リ・ジェネシス バイオ犯罪捜査班
Re:Genesis (2004年カナダ)



第11話 バイオテロ The Promise

脚本/Avrum Jacobson 監督/Jerry Ciccoritti
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NorBACでは慌ただしい事態に見舞われていた。
施設には軍関係者も入り交じり、バイオテロが起きたことを
想定した本物さながらのシミュレーションが行われていたので
ある。
おととい国境を閉鎖しろと言っただろうと告げるデビッド。
これは天然痘だとするが、二日前に天然痘の予防接種をした
州兵までもが発症した事態に見舞われていた。出血性の病状が
出ている事が報告される。それを聞いてデビットは原因が何な
のかついにウィルスの正体を突き止める。

デビットは
ロセットを誘い日本の牡蠣でも食べに行かないか?
と告げる。どうせ2、3週間もすれば全滅してしまうんだという
彼。デビットは原因が分かった事を報告し、僅か二日間で
ウィルスの正体を突き止めたことを報告する。
天然痘ウィルスの中に組み替え式のウィルスが混在していた
為に、天然痘のワクチンだけでは効果が無かった事を告げる。
アメリカの軍関係者はデビットに対して、このような事態を
さけるために何をしたら良いのか?と尋ねると、組み替え型の
ウィルスを研究して検出する方法を確立することだと告げる。

デビットはロセットと共に食事に行こうとしたところ、キャロ
ラインからMI:5で働いている
コリン・リグビーを紹介される。
コリンによると、ミランダウィルスの制作者だと思われたザン
ジンガーが
ケープタウンで遺体として見つかったという。
彼は色んな密輸に関わり、宗教寺院を爆破していたという。
コリンは彼はMI:5の追跡から逃げてケープタウンで自殺したの
だと告げるが、何故彼はケープタウンに居たのかを考えた方が
良いという。

ボブは
愛犬"ガムラン"が病気にかかったことを受けて、獣医師
クレアの元を尋ねていた。犬は組織球症との事で、ボブは
彼女にセカンドオピニオンを聞かせてもらいに来たのである。
ボブは遺伝子やウィルスに詳しいこともあって、犬がもう治ら
ない事を知っていた。クレアはなんとかして赤血球を増やさない
といけないと告げる。
ボブは傷心のままデビットの自宅を訪ねるが、デビットはロセ
ット相手に女体盛りをして楽しんでいた。

翌日、デビットはケープタウンに有る研究施設のDNAシーケン
サーについてメイコに尋ねる。メイコは
ベスケ研究所にその
機械はあるが、一ヶ月前に施設は火事で全焼しているという。
医学的調査が出るまでその施設は立ち入り禁止になっていると
の事だった。デビットはキャロラインの元に行き、その施設の
有害物質のサンプルを取り寄せろと告げる。

一方カルロスはキャロラインの元に行くと、乳ガン検査につい
て助言する。現在はまだ発症していないとの結果が出るが、
心配ならばBRCA1とBRCA2の遺伝子を調べてみてはどうか?という。
簡単な検査でここでも出来るもので、その遺伝子に変異が
見られれば乳ガンにかかりやすいという事。ガン細胞が育つ前
に除去してしまえば亡くなるリスクは避けられるという。しかし
それには乳房切除が必要であり、キャロラインはすぐには返答
出来なかった。

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またしても日本の文化、女体盛り!!

CSIなんかでもそうだし、ここでも日本の牡蠣を食べるとした
後に、何故か女体盛りの場面が出てきたので、外国人による
日本の文化だと思われている所があるんだろうな。

それにしても今回のこのドラマ、モザイク場面が多いな。
ドラマなのに外国ではデビットのXXYも、女性のXXXも見えている
って事なんだろうな。

ボブは愛犬"ガムラン"の病気でショック!

デビットを頼ろうとするも、女体盛りの最中だし、ホントこの
科学者女性に見境がない!
ロセットと関係を持った後、今度はジルにアプローチしていた
し、この男性の前で心の隙間を見せたらかなり危ないな。

ミランダウィルスの件で進展が・・・

アメリカ軍関係者が、そんなウィルスが市場に出回ったときの
事を想定して訓練しているという事で、デビットも怪しさを
感じ取っていく。
ミランダウィルスを製造できそうなのは、ロシアとアメリカ
だけみたいだけど、そのウィルスを開発したのは1970年代以前
の事みたいだし、今の技術ならば他の国でも十分作れるんじゃ
ないか。

ミランダウィルスの出所

当初旧ソ連が崩壊した際に流出したものだと考えられていたが、
実際にはアメリカの国防研究所が開発した物で、公式的には
1970年代に全ての生物兵器を処分したはずが、残っていた物
だという。持ち去った人物はイワン・チェルギニンという
危険な科学者で、ワシリーの元上司との事。でもワシリー
自体結構な年だし、イワンは年寄りなんだからそんな事を
しなくても良いのにね。

キャラクターのそれぞれの悩み

キャロラインは乳ガンの悩み。カルロスがアドバイスしていた
けど、流石に乳房を切除しろと安易なことは言って欲しくない
所はある。

ジルは完全にパニック障害患者なのね。
時々呼吸の仕方が分からなくなるとか、薬を飲むとドカ食い
したり、性欲が無くなるなど、まさにパニックにありがちな
もの。しかしそれでも立派な研究者として働いている所は
見事だな。
生命科学研究ジャーナルで、ジルの論文ってどういう扱いだ
ったのだろうか?一面に掲載されたみたいだけど、変な所を
ミスしたりしていたの?

ボブはアスベルガー症候群。
カルロスに女性と付き合ったことがあるかい?なんて凄い
質問をしていたけど、カルロスって比較的最近、自分がゲイ
だと分かった人なんだっけか。

デビット・サンドストロム (Peter Outerbridge) NorBACの主任科
学者。専門は分子生物学。
キャロライン・モリソン (Maxim Roy) NorBAC管理責任者
カルロス・セラーノ (Conrad Pla) NorBACの研究員。医師
メイコ・トラン (Mayko Nguyen) 専門は生物情報学。
ボブ・メルニコフ (Dmitry Chepovetsky) 専門は生化学。
ヒラ・カーン (Mishu Vellani) 研究員怪しい??
ウェストン・フィールド (Greg Bryk) キャロラインのアシスタン
ト。
リリス・サンドストロム (Ellen Page) デビッドの娘。
ミック・スローン (Mark Rendall) クローン人間?

ジル・ラングストン (Sarah Strange) ヒラの後任?
シューラー (Rosemary Dunsmore) 下院議員
コリン・リグビー (Vincent Walsh) イギリス諜報機関・MI-5


ワシリー・ボルグ (Chris Wiggins) 元ロシアの研究員
クレア・ネイサン (Trulie MacLeod) 獣医師
ロセット (Jennifer Steede) 軍関係者
デズ (Jane Moffat) 研究者?キャロラインが真相を尋ねる
サーシャ (Carrie Clayton) ヌードモデル

--- (Conrad Coates) カナダ人軍関係者
--- (Richard Fitzpatrick) アメリカ軍関係者
--- (Craig Eldridge) 医者

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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