ステート・ウイズイン 〜テロリストの幻影〜
(2006 イギリスBBC) The State Within

http://www9.nhk.or.jp/kaigai/statewithin/


第6話 125個の手がかり


脚本/Lizzie Mickery、Daniel Percival
監督/Daniel Percival

今回は何と言ってもラバリーがアメリカ国務次官の部下たち
から命を狙われることと、ニコラスの本当の意図が分かった
事かも知れない。

ラバリーは自ら事故を演出することで悪事を発覚させようと
したのだろうか?

一応アメリカの中でも信用できそうな人物と言えば、国家
安全保障担当補佐のカール・ガルシアとFBIのブレイク捜査官
なのだが、国防長官のワーナーという巨大勢力を相手に何処
まで出来るのかも疑問に残る。

さて今回はマークにもルークが残したビデオや契約書の存在が
伝わり、完全に一連のチルギスタン絡みの事件は、全ては
リン・ワーナーによる画策であることが伝わった。
ワーナーがチルギスタンに残した資産を守るため、そして
国連からの指示を正式に取り付けるために事件を起こしている
事。前回謎だったボストン港に残された荷物の件も絡めて、
チルギスタンが核開発を行っている事を仕立てて、全ては戦争
へとなだれ込む為の画策であることが判明する。

ニコラスは証拠をもみ消したわけだけど、ホモ友達のスタイル
ズに、これ以上の暴走を止めさせようとして起こした行動らし
い。そんなんで止められるとは思えないのだが、オカマならでは
の甘い考えだったのか?スタイルズとは関係も切れたみたいだし
気色の悪い描写を見せられなくて良かったかも。

そういえばシンクレアも殺されてしまったな。

ドラマとして複雑なのは、アメリカ人が計画し、イギリスの
企業が実行犯として関わっている事もあって、微妙なものがある
ところかな。
さて次週は最終話。戦争を止めることが出来るのか。

マーク・ブライドン (Jason Isaacs) イギリス大使
ニコラス・ブロックルハースト(Ben Daniels) 参事官
フィル・ロンズデール(Neil Pearson) 公使
ジェーン・ラバリー(Eva Birthistle) 人権担当
クリストファー・スタイルズ(Noam Jenkins) 国務次官
リン・ワーナー (Sharon Gless) 国防長官
カール・ガルシア(Ron Lea) 国家安全保障担当補佐
ジェームズ・シンクレア (Alex Jennings) 元駐チルギスタン英
アザム (Louca Tassone) ジェームズの息子
サイーダ (Daniela Lama) ジェームズの妻

ゴードン・アデア (Ted Whittall) CEO
キャロライン(Genevieve O'Reilly) 外交専門家
ジョージ・ブレイク(Marnie McPhail) 特別捜査官
ルーク・ガードナー (Lennie James) 死刑因
マシュー・ワイス(Aaron Abrams) 新聞記者
イーシャン・ボリスビッチ (Paulino Nunes) 反政府派リーダー
ハッサン・カーン(Vijay Mehta) テロ実行犯
ウズマン・チルギスタン 大統領
チャールズ・マッキンタイア 社長 (元軍人)

ジェニファー (Briony Glassco) 大使館員
ブラッド・ゴドフスキー (Patrick Garrow)
ティム (Wayne Downer)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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