ママと恋に落ちるまで How I Met Your Mother (2005年米CBS) http://tv.foxjapan.com/life/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/853

第13話 思い出は美しいままに Drumroll, Please

脚本／Gloria Calderon Kellett 監督／Pamela Fryman
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クラウディアとスチュワートの結婚式に、テッドはロビンと
出席するはずだったが、ロビンはキャスターの臨時の仕事が
入り一緒に出席できなくなる。

バーニーは結婚式の後に平和部隊に参加するという事をアピー
ルして、ターニャという女性をナンパする。危険を顧みず
平和活動するというバーニーをすっかり尊敬している様子の
ターニャ。
一方テッドは落ち込む中、そこで一人の女性と知り合う。

テッドは式の後、マーシャルとリリーに対してその時の様子
を詳細に語る。

女性に声を掛けるテッドだが、女性は結婚式では誘いに応じな
い事にしているという。ロマンチックな出会いは、その時は
良いのだけど、すぐ冷めるという。テッドは女性に例えチキン
ダンスを踊ろうとも自分は受け止めるという。それにこれは
誘いではないと。
すると女性は今の状況に対して解決法を見つけたという。
テッドは耳を傾けると、大抵この手の状況は、その日は楽しい
ものだが、翌朝目が覚めると現実に戻るのが問題だとして、
今を楽しく過ごすことだけを考えて、二度と会わないように
することが大事だという。決して連絡先も教えず、名前も
教えないのだという。時代が過ぎても色褪せないような思い出
の夜を作ろうという。テッドはその案に賛同する。
取りあえず互いに偽名をバターカップとランドカルリシアン
(スターウォーズ)にする。しかしバーニーがテッドの事を呼び
つける事で、本名が知られてしまう。仕方なく女性もヴィクト
リアである事を告げる。
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テッドはロビンと復縁しようとしていた矢先に、彼女とすれ違
いになり、その一晩に運命的な出会いを果たす。
一晩限りの色褪せない思い出作りだとするが・・・

折角偽名で過ごしてそのまま別れようとしていたのに、
バーニーがあっさりバラしてしまう辺りが笑えた。
しかも今回のバーニーは、平和維持部隊に参加すると女性を
騙して二晩を共に過ごし、50ドルまで受け取っている姿が
有った。

他人の結婚式で思い出作りなんかするなって感じだったけど、
結婚式は、出会いの場としては最適なものがあるのか。
嫌でも結婚を意識する場なので、結婚を求めている人たちには
格好の場所かも。

クラウディアにヴィクトリアの事を聞くも知らないという。
彼女のウソかと思ったけど、本当に招待客ではなく、ケーキ
作りの職人だったという事で、上手くまとめていく。

この計画の欠点は、辛い記憶も伴うこと。
別れる際の後ろ姿の事を告げると、テッドに目を閉じさせる
5秒間の間に立ち去ってしまった。

人生では多くの過ちを犯しても一つ良い思い出が有れば
良いとするテッドのセリフがとても染み入るものが有ったけど、
次の瞬間店を訪れてしまう辺り、ちょっぴり雰囲気は潰された。
それでも再会のシーンはなかなか良かった。

一方切ないのはロビンだね。
これまでテッドの方が彼女に熱い視線を送っているものと
ばかり思っていたけど、ロビンも彼に惹かれている事がよく
分かる物だった。トイレでのロビンとヴィクトリアのシーン
とか、言えずにいるロビンの苦労が手に取るよう分かるもの
だったね。