ギャラクティカ
Battlestar Galactica (シーズン2)


第13話(30) 啓示 Epiphanies

脚本/Joel Anderson Thompson
監督/Michael Rymer
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ローラはいよいよ悪性腫瘍によって余命は僅かとなっていた。
ベッドに横たわりながら意識が薄れる中で過去のことを思い浮
かべる。

カプリカシティで、ローラは初めて悪性腫瘍だと診断を受ける。
その後教育関係者のネイリーン・スタンツと逢う。

スターバックスはキャッツと共にバイパーに乗って飛行訓練に
出ていた。試し打ちしようとすると、突然キャットのバイパー
の機関砲が爆発を起こし、その破片がスターバックのバイパー
に当たってヒビが入る。緊急着陸。確かにキャットのバイパー
は点検したというチロルだが、カリーは機関砲の中に込められ
ている弾薬が不自然だという。調べ見ると手で折れてしまう
程軟らかいもので、機関砲の内部で爆発したのだろうとの事。

カプリカシティでローラはアダー大統領と面会する。
現在政府は教育関係者から待遇の不満などで、集団でデモを
起こされていた。時に暴力的なデモ主宰者も居ることから、
テロリストとの烙印を押した大統領に、長官をしているローラ
は教育者は決してテロリストではないと口添えする。

その頃シャノンの胎児の血液検査をしていたコトル医師は、
血液の中に遺伝的な異常が見られるという。ローラ大統領は
あの胎児を産ませると大事に至るとしてアダマ提督に中絶して
貰った方が良いと告げる。バルターは病気でローラの判断が
鈍っているのではないかとするが、アダマはそんな事は無い
と一蹴する。バルターの前にナンバー6が現れ、私達の子供が
心配だと告げ、もしもの時は切り札をつかえという。かつて
サイロンの探知機を作ったときにアダマから借り受けた核弾頭
が手元に有ったのである。

一方アダマはヒロに対してシャノンの胎児は堕胎措置を取ると
告げる。胎児の血液が異常だとつげ、このままだと船団に災い
が起こるかも知れない事を告げる。ヒロは例えシャノンはサイ
ロンで有っても協力してきた事を訴えるが、保身の為に行った
だけかも知れないとして、ヒロに決断を受け入れるよう迫る。

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"平和の望む会"参上!!

また怪しげな人たちが出てきました。
4万人の人口が居るとこういう勢力が有って然るべき者なのかな。
弾薬を細工したのは、民間から抜擢し元グリンリーフの整備士で
有るアーシャという女性。ただし彼女を捕らえるも同志は沢山
いるとして、自分たちの行動は止められないという。敵はサイ
ロンではなく、アダマだとする女性。
またしても人間の複雑で愚かな一面が出てきました。

過去のローラのエピソード

ちょうどカプリカシティが攻撃された日の記憶らしい。
皮肉なことにその時ちょうど悪性腫瘍だと宣告された。
一体何が描かれているのかなと思ったけど、バルター博士が
ナンバー6と連んでいる所を見られたって訳ね。

ローラが亡くなると大統領は現副大統領のバルターへ。

完全に逝っちゃってるバルター博士が大統領になったらどう
なってしまうのかと思わせるものだった。
ただローラが絶体絶命の中、サイロンの強靱な血液によって
ガン細胞が死滅することを知ってローラに注入。辛くも死を
阻止することに成功した。
しかし大統領から渡される手紙の内容が、バルターの気に触れた
のか、恐い決断をした感じだね。

シャノンの子は堕胎されるか?

ヒロの言い分も分かるけれど、もしもの時を考えると船団を
率いているアダマの決断っていうのはもっともな事だと思う。
この船って軍艦なのに、上官の命令に従わない人が多すぎ。
それでも殺さなくて良かったけどね。
シャノンが堕胎すると聞いたときに、扉のガラスに頭を打ち付
ける行動が不気味だった。これぞサイロンかと思わせた。

"平和の望む会"のリーダー、ローヤン・ヤヒ

活動家は一杯居るのかな。
クラウドナインに拠点を置いているらしい。
なんとバルターが助けたジーナもまたそこに属していた。
最後にバルターがプレゼントしたのは、核弾頭だよな。
バルターはやっぱり人間に害を及ぼす人間なのか!?


ウィリアム・アダマ (Edward James Olmos) 艦長->提督
ローラ・ロズリン (Mary McDonnell) 大統領
リー・アダマ (Jamie Bamber) "アポロ"
カーラ・スレイス (Katee Sackhoff) "スターバックス"
シャロン・バレリー (Grace Park) "ブーマー"
カールC・アガソン (Tahmoh Penikett) "ヒロ"
ガイアス・バルター (James Callis) 博士
ナンバー6 (Tricia Helfer) サイロン

ソウル・タイ (Michael Hogan) 大佐。副長
ガレン・チロル (Aaron Douglas) 曹長、整備のチーフ
アナスタシア・デュアラ (Kandyse McClure) 二等兵曹、情報分析
フェリックス・ゲイタ (Alessandro Juliani) 中尉
カリー・ヘンダーソン (Nicki Clyne) チロルの部下 (逮捕)
ダイアン・シーリックス (Jen Halley) コボルに居る
ビリー (Paul Campbell) 大統領の補佐

レオーベン(Callum Keith Rennie) サイロン
アーロン・ドラル (Matthew Bennett) サイロン
エレン・タイ (Kate Vernon) ソウルの妻。野心家
カトリーナ (Luciana Carro) "カット"
ブレンダン (Bodie Olmos) "ホットドック"
マーガレット (Leah Cairns) "レーストラック"
フライボーイ (Michael Tayles) 飛行士
ジェームズ・レイマン (Dominic Zamprogna) "ジャマー"
ジョージ (Benjamin Ayres) "キャットマン"。アポロの変わりに・
エミット (Linnea Sharples) "スウィートネス"
コトル (Donnelly Rhodes) 医者
タッカー (Christian Tessier) "ダック"
ジョー・パラディーノ (Jeremy Guilbaut) "ハンマーヘッド"(逮捕)

リチャード・アダー (Colm Feore) 大統領
ローヤン・ヤヒ (Paul Perri) "平和の望む会"代表
ネイリン・スタンズ (David Richmond-Peck) 教育関係者
アーシャ・ヤニック (Holly Dignard) "平和の望む会"


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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