ステート・ウイズイン 〜テロリストの幻影〜
(2006 イギリスBBC) The State Within

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/statewithin/


第1話 旅客機爆破


脚本/Lizzie Mickery、Daniel Percival
監督/Michael Offer

なんだか登場人物が多くて分かりづらいというのが第一印象。
しかもまだ覚えきらない内に次々と重要そうなネタが割り振ら
れて居る感じなので、色々と見落としてしまいそうだ。

NHKのホームページにストーリーの詳細が書かれているので
その辺で知識を補うしかないかという感じ。
しかも来週は放送が無いようなので正直顔を覚えている自信が
無い。このNHKの番組編成は本当に酷すぎると思う。

冒頭の旅客機爆破・墜落の映像はもの凄く迫力があった。
飛行機の爆発というよりも、爆破後の残骸が地上を走行する
車に凄い勢いで降ってくる映像。一瞬にして現場が修羅場と
課して火の海になるところは、相当金掛けて掴みの映像を
製作したなという感じがした。

アメリカのイギリスの駆け引きが繰り広げられる。
アメリカは当然アメリカ国内で起こったテロでも有るし、民間人
を失ったことでイギリス政府を非難。
何と言っても容疑者はイギリス人イスラム教徒という事で、
すぐにアメリカ国内のイギリス人イスラム教徒を拘束する。
海外ドラマ「24」のシーズン6でも同様の展開になったな。
イギリスは人権差別だと非難するも現実に起こった事実を前に
するとそれも仕方なしと言った感じか。

よく分からないのが、ウェストバージニア州で起こっている
顛末。訓練で死亡した兵士らしき人は何だったの?
NHKのホームページ見るとこの人たちがテロの実行犯みたい
だけどね。
更にフロリダ州に収監されている死刑囚ルーク・ガードナーが
どのように事件に関わってくるのか。フォークランド紛争の
英雄とか言っていたな。何故死刑を宣告されているのかも分か
らねば、背景とか事件の関わりとか全然分からない。

英国大使館参事官のニコラスとアメリカ国防次官で国防情報
局長のクリストファー・スタイルズがゲイでカップルという
気持ち悪いシーンまで見せられ、マークとジェームズ・シンク
レアの関係とか、彼らの会話を録画している男の存在とか、
何一つ分かるものがない。

ドラマが進んでいくと盛り上がってくるだろうか?

マーク・ブライドン (Jason Isaacs) イギリス大使
ニコラス・ブロックルハースト(Ben Daniels) 参事官
フィル・ロンズデール(Neil Pearson) 公使
ジェーン・ラバリー(Eva Birthistle) 人権担当

クリストファー・スタイルズ(Noam Jenkins) 国務次官
リン・ワーナー (Sharon Gless) 国防長官
カール・ガルシア(Ron Lea) 国家安全保障担当補佐

ジェームズ・シンクレア (Alex Jennings) 元駐チルギスタン英
アザム (Louca Tassone) ジェームズの息子
サイーダ (Daniela Lama) ジェームズの妻

ゴードン・アデア (Ted Whittall) CEO
キャロライン(Genevieve O'Reilly) 外交専門家
ジョージ・ブレイク(Marnie McPhail) 特別捜査官

ルーク・ガードナー (Lennie James) 死刑因
マシュー・ワイス(Aaron Abrams) 新聞記者
イーシャン・ボリスビッチ (Paulino Nunes) 反政府派リーダー
ハッサン・カーン(Vijay Mehta) テロ実行犯
ウズマン・チルギスタン 大統領
チャールズ・マッキンタイア 社長 (元軍人)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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