ギャラクティカ
Battlestar Galactica


第3話(7) 囚人ザレック
Bastille Day

脚本/Toni Graphia 監督/Allan Kroeker

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前回水源を見つけたがそれでも足りない。
調査していたところ新たな水源を見つけるが、そこは零下
180度の極寒の地。そこでの作業は危険を伴う。
作業員は1000人が必要とされる中、護送船アストラル・クイー
ンに居る囚人に作業させてはどうかという事になり、これは
奴隷ではなく希望者を募って行おうと言うことになる。
1500人が収容されるアストラル・クイーンに交渉に行くため
アポロを送る。
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囚人を取り仕切るザレックに交渉に乗り出すアポロだが、あっ
さりアストラル・クイーンを制圧され、大統領と交渉に乗り
出す。ザレックは政府施設を爆破した犯人では有るが解放運動
家であり、自由を求めている点で、有るところでは評価の高い
人物だとか。
そんな彼は大統領に対して、新たに選挙をして大統領を決める
べきだと交渉に出る。

こんな状況なのにまた頭の痛い問題が浮かび上がった感じ。
仲間割れしている場合じゃないだろうし、囚人達はサイロンに
襲われたことを知っているのか?

とても問題を難しくしているのは船を奪還したり囚人を殺害する
だけならば難しくないのだが、やはりその先には囚人達に
水を取ってきてもらわねばならないという背景が有る点だ。

バルター博士は、アダマ艦長よりサイロン探知機の件を尋ねら
れる。一度は作成は無理だと正直に答えたものの、ナンバー6
の呼びかけにより再び嘘を付き始めた。核弾頭の中のプルトニ
ウム必要であるという。この博士、何か脳みそに洗脳される
装置を埋め込まれているのか?

更にチロルとブーマーが付き合っている事がソウル副長に発覚。
これまでにも分かっていたが見逃していたと言っていたね。
起爆装置の件がバレたのかと思ったが、単に付き合いを引き裂く
ものだった。

結局制圧されたアストラル・クイーンはアポロがザレックを
説得することで一件落着。
アポロとザレックの会話の中で狙いは自由を求める物ではなく
殺戮、そして死に場所探しているのかと言っていたけど本当の
所はどうなんでしょうかね。

最後は法律を遵守するアポロが大統領に提言するシーンは
展開が引き締まって良かったな。結局大統領に投票するって
言ってたね。残念ながらガンに冒されている大統領は7ヶ月後
に生きていないのが寂しい。

それと一応カプリカの様子も少しだけ描かれた。
遺体に群がるネズミたちにブーマーが目眩を起こしていた。
サイロンなのに残虐なシーンには弱いのね。

ウィリアム・アダマ (Edward James Olmos) 艦長
ローラ・ロズリン (Mary McDonnell) 長官
リー・アダマ (Jamie Bamber) "アポロ"
カーラ・スレイス (Katee Sackhoff) "スターバックス"
シャロン・バレリー (Grace Park) "ブーマー"
カールC・アガソン (Tahmoh Penikett) "ヒロ"
ガイアス・バルター (James Callis) 博士
ナンバー6 (Tricia Helfer) サイロン

ソウル・タイ (Michael Hogan) 大佐。副長
ガレン・チロル (Aaron Douglas) 整備のチーフ
アナスタシア・デュアラ (Kandyse McClure)
ビリー (Paul Campbell) 大統領の補佐
フェリックス・ゲイタ (Alessandro Juliani) 中尉
カリー・ヘンダーソン (Nicki Clyne)
クラッシュダウン (Sam Witwer) パイロット

ボクシー (Connor Widdows) 子供
ウィルケンス (Adrien Dorval)
トム・ザレック (Richard Hatch) 囚人
シーボーン (Ron Selmour) 囚人
アーロン・ドラル (Matthew Bennett)
メイソン (Brent Stait) 囚人
ドワイト・サンダース (Colby Johannson) 'フラット・トップ'

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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