ギャラクティカ Battlestar Galactica (シーズン2)

第10話(27) ペガサス Pegasus

脚本／Anne Cofell Saunders
監督／Michael Rymer
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ギャラクティカは不審船をレーダーでキャッチし、LV1の警戒
態勢を取る。もしもの時のために緊急ジャンプの準備をさせ、
アポロらを発信させる。しかしゲイタはコロニアル艦隊の信号
をキャッチしたという。サイロンが信号を悪用しているのかも
知れないとして依然として警戒心を見せる。
取りあえず探索を入れようとする。すると相手は空母ペガサス
であると分かる。コロニアル艦隊は全滅したはずだと思ってい
たが生存していたのである。認識コードを確かめると、確かに
間違いなかった。ペガサスからアダマの通信の声を聞いて、自ら
をケイン提督であると告げる。

コロニアル艦隊が生存していると知り、ギャラクティカのクルー
は大喜び。一同ケイン提督らがギャラクティカに来るのを整列
し心待ちにする。
いよいよケインらと接触するアダマはみんなの居る前で握手を
交わし、現在の大統領であるローラを紹介する。

アダマはどうやって我々の位置を知ったのかとケインに尋ねる。
サイロンを追っていると彼らは鉱物の有る所へワープしている
のが分かり、先回りして奇襲を掛けようとしている中、ギャラ
クティカを見つけたのだという。
襲撃の際にはケインはスコーピオンの造船所に居たと良い、
故郷のタウロンの帰ろうとしている際に突然3つ4つの核爆弾を
ぶち込まれたと。司令室にいくと700名の部下を失ったことを
知って闇雲にジャンプしてなんとか難を免れたという。

やりとりを聞いていたローラは違和感を感じていた。
ケインはアダマの上官であるが、ギャラクティカはこれまで
アダマと連携して困難を切り抜けてきただけに、ケインに我が物
顔されるのも違和感があるのである。それを察したケインから
ギャラクティカを監視するつもりはないと語る。

タイ副長は、ペガサスで似たような役職をしているフィスクと
酒を飲みながら情報交換する。タイはケインについてどんな人物
か尋ねると、サイロン攻撃の際に反対した副艦長の頭を銃で
打ち抜いた人だという。凍り付くタイにジョークだと告げるが・・
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★空母ペガサスは味方なのか、敵なのか。

相変わらず人間の愚かさみたいなものが描かれていますね。
シーズン2になって、仲間内での争いエピソードが多い感じ。
冒頭では心強い味方が増え、空母ペガサスの大きさに頼もしさ
みたいなものを感じたんだけどね。

★サイロンに対する扱いの違い

戦争というものは非常に人間の倫理観を狂わせる者が有るな。
サイロンは敵で有り、憎むべき相手であることには違いないの
だが、個人の扱いとなるとまた複雑な心情が生まれてくる。
人間ではなく"トースター"なのだから、同じ人権を持ち出すこと
は不可能にも思えるし、かといってぞんざいに扱う事への
非道さを感じる。何にしても捕まえられるのが全て女性であり、
そんな虐待を指示しているのもまた女性という辺りに妙なメッ
セージ性が含まれて居るんだな。

★ナンバー6は捕虜を見て驚く

サイロン同士って繋がっているものが無いのだろうか。

★戦場でモチベーションを保ち続けるため

決してアダマたちの仲良し組が良いとは思わないけれど、
ケインも兵士達が常に競い合い、闘争心が生まれるように、
バイパーに敵機を墜落した数を提示している。

★ローラはケインをいけ好かない

彼女に話が回ってこず無視されている現状が気に入らない様だ。
元々は教育長官だったローラの事をバカにしている所も有るのか。
軍人同士の話し合いをわざわざ大統領に言うつもりも無いのかも
知れない。



ウィリアム・アダマ (Edward James Olmos) 艦長
ローラ・ロズリン (Mary McDonnell) 大統領
リー・アダマ (Jamie Bamber) "アポロ"
カーラ・スレイス (Katee Sackhoff) "スターバックス"
シャロン・バレリー (Grace Park) "ブーマー"
カールC・アガソン (Tahmoh Penikett) "ヒロ"
ガイアス・バルター (James Callis) 博士
ナンバー6 (Tricia Helfer) サイロン

ソウル・タイ (Michael Hogan) 大佐。副長
ガレン・チロル (Aaron Douglas) 曹長、整備のチーフ
アナスタシア・デュアラ (Kandyse McClure) 二等兵曹、情報分析
フェリックス・ゲイタ (Alessandro Juliani) 中尉
カリー・ヘンダーソン (Nicki Clyne) チロルの部下 (逮捕)
ダイアン・シーリックス (Jen Halley) コボルに居る
ソサイナス (Alonso Oyarzun) メカニック、チロルの部下 (殉職)
ビリー (Paul Campbell) 大統領の補佐

レオーベン(Callum Keith Rennie) サイロン
アーロン・ドラル (Matthew Bennett) サイロン
エレン・タイ (Kate Vernon) ソウルの妻。野心家
カトリーナ (Luciana Carro) "カット"
ブレンダン (Bodie Olmos) "ホットドック"
マーガレット (Leah Cairns) "レーストラック"
フライボーイ (Michael Tayles) 飛行士
ジェームズ・レイマン (Dominic Zamprogna) "ジャマー"
ジョージ (Benjamin Ayres) "キャットマン"。アポロの変わりに・
エミット (Linnea Sharples) "スウィートネス"
コトル (Donnelly Rhodes) 医者
タッカー (Christian Tessier) "ダック"
ジョー・パラディーノ (Jeremy Guilbaut) "ハンマーヘッド"(逮捕)

ヘレナ・カイン (Michelle Forbes) "ペガサス"、提督
ジャック・フィスク (Graham Beckel)
コール・タイラー (John Pyper-Ferguson) "スティンガー"
ノエル・アリソン (Sebastian Spence) "ナーチョ"
アラスタイア・ソーン (Fulvio Cecere)
ケージ (Mike Dopud) クルー
ビリーム (Derek Delost) クルー
ピーター・レアード (Vincent Gale) チーフ

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)