リ・ジェネシス バイオ犯罪捜査班 Re:Genesis (2004年カナダ) シーズン2 http://www.bs11.jp/drama/1292/

第4話 暗闇の住人 Dim & Dimmer

脚本／Jason Sherman 監督／Bruce McDonald
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ボブはニューヨークで開かれる国際温暖化会議NYC2006に出席
するためにスピーチの練習をする。デビッドは色々とスピーチ
の仕方を伝授するが、人前を苦手とするボブは緊張感でパニック
状態。同業者の講演だから落ち着くよう告げる。
ニューヨークに到着しタクシーでホテルに向かうがボブは相変
わらず緊張していてパニックだった。デビットは俺が傍にいる
とし、少しでも不安ならば会場の最前列にいるので俺を見ろ
という。それを聞いたタクシー運転手は違和感ありげに二人を
見る。

ジルはカルロスの元へやってくる。
ジルはこの6ヶ月の間、糖尿病について研究していたが、
ついに完成したとして、カルロスに資料を見て欲しいと頼む。
資料を見たカルロスは若年性糖尿病の事だなと告げると、ジル
は手順などの確認をしなければならないが、何処かに発表する
前にカルロスにチェックして欲しいと頼む。

ボブとデビッドは露天でホットドッグを食べていると、突然
一人の少年がデビッドのバッグを盗んでいく。パスポートや
学会の資料、携帯電話が入っているとし、彼を追いかける。
廃墟へと入り込み、更にはそこから地下道へと逃げ込む少年・
オーウェン。ボブは危ないので諦めようとするが、デビッドは
少年を追って地下道へと入っていく。

一方BSEに汚染された鶏肉を食べた子供達の調査を一段落して
トロントに帰国したメイコとサイモン。メイコは貴方がここに
居たらややこしいことになるとし、私のことを思うならば遠く
に行って欲しいという。しかし二人はエレベーターの中で抱き
合いキスする。

カルロスはジルの前に行くと、どうやら治療法を発見したみたい
だなとし、チェックをしたがミスは無いと告げる。これは
ノーベル賞ものだと告げる。
ジルはすぐにデビッドに電話するが、彼の携帯電話に別人が
出ることに違和感を覚える。デビッドのバッグを盗んだオーウ
ェンが電話に出たためのもの。オーウェンはバッグを物色する
と中に入っていた資料からデビッドがDr.と書いてある事を
知って彼の前に躍り出ると助けて欲しいと告げる。
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カナダからニューヨークへ、温暖化のシンポジウムの為に
ボブに付きそうデビッド。そこでホームレスの少年・オーウェン
とひょんな出会いから、彼が大事にしている女性・サンシ
ャインが痛みを訴えて倒れている事を聞く。彼女のカルテを
見る限りでは、血液は正常で感染症についても問題はないと
するが・・・

ついにボブに春が来たのか!?という様な展開だったけど、
相手の学者はなんとレズビアンでパートナーが居るという事で
ボブの春もまた遠しという展開だった。
ただ一人で居たボブに対して、売春婦の女性・サンディが
声を掛けてくれる辺りが、ちょっぴり気持ちを温かくさせる。

ボブのことを勇気づけるのはデビッドの役目だと思っていたけど
一人取り残され、学会でのスピーチに対して神経質になって
いるボブの話をサンディが聞いてあげるところなど、良い雰囲気
が漂っていた。売春婦だから人から話を聞くのが上手かったり
するのかな。

デビッドのバッグを盗んだ少年・オーウェンとの出会い。
ニューヨークは安全になったとはいえ、廃墟まで追いかけてい
ってしまうのは相当勇気の要る行為だと思う。
オーウェンは意外と素直な子だったけど、薬をやっているし、
更に最後にはサンシャインが居なくなったことで、薬をし始めて
しまった。デビッドにとっては後味の悪い電話だったかも。

ジルは小児性糖尿病の治療法を確立。
献体にはアメリカ政府からの幹細胞と韓国の未認可の幹細胞を
使ったとされるけど、このドラマが撮影されている時期の韓国
は倫理観を無視した肝細胞の研究が大きく取り上げられていた
よな。あれ以来あんまり聞かなくなった気がするんだけど、
どうなったのだろうか。
再びデビッドと祝杯と称して、ベッドインしてしまう辺り、
相変わらずだけど、その辺はメイコにも言えることか。

何はともあれ、次回は少年のエピソードとジルの糖尿病関係
の事が物語の主軸となっていきそうだね。

そういえばキャロラインの甥のグレンはどうなってしまう
のか。絶望視されているけど、予告を見ると進展が有りそう
だった。