ギャラクティカ Battlestar Galactica

序章3

脚本／Ronald D. Moore、Christopher Eric James
監督／Michael Rymer

今回はアポロたちを乗せたコロニアル1が生きており、反撃を
試みようとしているギャラクティカに接触するまでを描いた。

相変わらずコロニアル1にはドラマがある。
前回の展開ではギャラクティカと任務の連動を行うことに反発
して人民救出を優先すると告げたローラも、見殺しにすると
いう展開を用意した。

ワープするまでの間に無線で聞こえてくる人民達の声。
その後サイロンたちが一斉に攻撃してくる時の映像美と絶望感。
キャミィという子供が一人人形を片手にして親に会うのを楽しみ
にしている映像が、迫り来る現実からの逃避のように映り、
とても衝撃的なシーンの一つとなった。

今回はガイアスを使って面白い葛藤が有った。
彼の目の前に出てくるNO.6は果たして脳内にチップを埋められた
為の物なのか、それとも潜在意識が映し出す産物なのか。
自分が作った物が恐ろしい物に使われたときの事を仲間のエンジ
ニアから言われていたけど、果たしてガイアスには罪悪感が
存在するのだろうか。
サイロンが仕掛けた装置がギャラクティカに有り、他にも
船内にサイロンが居ることを伺わせる。正直これだけの人数が
居ると割り出すにも難儀を極めることだと思うが、人間と同じ
形をしているサイロンをどうやって見つけ出すのか。

一つのヒントはウィリアムと戦う囚人の存在。
囚人は電磁波によって弱らされていた。何とかその人物を
電磁波の有るところに向かわせることが出来れば判明するの
かもしれない。
しかしウィリアムが交戦していたけど、まさか体を乗っ取られ
たとかそんなオチはないよな。

ウィリアム・アダマ (Edward James Olmos) 艦長
ローラ・ロズリン (Mary McDonnell) 長官
リー・アダマ (Jamie Bamber) "アポロ"
カーラ・スレイス (Katee Sackhoff) "スターバックス"
シャロン・バレリー (Grace Park) "ブーマー"
カールC・アガソン (Tahmoh Penikett) "ヒロ"
ガイアス・バルター (James Callis) 博士
ナンバー6 (Tricia Helfer) サイロン

ソウル・タイ (Michael Hogan) 大佐。副長
ガレン・チロル (Aaron Douglas) 整備
アナスタシア・デュアラ (Kandyse McClure)
ビリー (Paul Campbell)
フェリックス・ゲッタ (Alessandro Juliani)
カリー・ヘンダーソン (Nicki Clyne)

ボクシー (Connor Widdows) ブーマーと一緒にいる子供
キャミィ (Haili Page) 子供

評価：★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)