘する。

そんな中、ダナが間質性陰影と肺線維症が有るので、生検をして
調べる様告げる。
ハウスはフォアマンに対して、大事な人に気を配ってやれと
告げ、治験をあざむいていることに何か迷いがあるのかと問う。

フォアマンはサーティーンの治験を行う中、彼女が頭痛に悩ま
されている事を知る。多分イブプロフェンを飲んだからだろう
とし、ただの頭痛だと語る。今になって治験の副作用が出ると
いうことでも無いだろうというサーティーン。
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■ハウス&ウィルソン

今回はハウスとカッディの対決を眺めつつ、ウィルソンと
は同業者である腫瘍科医師・ダナがこれまでの腫瘍科として
研究者としての地位を投げ捨てて生き方を模索している
のを知ってウィルソン自身が拘りから抜け出せずにいる
アンバーとの関係になんか区切り付けていくという展開
だった。
ハウスが出入り口のトラップで転ばされた事に関して、
「カッディのSeal訓練がついに役に立ったのか」と指摘
する辺りが面白かった。ハウスは「道化学校のオーディション
の練習だ」と語っていたけどね。

■ハウス&カッディ

今回はなんと言ってもカッディの嫌がらせに対して、対抗
すれば思うつぼだとしたハウスが次々とカッディによって
仕掛けられていく所が笑えた。
ハウスとしてはカッディに職場に戻って欲しいのだろうし、
職場にいるカッディこそ彼女らしさがあることを唱えたかっ
たのだろう。今回どの医師たちも一度は、何故今の職場に
居るのかを考えさせられるところに繋がっているので、
カッディ自身の本音はどう感じているのだろうね。

杖(ちっちゃいハウス)を奪ったり、エレベーターを使用させ
なかったりとカッディとしては相当怒っていたのかな。
ハウスが指摘することがいちいち的を射ているというところ
も癇に障るっていうのは有るのだろうけどね。
ハウス夫人に成り済まして管理人に暖房と電気を止める
連絡が入ったとしてソファーで寝るハウスの姿も有った。

■その他

キャメロン、チェイス、フォアマン

今回はフォアマン以外モニタの前に一切出演しなかった。
その変わりにフォアマンは今回相当大きな扱いだった。
ハウスもフォアマンに対して治験でのアドバイスを求め
られた際に、「愛しているならばやれ」と後押ししたことを
気にして居るのか、随分とフォアマンに声をかけるシーン
が多かった。ハウスはサーティーンに視野狭窄があると
いうことを一瞬で見抜いていたし、ホントに観察眼が鋭い。


サーティーン、カトナー、タウブ

サーティーンの死期ってかなり近い感じだね。
まさかここまで悪化しているとは思わなかったけど。
シーズン5の20話のタイトルが「突然の別れ」なのでこの辺りが
ヤバイのかなとか想像するものがあるけど、シーズン7の
18話に「帰ってきた13番」ってタイトルがあるのも気になる。
頭痛がすると言う際にはコデインの服用をしていた。バイが
つかないだけまだ良いのか?
フォアマンがキャリアを潰してでも製薬会社に助けを求め
ようとした際には、ハウスがサーティーンに告げて止めさせた。
ハウスはフォアマンがサーティーンに行っている未認可の
薬の件を楽しく見ている感じで、もうすぐ俺の誕生日で
有り、楽しませてくれる・・みたいな事を語っていたり。

カトナーとタウブは最近ワンセットで扱われることが多いな。
タウブもカトナーも結構ズケズケと物を言うタイプだよね。
タウブは奥さんのレイチェルとの関係に於いて赤ちゃんが
欲しいと思い始めている感じ。でも妻は赤ちゃんが居らない
と思っている様で今の生活が気に入っているようだ。
でもタウブってあんまり家庭サービスしているそぶりも無いしね。

ハウスがカトナーとタウブの二人を刺して「ディーバッグ!」
と呼ぶシーンが有った。

■今回の患者

ダナ

発音を聞いているデイナに聞こえていたけど字幕を見ていたら
ダナになっていたのでダナで統一。
いつものように病変はもの凄く変わっていった。
カッディとのやりとりでピンと来て、8ヶ月前の子宮筋腫の
手術の際のことが問題だった様で、腫瘤を取り除くまで
活かすためにアイスを食わせて「フォーエバー・フレンズ」
でも見せろ!と語った所が笑えた。

■使用された曲

・Joshua RadinのBrand New Day

■検索用キーワード


グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

クリス・タウブ (Peter Jacobson) 整形外科医
ローレンス・カトナー (Kal Penn) 中東系
レミー・"サーティーン"・ハドリー (Olivia Wilde) ERから来た医者
--- (Bobbin Bergstrom) Nurse

ダナ・ミラー (Judith Scott) 元がん研究者、患者
レイチェル・タウブ (Jennifer Crystal Foley) タウブの妻
アンソニー (David Purdham) 料理学校


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)


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