リ・ジェネシス バイオ犯罪捜査班 Re:Genesis (2004年カナダ) シーズン2 http://www.bs11.jp/drama/1292/

第12話 覚醒 Lethargica

脚本／Jocelyn Cornforth 監督／Elodie Keene
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ニューファーランドの家族の件で調査を進めている中で、
新たにオハイオ州の軍人が突然発熱と共に意識障害を起こして
いる事を受け、デビッドは嗜眠性脳炎が原因できないかと
キャロラインに報告。キャロラインはすぐにコナーの元に報告
する。
かつてこの病気が流行したときには200万人の犠牲者を出した
事。それが原因ならばレボドパを投与すれば収まるという。
200万人が発症したときには治療法がなかったが、当時は運良く
事態は自然に収束したという。それはレトロウィルスが原因
で、人間の体内には誰もが持つウィルスの一つ。しかし休眠し
ている状態なのだという。
そんな中、デビッドと共にオハイオ州で州兵の治療に当たって
いたヘンショーから電話が鳴る。レボドパの薬は一切効かなか
った事。それを受けるとデビッドは嗜眠性脳炎を元に、レボド
パに対して耐性を持つよう書き換えられたウィルスではないか
と疑う。

デビッドは本気でこの問題に取りかかる事を告げ、会議室に
みんなを呼び寄せる。
メイコは今まで調べていた遺伝子組み換え魚の件に関して、
調査した結果、遺伝子の逆位が起きている事を報告。患者を
調べると組み替え魚が出来る前で、しかも有力だと思っていた
フランスによる核廃棄物の影響以前からこの病気に発症して
居ることを知る。
州兵に関してはPCR検査で一人ずつ血液サンプルを調査する
様指示する。
メイコはアールの息子の件に関して、家系図を作っていくと
元々はアイルランドの家系で、劣性遺伝子を持つ保菌者が
居たことを知る。
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デビッドはオハイオ州で州兵たちに起きている謎の病気は
嗜眠性脳炎である事を掴んでいく。しかし想定していたものと
は違い薬は効かず、人為的に菌株を操作したものではないか
と疑いを持って行く。そんな中でジルもまたその病気に発症
していく。

取りあえずアールの息子の件に関しては原因がハッキリした。
原因の原因は分からないけど、元々先祖がそういった劣性遺伝子
を生まれつきに保有していたのかな。
現在治療法は無いとしたけど、これ以上このエピソードの流れ
に言及していくことはないのだろうか。

デビッドの父・トーマスは軽度のアルツハイマー症。
進行性故にいずれデビッドの事も分からなくなってしまう
けど、この人元々気難しい人物で、既に現在の状況でもかなり
症状が出ているのかどうか分からない状況。
メイコが調査に当たっていた子供のプリオンの件で、アルツハ
イマーの治療法を確立しようと企んでいる様子。
ただ当然ながら無理だろうけどね。

そして州兵の件。
国防研究員の科学者達がデビッドたちよりも早く治療法を
開発するも、元々彼らはサンプルも持っておらずどうやって
開発したのか疑問が残る。
それと同時にウェスが怪しい動きを見せていることで、この
件にもウェスは関わっているのかどうか。
キャロラインがウェスから引き出した情報によると、コヒー
将軍なる人物から密命を受けていた様子。
嗜眠性脳炎もアメリカが政治的にこれらの研究をしていると
いう事なのか。

ジルが瀕死の重傷。
もしかしてシーズン2で退出なんて事になってしまうのだろうか。