FBI 失踪者を追え! 3
WITHOUT A TRACE

http://www3.nhk.or.jp/kaigai/fbi3/index.html

第22話 ジャックの孤独な朝 John Michaels

脚本/Hank Steinberg 監督/Hank Steinberg

71歳の元保険調査員ジョン・マイケルズが消息を絶つ。
目撃者は同じアパートに住むロバートで、彼によるとジョンは
飛び降りようとしていたものの、眼下に2人の人間を見つけた
途端、その人たちの元に歩んでいったという。

こういう現実なのだか精神的に錯乱している人間の世界なのか
分からないような世界を描かせるとアメリカってホント上手いね。
正直何処まで理解できたのか自信がないけど、言葉の一つ一つを
手繰り寄せていくとこれまでの展開の中に伏線がある感じで
本当に良くできた内容だと思う。

ジョン・マイケルズが出てきた途端、アンソニー・ラパリアが
演じていることはバレバレであり、どういう接点になっている
のか気になっていたのだが、こういうカラクリだったとは
驚きだ。

ジャックは母親が亡くなった事に対して潜在的に未だに父親を
恨んでいる。そんな事実を彼自身に分からせるために自分とは
別の人間がこの事件に対して未だに疑惑を持っている現実を突き
つけたりして、最後に彼の中の本性が分かる仕組み。

ジョン・マイケルズがジャック自身だとすると、今回出てきた
二人の娘はケイトとハンナって事になるのだろうか。

仕事にかまけて家庭を顧みず、更には浮気してしまった事実。
今でも彼の中で心病んでいる現実を見るとなんとも悲しい
限り。今回出てきた別れた妻とされるマーサに辛く当たっていた
りするジャックの姿がなんとも言えない寂しさを際立たせた。

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

出演者
アンソニー・ラパリア (ジャック・マローン) FBI/ボス
ポピー・モンゴメリー (サマンサ・スペード) FBI/金髪
マリアンヌ・ジャン・バプティスト (ビビアン・ジョンソン) FBI
エンリケ・ムルシアーノ (ダニー・テイラー) 警察官からFBIへ
エリック・クローズ (マーティン・フィッツジェラルド) 父もFBI高官

guest
Sarah Brown (キャサリン・マイケルズ) 次女。弁護士
Veronica Cartwright (スーザン)
Michael Cudlitz (フレディ・カタン) ストリップ劇場オーナー
Sarah Demeestere () ストリッパー
Romeo Rene Fabian () 若い頃のラフィ
Rosemary Forsyth (マーサ・スコギンス) 別れた妻
Michelle Krusiec (アリエル) ホステス
Martin Landau (フランク・マローン) ジャックの父親
Susan Misner (ヘレン/ホープ) 長女。ストリッパー
Teresa Parente (ドリス・マローン) ジャックの母親
Jaimee Rosas ... Hope Dance Double
Robert Shampain (ハワード・カミングス)
L.B. Tracey () 若い頃のジャック

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