Dr.HOUSE ドクター・ハウス
House M.D. (シーズン6)

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November 23, 2009
第9話 医師ウィルソン Wilson

脚本/David Foster
監督/Lesli Linka Glatter
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ウィルソンはハウスの奏でる音楽・歌で無理矢理起こされる。
夕べ弾きたくなったのでアパートから持って来たという。
午前6時33分、いつもならばもう起きても良いのではないかと
いうハウスに今日は病院を休むのだと告げ、狩りに行くのだと
いう。今年も行くのかと問うと身勝手なクソ野郎といくなんて
変だというハウス。彼は友達だというウィルソンは、どうやら
俺は身勝手なクソのようなヤツを好きになるみたいだという。
相手はお前のことをジムなんていう男だぞというと、ジムは
ジェームズの愛称だろうという。ウィルソンはハウスのことを
リムと言ってからかう。

ウィルソンはタッカーと今年も狩りに来る。
七面鳥を取りに来るが二人共射撃の腕は今ひとつだった。
化学療法の薬、2004年5月30日、午前10時7分と書かれた薬の
袋を木に貼り付けるウィルソン。ウィルソンから白血病の治療
に成功しなければ余命半年だと言われたこと。しかしその半年後
の2004年11月30日に俺は生きていたこと。そして一年生きられた
ことに感謝し、今年はもう5年目だという。あと何羽七面鳥を
逃がせるかなと笑いながらジョークを飛ばす。
そんな中タッカーは突然腕が動かないとして訴えると脳卒中で
も起こしたのかと問う。

ウィルソンは病院へと運ぶ。
CT検査では脳卒中ではないなかった。
ウィルソンはタッカーの病室にアシュリーという女性がいる事
を知り娘かと勘違いするが、恋人だという。白血病の再発なのか?
と問うアシュリーに対して、血球数や血球形態を調べたが一切
異常はなかったという。原因は何なのか。アシュリーのあごに
ヘルペスが出来ている事を知り、いつ出来たものなのかと問う。
2週間前だという。ヘルペスはウィルスの感染によって出来るもの
で、キスした際に移って脊椎に感染したのだろうという。
恐らく横断性脊髄炎だという。アシクロピルを投与しようと語る。

ウィルソンはハウスの元へいく。
するとウィルソンは先ほど僕の中にハウスが舞い降りたぞと
告げ、へルペスから横断性脊髄炎を導き出したのだという。

ハウスのチームはフアンという巨漢の男の腹痛の原因を調べて
いた。胆石なのか?というチェイスに対してハウスは採血するよう
告げる。ハウスはウィルソンに対してタッカーは白血病だと
告げ、100ドル賭けるという。なんでタッカーの事を知っている
のだとすると、お前の為に嗅ぎ回ってカルテを手に入れたのだと
告げる。白血球数減少と腕の麻痺の答えは白血病の再発だという。
しかし急性骨髄性白血病を示す細胞は見つかっていないという。
だが白血病だと言って聞かないハウスに対して、フローサイトメー
ターよりも君の白血病探知機の方が正確だというのか?と問うと、
稀な疾患よりも有り触れた疾患を疑えというだろうと告げ、
ウィルソンはその鉄則を忘れているのだという。友達がガンだと
いう診断は下せないのだろうとし、もっと客観的になるべきだ
と語る。お前の思いやりが判断を鈍らせているのだという。
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■ウィルソン

今回のウィルソンは患者のタッカーと懇親にしていたが、ハウス
は冒頭からタッカーとウィルソンの関係に気に入らない素振りを
見せていた。ウィルソンがハウス以外の人と付き合っていることに
正直気に入らないのかなと思っていたけど、本当に最終的には
ゲスな相手だと分かる。

冒頭からハウスの嫌がらせの目覚まし音楽(笑)
益々ウィルソンから嫌われてしまうのではないかと思うところ
が有ったし、途中の展開を見てもウィルソンの思いとは正反対
の主張をしているハウスの態度に憤り感を募らせていたので
この二人の関係は大丈夫なのかと思う所も有った。

ウィルソンはタッカーの白血病が再発したとは思いたがらず
目を背けてしまったのだろうか。
別の患者に於いては、彼は敏感に会話の中から病変があることを
見抜いていたし、タッカーとの関係は近すぎたのが問題だったのか。

