リスナー 心を読む青い瞳
The Listener
(2009年カナダ)

http://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/624


第7話 アイリス
Iris

脚本/Michael Amo 監督/Stephen Surjik
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ビルの屋上に一人の老人・ウォーリーの姿があった。
彼は暖かい場所で食事を取りたいために自殺騒ぎや病気のフリ
をして入院し病院のベッドで休もうとする。既にここ3ヶ月で
3度目の出来事。トビーとオズは現場にやってくると彼を宥め
て病院へと連れて行く。
ウォーリーはオリビアに任せて仕事にも戻ると、ビルの窓から
赤ちゃんが落下したとの報告が入り早速現場に行く。
すると赤ちゃんは植え込みに落下して息が無く最悪の状況が
考えられた。しかしそこに一人の少女・アイリスがやってきて
赤ちゃんに手を向ける。そして何やら念じると赤ちゃんは途端
に意識を取り戻した。
病院で検査するも不思議とかすり傷だけ。運が良かったとする
オリビア。しかしトビーはアイリスの手から何やら光のような
ものが出ていたのを目撃していた。
オズも不思議に思う。到着したときには意識不明だったのに、
何故回復したのか。
トビーはいつも能力について相談しているレイにその事を告げ
る。すると脳には驚くべき力が秘められており治癒する事だっ
て可能かも知れない事を告げる。
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アイリスはトビーと同じく能力者なのか!?

半分は詐欺師だと言い、半分は治療を求めに来るという。
プラシーボ効果を狙い一時は回復したように思わせるが、
結局悪化していくという人もいる。
しかし確かに赤ちゃんは意識不明の状態から回復する姿があった。

トビーはアイリスに銃を向ける男性の姿を見る。

すぐに死ぬという訴えの言葉を聞いて、すぐに殺意からその言葉
を発しているのではない事は明らかだったけどね。

ホテルのフロントの心を読む。

このシーンが一番トビーの能力を実感するシーンだったな。
いつも彼の頭に入ってくる映像は何のことか良く解らな過ぎる
かな。

ウォーリーと救命士の関係。

不思議なもので何度も助けたりしているウチに浮浪者である
ウォーリーとの関係は友達以上のものになっていた。
ウォーリーは息子・テディを17歳の時に交通事故で失って以来
世捨て人のような状況になってしまったのね。
最後に息子と見たオーロラの映像。夢に描いたわけだけど、
もうちょっと息子とのエピソードが明確だと良いんだけどね。
最後ウォーリーは亡くなったかと思ったけど、単に疲れていた
だけというのが笑える。

マークス刑事、役に立たず。

元々役立たずだったけど、この期に及んで未だにトビーの事を
懐疑的に見ているのか。
しかし色々と調査に於いては役に立っていたので、今後関係は
発展していくのかも知れない。

能力者が世間に力を公表することの危険性。

アイリスのエピソードでそれが明らかになったね。
まぁおじのフロストが法外な金を取っていた背景が有るのかも
知れないが、それにしては治療しているアイリスが命を狙われる
というのは不条理。やっぱり力の件は秘密にした方が良さそうだ。

トビー・ローガン (Craig Olejnik) 救命士。人の心が読める
チャーリー・マークス (Lisa Marcos) 刑事
オズマン・ベイ (Ennis Esmer) 救命士"オズ"
オリビア・フォーセット (Mylene Robic) 医師。トビーの彼女
ブライアン・ベッカー (Anthony Lemke) 刑事
ジョージ・ライダー (Arnold Pinnock) 隊長、救命士の上司

ウォーリー (Don Francks) 浮浪者
アイリス (Michelle Adams) 治癒能力
ギャビン・フロスト (Patrick Galligan) アイリスの叔父。博士
マーク・ペトリ (Kevin Hanchard) フラニーの夫
レイ・マーシー (Colm Feore) 博士
フラニー・ペトリ (Barbara Mamabolo) 血液のガン患者
--- (Dale Yim) ホテルのドアマン
マリサ (Cory Lee)
--- (Todd Campbell) 警察官
マヤ (Lara Jean Chorostecki) トビーの母
トビー (John Fleming) 若い頃
--- (Jamie Ferenczi) ホテル従業員

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