ゴシップガール
(Gossip Girl) シーズン2

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第2話 キケンな情事 Never Been Marcused

脚本/Stephanie Savage 監督/Michael Fields
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ブレアはトスカーナで休暇を過ごす中で、ジェームズ(マーカ
ス・ビートン)
という男性と出会う。ジェームズは素性を隠して
いるが、実際には貴族だと知り、プリンセス志望のブレアは
一瞬で気に入ってしまう。
キャサリンはネイトと関係を持って
いた。

海辺で一晩を過ごしたセリーナとダン。
セリーナは昨晩は最高だったが、現在は混乱しているという。
ヨリが戻る前にきちんと互いのことを考えるべきだと主張する。
理由が有って別れたのだから軽い気持ちのままでは居られない
という。二人で話し合おうという事になる。

ブレアはマーカスに、今後どうするのか?と問う。すると彼は
ブレアに何処までも付いていくという。ブレアは学生のために
夏が終わればマンハッタンに戻るというと、マーカスも一緒に
付いていく事を告げる。ブレアは公爵夫人にも会いたい事を
伝えるが、マーカスは何処か歯切れの悪い返事をする。

ブレアはセリーナに電話すると、ジェームズが貴族の人間だ
った事。まるで彼はグレゴリー・ペックで私はオードリーだと
「ローマの休日」に二人の関係をなぞる。チャックとの戦いの
為の男性だったが、彼自身に凄く魅力が有ることに気がついた
という。しかし気になるのは将来の事で、夏は遊びの季節だ
からこのまま季節が終わると同時に関係が離れてしまうのでは
ないかと心配を吐露する。

チャックはブレアの話を立ち聞きし、喫茶店で朝食を取るマー
カスに接触する。ブレアはそれを知りチャックを追い出すが、
チャックはマーカスとスカッシュをやる約束をしたとして、
既に電話番号をゲットしていた。マーカスにはチャックがかつて
ブレアと付き合っていた事は既に知られていた。

ネイトは母・
アンの元に行く。
そろそろマンハッタンに戻るというと、母から現在の状況を
語られる。夫が逃亡したために検事から財産の全てを没収され
るとし、アンは父親からも逃亡に手を貸したために勘当された
事を告げる。ネイトは父から母さんを守れと言われた事を
告げ自分が何とかしようと考える。

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セリーナとダンは関係が戻るも、再び付き合う前に今までの
関係を整理しておきたいと考える。一方ブレアはチャックに
ヤキモチを妬かせるために連れてきた男性・マーカスが、実は
イギリス人貴族の人間だと知る。

またまたドロドロした展開が始まりました。
こういうシチュエーションを作るのが上手いね。
セレブって事で今度はイギリスの貴族が登場するけど、
ブレア以上にプライドが高く社会的地位の有る人物を登場
させる事で、面白い感じに劣等感なり優越感を感じさせる
展開だった。

今まで気がつかなかったけど、マーカスとキャサリンはママ母
ではあるけど親子だったのね。現在のキャサリンは38歳。
元々は売れないモデルさんだったみたいだけど、そんな事実の
知らないブレアが思わず初対面の時にボトックスがどうとか
美容の件で嫌みを語る所など、ブレアの性格の悪さを描くと
共に、その性格を巡って、自分らしさを封印するかどうかの
面白い葛藤が起こる。

一方チャックは相変わらず嫌な存在だけど、ダンの為に金を
捻出するためにビクトローラの土地を売りに出して援助しよう
とする所など、かなり優しい一面が描かれた。ダンにとっては
嘘をつかれたと怒るけど、その気持ちだけは分かってあげて
欲しいね。

チャックが挑むのは、セレブ界でも頂点にいる様な貴族の人間
なので、成り上がりの起業家の息子が果たして対等に渡り合える
のかどうか見物。
ブレアもまた同様にマーカスの件でママ母に認めさせるという
ミッションが存在するも、イニシアチブを取ったのはブレア
だった。まさかのキャサリンとネイトの情事の姿に、当分は
このネタで強請れそうだね。ただし夫人としての地位を脅かさ
れるとなれば、当然相手も命がけで潰そうとしてくるだろうから
当分この二人に争いは楽しみかも。

ダンの父・ルーファスは全米ツアーから帰宅。
戻った先にはコーヒーショップを経営する予定だったけど、
今度はTanya Donellyに誘われ、ツアーに意欲を持つ。
しかし自分が帰宅することでジェニーの喜ぶ姿があり、そんな
娘の姿を見ると流石に離れる事は出来ないか。

バネッサはネイトとの関係の進展を望むも、ネイトは完全に
キャサリンと自宅の財政状況の件で忙しくなってしまった。
キャサリンに金を出してもらい財政を立て直すみたいだけど、
その見返りなど求められていくのかな。

セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (セリーナの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (ブレアの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ジョージーナ・スパークス - ミシェル・トラクテンバーグ
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック (Connor Paolo) セリーナの弟・病気


バート・バス (Robert John Burke) チャックの父
ドロッタ・キシュフロスキー (Zuzanna Szadkowski) ブレア家使用人
アン・アーチボルト (Francie Swift) ネイトの母
ローレル (Michelle Hurd) エレノアの部下

キャサリン・ビートン (Madchen Amick) ネイトの不倫
マーカス・ビートン (Patrick Heusinger) 伯爵、ブレアと
イングリッド (Emily Dorsch) 楽器奏者
--- (Ted Koch) スーツ姿の男性
ステファニー (Joelle ten Damme)


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