Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D. (シーズン6)

http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/723





November 16, 2009
第7話 ハウスとチーム Teamwork

脚本/Eli Attie
監督/David Straiton
--------------------------------------------------------
リックハンクは撮影に挑む。予算がカットされた上に最近は
ネットで無料動画サイトに流されDVDも売れない時代だとし、
自分達は仕事をするだけだという。そんな中、撮影しようと
すると突然ハンクは目が痛いとし破裂しそうだとして倒れる。

キャメロンとチェイスは出勤しようとしていた。
キャメロンは貴方は患者の命を奪って隠していたが私は耐えら
れると語る。一緒に乗り越えようというが、今の病院は辞めた
方が良いのではないかという。ディバラの病室もろくに通れない
状況ではやれない事を告げ、やり直すならば今だと語る。

フォアマンとハウスは二人で担当する患者について話す。
フォアマンはボスとして生後8ヶ月の子供を担当しようという
がハウスはポルノ男優のハンク・ハードウィックを選ぶ。
羞明を訴える患者だった。フォアマンは足の弱い乳児を見る
べきだとする中、カッディがやってくる。足の弱い人を熟知
している人が来たぞと語るとカッディはハウスに届いた封筒を
渡す。そこには医師免許が入って居た。フォアマンはその瞬間
先生がボスに戻った事を告げ、患者はAV男優だと語る。

チェイスはチームを辞めると語る。仕事はこれから探すと
語ると、寂しくなるというフォアマン。ハウスはフォアマンと
二人になったチームの中、性感染症と毒物検査、炎症、
自己免疫疾患の有無を調べようと語る。

ハンクは性病の検査は定期的に受けている事を語る。
結婚して二年だというハンクは妻・レクサもポルノ女優だと
いう。仕事を家庭に持ち込まないので夫婦が長く続くもの
だという。ハンクはフォアマンに対して鬱病や心の病もなく、
健康そのものだという。この業界には父親との問題を抱えている
事が多いが自分は郊外育ちで真面目なユダヤ人だという。
そんな中今度は腕が痛いと訴える。筋収縮が起きているとして
すぐにヘパリジンを投与しようと看護師に告げる。

ハウスとフォアマンは患者のことを話合う。
ユダヤ系、巨大な陰茎に羞明、そして筋痙攣。
ハウスはタウブがつとめている整形外科医へと尋ねていくと、
お前が今でもチームとして相応しいか調べに来たという。
しかしタウブはここでは毎日6時には帰れるし週末も休みが
取れるのだとして、チームに戻るつもりはないと語る。
しかしハウスは構わず、毒物検査はシロでウィルス性のもの
も既に除外していると語る。戻る上での唯一の障害は妻だな
という。タウブは目と筋肉を結びつけるのは唯一、脳ではないか
と告げる。

一方ハウスは同様のことをサーティーンの元に行って話す。
ハウスはタウブは脳だと言っているが、目と脳を支配する領域
は違うとして語る。サーティーンはタイは最高だった事を告げる。
二時間後には地域診療所で面接することになっているのだとして、
チームには戻らないと語る。

ハウスはフォアマンの元に戻る。
二人共復帰を望んでいないのではないかとすると、ハウスは
戻る上での障害はタウブは妻でありサーティーンはお前だと
語る。チェイスとキャメロンは死んだ独裁者が障害だという。
彼らはみんな仕事自体がイヤなのではないという。
フォアマンは患者は脳血管炎ではないかと告げると、それならば
ステロイドを投与し、脳血管造影と筋電図、神経生検をしろと
語る。

ハウスはウィルソンの元に相談に行く。
4人とも雇いたいが枠は3人だというハウスは誰を落とせば良いか
と問う。しかしウィルソンはなんであの4人に拘るのだと告げる。
チームを嫌がるのは複雑な人生を送っているからだというハウス
に対してウィルソンは君だってカッディに近づくために学会に
行っただろうと告げる。ハウスはなんとかチームを立て直さない
といけない事を語る。

フォアマンは自分一人では検査しきれないのでキャメロンと
チェイスに助けてくれるよう頼む。しかしキャメロンは貴方も
チームを辞めた方が良いとするが、フォアマンはチェイスに
対して借りを返せと語る。
キャメロンはビタミンD欠乏症か食事制限と日光が不足している
為に低カルシウム血症ではないかと告げる。
ココにいる限りハウスに従わないといけないというキャメロン
だがチェイスはキャメロンに従うという。前に進むべきだろう
とのことだった。
--------------------------------------------------------
■ウィルソン

ハウスはウィルソンに対して、キャメロンとチェイスが辞めそう
だが、新たにタウブとサーティーンを引き入れようとしている
事を語る。何故そんなに拘るのかと問われる姿。

4人ともオレの下で働きたいのに働けない理由を無くさせるには
どうしたら良いのかと相談するハウスの姿も有る。

ウィルソンとしてハウスがまた元の人間性に戻り始めたことで
ちょっぴり意味深な発言をしていた。
カッディに捨てられたからこそ知っている人に癒しを求めている
のだろうとし、ウィルソンは自分が調子を合わせているから
こそ成り立つ関係である状況を語り、僕が調子を合わせなければ
君も気が付くのかもしれないと語る姿が有った。

