リ・ジェネシス バイオ犯罪捜査班 Re:Genesis (2004年カナダ) シーズン2 http://www.bs11.jp/drama/1292/

第3話 奇跡 The Cocktail

脚本／Tracey Forbes、Kelly Senecal 監督／John L'Ecuyer
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ショーンは一体アフリカの何処で新種のHIVに感染したのか。
しかもショーンがHIVに感染した血清の入った注射針を薬事委員
のオードリーに注射し、彼女のお腹の中の赤ちゃん・リチャー
ドにも感染しているであろう事を知る。

デビッドは朝の3時頃自宅で風呂に入っていると、泥酔した
カルロスがやってくる。俺はもうダメだという彼は、何もかも
捨ててアフリカに戻らなければダメだという。デビッドは
18ヶ月滞在していたアフリカから何故突然4年前に帰国したのか?
と問うがカルロスは、HIVに感染して次々と子供が死んでいく
のを見ていられなかったのである。
翌朝、デビッドは目覚めたカルロスに対して、今辞められたら
困るとし、この件が片付いたら話し合おうと告げる。
カルロスは二日酔いだった。そんな時はオヤジのレシピだとし
クラムジュースと重曹、ビターズとアスピリンを混ぜた不気味
なドリンクを作る。それを見てデビットは有ることを閃く。

ラボに行くとデビットは、HIVを止めるために、色んな薬を
混ぜて試そうという。バイアグラの発見もかつては狭心症の
薬として開発していた物が下半身に有効だと誰もが分からなか
ったと告げる。リチャードは二日も経てばHIVが陽性になると
するが、他の研究機関にも協力を仰いで試せばいいという。
全ては論理的な物ではなく、偶然に期待しようと告げる。
ウェスから市販薬のリストを揃えさせると、16ある研究所に
効率よく振り分けさせるためにデビッドはボブに頼む。

一方メイコとサイモンは、BSEに感染した鶏肉を食べた子供達
を調べにいく。4人に1人が賢くなっている事実に対して、ペッ
ト検査を行うという物だった。

デビッドはカルロスを見ると有る提案をする。
カルロスはHIVの感染者ZEROを探し、俺はアフリカにこの薬を
送る方法をかんがえるという。正規の手順を踏むと時間がかかり
過ぎるために独自のルートで送る必要があった。
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なんとかHIVが陽性になるまえに菌を消滅させようとして
奔走する。意外な効果を期待して、様々な薬をカクテルのように
混ぜ合わせるが・・・

HIVの特効薬を作っている製薬会社などは、当然こういう事は
全て調査しているのかと思った。
抗うつ剤の薬が癌の広がりを抑制する効果があることが分かり、
認可や臨床をする前に人体実験状態で注入する。

今回デビットばかりが活躍するドラマではなかった。

カルロスが感染者のZEROを捜す方が興味深い物があったし、
メイコとサイモンなどは、体の関係まで発展してしまった。

イギリス人もこうしたオープンな関係というのが存在している
ものなんだなと。妻のニコールとは、愛と性欲と長く付き合う
欲求について理解し合える関係だとしていたことから、浮気
なんかも公認して居るみたい。

子を失う両親に対して、役割というものを引き合いに出して、
上手く説得したなと思う。

ショーンが感染させられた人物はアフィーというモザンビーク
に住んでいる女性だった。ナンプラの病院で既に他界している
彼女。看護師として働いていたと言うこと、そして彼女は両親
の居ない孤児達の世話を主にしていたということで、ZEROは
孤児の子供なのかな。見つけるのは難航しそうだけど、既に
感染者の全ては息絶えている可能性も有るのかな。

BSEに関してはどんな結論を出していくのか。

ボブとキャロラインが意外な接点を持ち始めたところも、
今後エピソードがどんな風に広がっていくのか。