ギャラクティカ
Battlestar Galactica (シーズン2)


第3話(20) 戒厳令
Fragged

脚本/Nicole Yorkin、Dawn Prestwich
監督/Sergio Mimica-Gezzan
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コボルで亡くなったソサイナスやターンの墓を作り弔う。
生き残ったのは、ダイアン、クラッシュダウン、チロル、
キャリーそしてガイアスだった。更に森を進んでいくとロボッ
トのセンチュリオンが山中で船を解体し森の中に運ぶ姿を目撃。
観察してみるとミサイルの発射台を設置していたのである。
谷ごと我々をふっとばすつもりだろうと告げるクラッシュダウン。

一方ギャラクティカにはようやく医師・コトルが到着し、アダマ
の容体を見る。脾臓と大動脈が損傷したことを告げる医療班。
コトルは計器を見て何処か体内で出血を見逃していると語る。

タイ大佐の元にビリーがやってきて、大統領のクスリ"カマラ"
が欲しいことを告げるも要求は却下される。
アポロが未だに船内にいるのを知った大佐は不機嫌になるが、
自分は大佐からの命令で救助プランを練っている所であり、
コボルに居るラプターのクルーを助けることを誓う。その為
にはコボルに接近し低空飛行で墜落したラプターのビーコン
による信号を掴む必要がある事を告げる。

そんな中、大統領が掴まったと噂を聞いたコロニーの代表団、
政治家・報道陣が大統領へと面会を求めると共に、現状報告
の記者会見を求める。

その頃大統領はクスリが切れたことで幻覚を見始め、焦点の
定まらない様な感じで呟き始める。

コボルでは敵の動きを監視していると6発のミサイルを発射台
に搭載していた。偵察を求められたバルター博士は前線にいき
双眼鏡で相手の動きを見る。敵を殺して殺されるとは馬鹿な
事だというバルターに対して、人間が殺戮を生みだし、ロボット
たちは人間に教わったのだとナンバー6。彼女はしきりにバルター
に対して男になれと要求する。
そんな中、アンテナが設置されるのを見ると、恐らく対空砲を
建設しているのであり、コボルに救助に来た飛行船を打ち落と
そうとしているのだろうと判明する。
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コボルでの顛末

ナンバー6が予言した反逆者の存在が明らかになる。
この様な場では上官の命令が絶対だというチロル。
現在の指揮官は最も位の高いクラッシュダウン中尉。

クラッシュダウンが立てた計画とは、救助船が来る前にミサイ
ル発射台を破壊することだが、クラッシュダウンを除いて
殆ど戦闘経験らしいものが無く、キャリーに至っては学費のた
めに入隊したというのだから頼りない戦力。
相手のセンチュリオンは初め5体であり、バルター博士はアンテナ
に二体は付きっきりだとするが、実際には双眼鏡を落としており
その二体は任務を終えると仲間達の元に合流していた。

いざ計画決行の時にはキャリーが尻込みしてしまい、どうしても
囮役が出来無いと拒む。クラッシュダウンは軍法会議ものだと
するが、激しい駆け引きの末、反逆したのはバルターだった。

ラプターが到着。

バルターがクラッシュダウンに発砲したことで、物音に気がつい
たセンチュリオンが襲ってくる。逃げる途中にはダイアン・シー
リックスが撃たれるも、キャリーは見捨てず一緒に逃げること
になる。単に逃げるのではなくアンテナの方向に走っていたのね。
1km離れた場所にあるとの事だったが、上手くチロルがアンテナ
を破壊。映画「プラトーン」バリにチロルがやけっぱちになって
敵兵に銃弾を撃つシーンが描かれるも、対峙したのはラプター
だった。

ケティアの予言者

この流れはイマイチ分かりづらかったけど、大佐はエレンに
言われて船団を自分の物にしたいと考えたのだろうか。
ローラが逝っちゃっている姿を代表団に見せようとするも
逆に予言者としての信頼感を得てしまう。それと同時に自分は
乳ガンで余命幾ばくもない事を告白した。

戒厳令との事だが一体どんな展開になるのか?


ウィリアム・アダマ (Edward James Olmos) 艦長
ローラ・ロズリン (Mary McDonnell) 大統領
リー・アダマ (Jamie Bamber) "アポロ"
カーラ・スレイス (Katee Sackhoff) "スターバックス"
シャロン・バレリー (Grace Park) "ブーマー"
カールC・アガソン (Tahmoh Penikett) "ヒロ"
ガイアス・バルター (James Callis) 博士
ナンバー6 (Tricia Helfer) サイロン

ソウル・タイ (Michael Hogan) 大佐。副長
ガレン・チロル (Aaron Douglas) 曹長、整備のチーフ
アナスタシア・デュアラ (Kandyse McClure) 二等兵曹、情報分析
フェリックス・ゲイタ (Alessandro Juliani) 中尉
カリー・ヘンダーソン (Nicki Clyne) チロルの部下
クラッシュダウン (Sam Witwer) パイロット
ダイアン・シーリックス (Jen Halley) コボルに居る
ソサイナス (Alonso Oyarzun) メカニック、チロルの部下
ビリー (Paul Campbell) 大統領の補佐

レオーベン(Callum Keith Rennie) サイロン
アーロン・ドラル (Matthew Bennett) サイロン
エレン・タイ (Kate Vernon) ソウルの妻。野心家
カトリーナ (Luciana Carro) "カット"
ブレンダン (Bodie Olmos) "ホットドック"
マーガレット (Leah Cairns) "レーストラック"
フライボーイ (Michael Tayles) 飛行士
ジェームズ・レイマン (Dominic Zamprogna) "ジャマー"
レイ・イシャーイ (Kerry Norton) 衛生兵。アダマ手術
ハワード・キム (Kurt Evans) 救急医療士
コトル (Donnelly Rhodes) 医者
ターン (Warren Christie) コボルで銃殺される
アーロン・ケリー (Ty Olsson) 大尉 "管制官"
ベナー (Chris Shields) 伍長。監獄の警備
サラ・ポーター (Patricia Idlette) ローラを見て予言者と確信
ボゴット (Malcolm Stewart)
マリーン (T. Roy Kozuki)

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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