9mm サンパウロ市警捜査線
(9mm :Sao Paulo、ブラジル)

プロデューサー:ロベルト・ドアビラ
ディレクター:マイケル・ルマン
脚 本:カルロス・アモリン/ロベルト・ドアビラ

http://www.bs11.jp/drama/1089/
http://canalfox.com/br/series/9mm


第6話 正義のルール Eu Nao Vivo Disso

脚本/Newton Cannito
監督/Michael Ruman
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エドゥアルドが家から出てきたところを銃弾を浴びせる男が居
た。しかしそれは夢・・・

アレルチは深夜に保護を求めて警察署にやってくる。

エドゥアルドは翌日、エルミリオ中尉と喫茶店で逢う。
ラザロ殺しの容疑者について調べていた警察署は、彼から容疑
者は常習者で必ずオートバイを使って殺害するのだという。
全ては知らしめるためにわざと派手にしているとの事。自分たち
に刃向かう勢力を片っ端から排除するために・・・。
ラザロ殺しの容疑者とされたマネを殺害したのは、写真に映る
2人だという。その2人はエルミリオ中尉がよく知る軍警察の
部下たちだった。内部告発も考えたが、監察局は当てにならない
為に辞めたという。しかしアジルソンから署長は頼りになる
との事を聞いたのだと告げられる。
エルミリオ中尉は話をして喫茶店から出てくるところを、オー
トバイに乗った二人組に射殺される。すぐにエドゥアルドは
駆けつけるが、彼は亡くなってしまう。

マスコミも軍警察の中尉が死んだことで大々的に取り上げる。
偶然その時の映像を繁華街に来ていた日本人が撮影していた
事もあって生々しい報道が行われていた。

エドゥアルドの元に男がやってきて、悲劇が事態を変えると
告げ、はい上がるためには運が必要であるという。

マスコミの前で軍警察第7部隊のペイショット大佐は、部下が
亡くなった事で怒りを奮わせる。大佐はかつて刑務所で暴動
が起こった際に、暴動を沈めた事でも有名な人物だった。
エドゥアルドは、大佐がどっちに味方する人物なのか確かめる
という。
一方エドゥアルドにルイーザは語りかけ、マネはファクション
の一人でラザロの友達であり、BMがラザロと口論しているのを
目撃されている事を告げる。ラザロの妻・アレルチは何かを
知っているハズだという。

署長はルイーザと共に大佐の元に行く。
一連の事件に部隊の人間が関わっていると告げ、被疑者を尋問
させて欲しいと交渉する。しかし大佐は自分が部下を尋問する
と告げ、軍警察には規範と倫理が存在し、自分は真実を追究し
鉄槌を下すことを約束する。

その頃軍警察のシャヴィエル少尉は、部下たちが中尉を殺害
したことで頭を抱えていた。明日は金の受け渡しの日であり、
もうこれきりだという。

一方オラシオの元に息子のジルソンがやってくる。
ジルソンはオラシオから成績表を持ってきて、赤点でなければ
話しを聞くと告げていた。オラシオは3Pに息子を紹介し、これか
らブラジランジアで行方をくらませたBMを探しにいくという。
息子もその捜索に同行させることにする。

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情報をもたらしてくれたエルミリオ中尉が殺される

前話で葛藤していた感じだけど、ついに犯人検挙のために力を
貸してくれた。しかし案の定殺害される。
それだけ周りには軍警察の不正をする仲間が多いって事なのか。

ペイショット大佐は信じても良いのか?

なんだか良く解らなかったけれど、正義感は持ち合わせていそう
な感じ。かつての刑務所の大暴動に関しても、知事に言われる
まま仕方なく99人モノ囚人を殺すことで制圧した感じだし。
内部の不祥事に関しては何処まで詰め寄ってくれるのですかね。

検事・カイオ・グラコと協力

ようやく面会することが出来たエドゥアルド。
彼から捜査を引き継ぐと言われたときには、このままもみ消さ
れるのではないかと思ったけど、グラコは一応良い人みたいだ。
彼の奥さんを紹介されたけど、マスコミ関係者なのかな?
エドゥアルドが長官の娘とつきあっていることを知っていたぞ。
一緒に働くならば彼にも身なりを整えさせないと行けないと
言った真意は何なのだろうか。

しかしカイオの情報により捜索すると、からぶってばかり。
相手もこちらの動きを察して、姑息にも誕生日パーティー
らしき現場に突入させるという失態を演じさせた。

タヴァレスは他の部署に行く

エドゥアルドに仕事を求めるも、経費節減によって雇える状況
ではない。タヴァレスにしても、お金の中状況の中、ポンペウ
という人物と取引して、金を受け取っていたようだった。
この人物、警察署の人物だよね?不正を働かねば良いけどね。

オラシオの旧友

オラシオは警察官になりたいとする息子と共に今回は行動を
起こす。ひ弱そうに見えて、ジルソンは結構使える奴みたい。

そんな二人の元にやってきた男は一体何なのか。
オラシオが過去に悪いことをしている時の仲間なのかな。
名刺を置いていった所が不気味。しかもジルソンにも渡して
いたぞ。でもオラシオは最後に年貢の納め時だの、お前のよう
に食いぶちにはしていないだの、宣戦布告だと思われる言葉を
発していた様子。

自警団こと軍警察たちは一体何をしようとしているのか?

シャヴィエル少尉がマテウスに対して、"やれ"と指示していた。
エドゥアルドを殺そうとしているものなのか。
それとも他の企みがあるのか。
BMが軍警察から逃れるために警察署に来たところもちょっと
不可解な行動だったよね。
オラシオはBMの事を何やら脅していたけど、互いに暴走しな
ければ良いんだけどね。


エドゥアルド役:ルシアーノ・キリノ
オラシオ役:ノリバウ・リッゾ
トレスペー(3P)役:ニコラス・トレビジャーノ
ルイーザ役:クラリッサ・キステ
タヴァレス役:マルコス・セザーナ

ジョアナ - オラシオの妻 (4)
ジルソン - オラシオの息子 (4)
ロベルト - 上司 (4)
ダニ - ルイーザの娘 (4)
マルチネス - 女性捜査官 (5)
ラザロ・カルヴァリョ - 刑務官、被害者、32歳(5)
アルレチ - ラザロの妻 (5)
フレイタス長官 - 警察の偉い人
ヘレン - ロベルトの後任の上司 (5)
セルマ - タバレスの妻 (5)
マウリシオ - 刑務官 (5)
トーモ(司令官) - 収監されている (5)
アバカチ - 悪の組織のボス (5)
バウミール - 囚人のお祖父さん (5)
エルミリオ中尉 - 軍警察 (5)
シャヴィエル少尉 - 軍警察 (悪) (5)
マテウス兵長 - 軍警察 (悪) (5)
ルーカス軍曹 - 軍警察 (悪) (5)
カイオ・グラコ - 検事 (5)
マネ - ファクションの一人 (5)
アジルソン - 元刑務官、ボクシングのコーチ (5)
BM - 自称前線警察 (5)
ジュリオ - アジルソンの孫?ボクシング (5)
ペイショット大佐 - 軍警察の上官 (6)
アナ・リジア - 検事の妻 (6)
アデリア・フレイタス - フレイタス長官の娘。署長の元彼女 (6)
ポンペウ - 署長。タバレスが仕事を求めに行く。 (6)
フェリピ・マルコンデス - 3Pが探している? (6)


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