■カッディ

いよいよカッディから医師免許を受け取りハウスもご満悦。

ウィルソンからカッディに対して、ハウスが部下たちをストーカー
しているのは君のせいだと言われていた。ルーカスの何処が
良いのかと言われるが、私の人生は私のやりたいようにする
というカッディ先生。


■キャメロン、フォアマン、チェイス

ハウスはキャメロンに対して、チェイスが告白しそれを受け入れた
ことに関して彼女に言及していた。第二のアミンを殺したことを彼は
ぶちまけたのかと問い、他の十戒を破っても良いのかという
ものだった。許したというキャメロンに対して、マザーテレサ
ばりに心が清く慈愛に満ちたお前ならばチェイスの元を去ると
いうことを早い段階から語るハウス。キャメロンはフォアマンが
自分たちに助けを求めにくるであろうことを知っていたのだろう
とし、ハウスの小ずるさを抓る。二年前に俺がチェイスをクビに
した際にお前は辞めたし、お前が殺人の重みに気づけば夫婦関係
は壊れるとして、その理由を語る。


キャメロンはチェイスはハウスによって毒されていると感じて
いる人だった。当然ディバラに関してはキャメロンが思い違い
をしている部分があるにせよ、今回の一連のハウスが行って
いる行為は、医師としての行為を逸脱して他ならないものが有った。
キャメロンが最期に語るまで気が付かなかったけど、ハウスは
AV男優の病状については最初から全てを理解した上で、チーム
のメンバーをふるいにかけるために、患者の命の危険にさらして
まで彼らに付き合い間違った薬物の投与をして誘導していた
ところがある。
それを見抜いていたキャメロンはやっぱり凄いのだけど、
これでチームを抜けてしまうというのは少し残念な感じがする。
これ以降のエピソードで実質的に登場するのは
Season 6, Episode 16
Season 8, Episode 22
だけなので、ちょっと寂しい気がする。せめて前のようにERで
働いていてくれたら良いんだけどね。
チェイスとも離婚という結果となった。
先生が好きでしたというキャメロンの最期の言葉と共に頬にキス
していく姿。理解しようとしたが結局行き着いた先は、ハウス
がしているのは神のまねごとで、患者をモルモットにし、
そして病気を治すよりも謎解きが優先されるという人物である
ことを告げていた。

フォアマンとの関係に関しては、またしてもボスが入れ替わり。
フォアマンはサーティーンが戻ってくることでどういう反応
を示していくのか。

■サーティーン、タウブ

タウブに関しては、タウブが今の生活に満足がいっていない
理由の中に、株取引をしていたり浮気したことを告げ、平凡な
ものではなく、リスク性を求めている事を告げる。
タウブの元に近づくハウスは偽名としてタカヤマを名乗っていた。
整形外科医ならばタカスだろうと小一時間だけど(笑)
タウブとハウスのやのとのが面白く、ハウスがタウブに嘘付き
呼ばわりした際には、あなたは依存依存症だ語る姿が有った。

サーティーンはタイから帰国。
タウブにもサーティーンにも同時に患者の病状をFAXで知らせて
彼らのやる気スイッチのボタンを押すよう仕向けている姿がある。
サーティーンの元にはターナーからペイソーケン無料診療所での
採用が決定したとする報告が有るも、ハウスからは残りの時間
で人助けをしたいと思っているのであろうことを言われ、サーティ
ーンもそれを認めていく。

■今回の患者

・ハンク

今回は患者は幼少期から厳格な家庭で育ってきた男性でそれに
反発心を持ちなんと選んだのはアダルトビデオの俳優だった。
俺は抑圧された性を解放することでカップルの多くを救って
きたと自負する人物でモラルなんて気にせず好きにすれば良い
と言われることで、チェイスは自分勝手な行動には必ず報いが
有るとし、規範・モラルというものは勝手に作れないと語る
姿が有った。
更に彼はチェイスと俺は同類であり、社会に押しつけられた
ルールブックを放り出したくはないのかとし、良心など、
論理的根拠もないのに常識だからそうしないといけないと
思っていることに疑問を投げかけていた。

病気としては結果として、汚れた仕事によるものではなく、
寧ろ清潔すぎる生活をしてきたことが問題だったという皮肉なもの。
寄生虫を駆除したことで病変が悪化したけど、過去にも病気の
ウィルスが別のウィルスの抗体的役割を果たして病変を
鈍らせていたというケースは有ったよね。


■使用された曲

・The Whitest Boy AliveのGolden Cage
・Jets OverheadのWhere Did You Go?
・Windy WagnerのReflections of You

・Reflections of You by The Source
・I Want the Music by The Source

■検索用キーワード


グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

レミー・"サーティーン"・ハドリー (Olivia Wilde) ERから来た医者
--- (Bobbin Bergstrom) Nurse
クリス・タウブ (Peter Jacobson) 元整形外科医

ルーカス・ダグラス (Michael Weston) 探偵
レクサ (Jolene Blalock) ハンクの妻、AV女優
レイチェル・タウブ (Jennifer Crystal Foley) クリスの妻
リック (Ben Giroux) 撮影チーム
ハンク (Troy Garity) AV男優・患者
フィリス (Deborah Quayle) タウブの患者
Mr.クリングマン (Paul Hayes) タウブの患者
--- (Felicia Chong) Party Girl
--- (Charlie London) Jogger on treadmill



inserted by FC2 system