ギャラクティカ
Battlestar Galactica


第11話(15) 暗殺者の影
Colonial Day

脚本/Carla Robinson 監督/Jonas Pate

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豪華客船クラウド・ナインで12のコロニーの代表者が出席する
代表者会議が行われる。カプリカからはバルター博士が代表
となった事を聞かされ、政治に無関心な彼は面倒くさそうに
振る舞う。しかしナンバー6からパーティには若い女性も沢山
出席すると密かに耳打ちされ奮起する。
何でこんな時に会議を行うのか?政府が機能している事を示す
為に必要なことだという。
サジタロン代表の代表にはなんとかつて政府施設を爆破した
トム・ザレックが民衆の支持を得て出席することになる。
マスコミはそんなザレックと大統領が対面したとき、果たして
握手するかに注目が集まっていた。
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豪華客船クラウド・ナインなんて凄い施設があったのですね。

今回はまさにサイロンとの交戦の合間のちょっとした休息の
日という感じ。勿論政治的な緊張は演出されていたけど、
現場でザレックの悪事を暴こうと動いていた人以外には、
着飾ってパーティに出席するという、軍服以外の別の一面が
見られる話だった。

ドラマの中とはいえあんまり政治的な駆け引きに興味がない
せいか淡々と時間が過ぎてしまった感じもする。

最後に大統領が知らない悪魔よりも知っている悪魔を選んだ
と告げるところは、バルターの事を一応は警戒しているという
ところなのだろうか。

警護に当たっていたアポロとスターバックスは、ゴツイ男達
と殴り合い。あんな大男に戦いを挑むとは流石に無理だろう
って感じだったけど、最後はビール瓶で一撃を喰らわせた。

捕まえたヴァランスが何者かによって殺されてしまう。
今回最も怪しく動いていたソウルの妻エレンの動向が気になる
ところだが、果たして彼女の仕業なのかどうか。
最後にザレックが私の仕業ではないと告げたところがまた興味
深いね。

カプリカにいるヒロは47日目。
ようやく脱出のための滑走路のある基地までたどり着く。
乗り込む直前、ブーマーが人間のクローンならば愛情などを
知っているかもとして、保身のためになんとか弁明しようと
していたシーンが印象的。所詮はサイロンさとヒロも冷たい。
基地では相変わらずナンバー6だらけだが、ようやくブーマー
型のサイロンを見つけたことでヒロは完全に不信感を抱いて
しまう。今後一体どうなってしまうのでしょうか。

ウィリアム・アダマ (Edward James Olmos) 艦長
ローラ・ロズリン (Mary McDonnell) 大統領
リー・アダマ (Jamie Bamber) "アポロ"
カーラ・スレイス (Katee Sackhoff) "スターバックス"
シャロン・バレリー (Grace Park) "ブーマー"
カールC・アガソン (Tahmoh Penikett) "ヒロ"
ガイアス・バルター (James Callis) 博士
ナンバー6 (Tricia Helfer) サイロン

ソウル・タイ (Michael Hogan) 大佐。副長
ガレン・チロル (Aaron Douglas) 整備のチーフ
アナスタシア・デュアラ (Kandyse McClure)
ビリー (Paul Campbell) 大統領の補佐
フェリックス・ゲイタ (Alessandro Juliani) 中尉
カリー・ヘンダーソン (Nicki Clyne) チロルの部下
クラッシュダウン (Sam Witwer) パイロット

レオーベン(Callum Keith Rennie) サイロン
アーロン・ドラル (Matthew Bennett) サイロン

トム・ザレック (Richard Hatch) 解放運動家
エレン・タイ (Kate Vernon) ソウルの妻。野心家
ウォーレス・グレイ (Robert Wisden) 対立候補
ジェームズ・マクマナス (David Kaye) 報道
ヴァランス (Alex Zahara) ザレックの仲間。殺害される
グライムズ (Patrick Gallagher) ザレックの仲間
バゴット (Malcolm Stewart) バーゴン代表
デイビス (Cailin Stadnyk)
プラヤ・パラシオス (Christina Schild) 報道
セコウ・ハミルトン (Biski Gugushe)
サラ・ポーター (Patricia Idlette)
ガードナー (Mario Battista)

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