ハウスは白血病の再発に100ドル賭けていた。
ウィルソンはそれを否定する為に別の難しい症状を探っていく
ことになる。

タッカーの為に家族と連絡を取ったり、臓器ドナーを拒否している
日系の女性に頼みに言ったけど断られてしまった。
宗教上の理由とされていたけど、日本人って基本火葬が主流なの
で、もう少し臓器提供率が上がっても良いんじゃないかと思うん
だけどね。自分も亡くなれば臓器提供したいなと思うけど、
薬を飲んでいるので先ず無理か。

ハウスがウィルソンの患者の薬を止めて睡眠障害が起きている
という状況を作って病室に呼び出すハウスの姿が有ったり、トイレ
に入って居るハウスの扉を開くウィルソンの姿が有ったり、
会議中にズカズカっとハウスが入って行くところが笑えた。

■カッディ

今回はウィルソンに頼んで不動産業者のボニーからルーカスと新しく
住む場所を買いたい旨を頼まれる。しかしボニーのことはカッディ
も知っているので、カッディがウィルソンに頼んだ真意は、
ルーカスと同棲することに関して、ハウスやウィルソンにも認めて
欲しいところが有ったのかな。

ただウィルソンはハウスには言わずにカッディと話を進めていた
理由としては、今までのカッディとルーカスの付き合いは単なる
キスや性交渉だけだとおもっていたけど、同棲するということは
家族になるということで、ハウスのことを心配してのことだった
ようだ。

「ルーカスと付き合う罰を与えるんだろう?」「大丈夫か?」
「大丈夫じゃないよ」「あがいてもダメだから大人しくしているしか
ない」
ハウスも大人になりました。

■フォアマン、チェイス

キャメロンが居なくなってしまった後のエピ。
キャメロン目当てで見ているところも有ったのでJennifer Morrison
さんが居なくなるというのはちょっと寂しい。
実際に彼女・チェイス役のジェシー・スペンサーとはシーズン3の
頃に付き合っており、一時期婚約までしていたのだけど、残念ながら
このドラマと同様に破局になってしまった。

チェイスは今回手術役で登場したくらいか。
フォアマンの登場もコンサル時に謎のメキシコ人がポップコーン
の煙を吸って肺がやられたという台詞を語ったくらいしか思い出せ
ない。

■サーティーン、タウブ

この二人も今回の登場は少なかったな。
検査していたシーンしか思い浮かばない。
色々と病名は出していたと思うんだけどね。

遺体安置所でランチでも取っているんじゃないですか?と言って
いたな。

■今回の患者

・タッカー

5年前に白血病を患った患者。
家族にはメリッサとエミリーという美人な妻と娘がいて、離婚
した後、今度は年下の女性のアシュリーというまたまた美人と
付き合っている。

まるで友情を盾に臓器を奪っていくなんて、LOSTのロック親子
状態。

これを期にウィルソンも患者との距離を置いていくのかな。
でもカッディ先生は、ウィルソンを腫瘍科を任せた理由は、
その優しさにあると言っていたしね。

■使用された曲

・Hugh LaurieのFaith
・A.A. BondyのA Slow Parade

■検索用キーワード


グレゴリー・ハウス (Hugh Laurie) 偏屈な医者
リサ・カディ (Lisa Edelstein) 院長
エリック・フォアマン (Omar Epps) 黒人
ジェームズ・ウィルソン (Robert Sean Leonard) 冷静
アリソン・キャメロン (Jennifer Morrison) 女性
ロバート・チェイス (Jesse Spencer) 金髪・美形

レミー・"サーティーン"・ハドリー (Olivia Wilde) ERから来た医者
--- (Bobbin Bergstrom) Nurse
クリス・タウブ (Peter Jacobson) 元整形外科医

ルーカス・ダグラス (Michael Weston) 探偵
タッカー (Joshua Malina) ウィルソンの患者・5年前に白血病
メリッサ (Katherine LaNasa) タッカーの元妻
アシュリー (Marnette Patterson) タッカーの現恋人
サンディ (Christina Vidal) 看護師
デル・クリントン (Willie C. Carpenter) 化学治療、孫がいる
エミリー (Jessica Whitaker) タッカーとメリッサの娘
アイコ・タナカ (Marisa Tayui) 弟が事故死
ソウル・コプロビッツ (Robert Katims) 不眠を訴える。ハウスが薬を止め
Dr.デラジオ (Anna Khaja) 腫瘍科の会議でウィルソンを誉める
フアン (Gil Espinoza) メキシコ人、ポップコーンダイエット



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