ギャラクティカ
Battlestar Galactica


第10話(14) 聖なる預言


脚本/Jeff Vlaming 監督/Edward James Olmos

--------------------------------------------------------
船団の燃料であるチリュームが不足し始める。
大統領は現在調査中であることをマスコミの前で告げるが、
会見の席で2匹の蛇が這い回る幻覚を見る。
調査に出ていたブーマーたちは数年分の埋蔵量を誇るチリュー
ムを発見するが、同時にそこはサイロンの燃料基地になって
いることを知る。撤退するか略奪するか、アダマ艦長は悩むが
奇襲をかけて奪うことに決める。その為には教科書通りの奪回
作戦ではないスターバックの奇抜な作戦が必要だとして彼女に
協力を求める。
--------------------------------------------------------

いやぁ今回はサイロンの採掘基地に潜入したり、交戦したりす
るシーン満載で、この手のドラマの醍醐味を味わえる話でした。

奇襲作戦を決行。
その際チリュームを失わずに基地を破壊するにはどうすれば
良いのか。それを尋ねるのはバルター博士と言うことで、
またしても焦臭い人物に助けを求めるわけだが、この人の知識
はどの辺までが本当のことなのか分からない為に、なんだか
不安。チリュームの持つ大量の熱エネルギーを逆に利用して
精錬所を爆破するのが最も効率的だとのこと。
それが何処なのか場所までは特定できない彼に尋ねる事への
リスクと信頼。ナンバー6に尋ねるが知らないという。
結局適当に答える訳だけど、相変わらずそれが正しい答えだと
する奇跡の男っぷりを演じる。

当然作戦の実行は凄腕のスターバックかと思いきや、まだ足の
状態が悪いのね。
それで託されたのがアポロ。この人の腕もどの程度まで有るの
か分からないこともあって先行き不安。

ギャラクティカを囮に使って上手くイニシアチブを取る作戦は
大失敗。次々と敵機に打ち落とされる姿がなんとも寂しかった
けど、大切なバイパーもまた減ってしまったね。

結局奇策はアダマ艦長とスターバックしか知らないことだった。
通信が傍受されている事は想定内のことで、上手く裏をついた
のかも知れないけど、大してサプライズ的な作戦には見えなか
った。

実際アポロたちが遠距離からミサイルを打ち込むも、はじき
返される。絶体絶命の中、最接近を果たして手動で爆発させる
作戦。
この時の映像は、まさに"シルフィード"とか"スターブレード"
の世界で良かったなぁ。
爆発した後にどうやって脱出したのかは分からなかったけど、
良かったね。

カプリカは滞在37日目。
ブーマーの様子が変。まさか妊娠!?サイロンも人間との間に
子供が出来るのか!?アダマがサイロンだとするとアポロは
生まれてくるのかなと思っていたので、妊娠していたのが事実
となるとアダマがサイロンであっても間違いではないのか。
サイロンたちに囲まれそうになるけど、上手く逃げられたので
しょうか。


ウィリアム・アダマ (Edward James Olmos) 艦長
ローラ・ロズリン (Mary McDonnell) 長官
リー・アダマ (Jamie Bamber) "アポロ"
カーラ・スレイス (Katee Sackhoff) "スターバックス"
シャロン・バレリー (Grace Park) "ブーマー"
カールC・アガソン (Tahmoh Penikett) "ヒロ"
ガイアス・バルター (James Callis) 博士
ナンバー6 (Tricia Helfer) サイロン

ソウル・タイ (Michael Hogan) 大佐。副長
ガレン・チロル (Aaron Douglas) 整備のチーフ
アナスタシア・デュアラ (Kandyse McClure)
ビリー (Paul Campbell) 大統領の補佐
フェリックス・ゲイタ (Alessandro Juliani) 中尉
カリー・ヘンダーソン (Nicki Clyne) チロルの部下
クラッシュダウン (Sam Witwer) パイロット

レオーベン(Callum Keith Rennie) サイロン
アーロン・ドラル (Matthew Bennett) サイロン

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

inserted by FC2 system