ゴシップガール
(Gossip Girl) シーズン2

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第5話 セリーナはまた昇る The Serena Also Rises

脚本/Jessica Queller 監督/Patrick R. Norris
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ブライアントパークに白い屋根が見え始める。
ファッション・ウィークの開催を意味していた。
デザイナーのエレノアは当然作品を出展するが、当日の会場で
の席決めをブレアが担当する。ブレアは1列目にはセレブを
配置し、学校の友達を2列目に配置することで、セリーナに
奪われた子分たちを取り戻そうと考える。

ダンとジェニーは一緒に登校する。
互いに無視されて立場の悪い兄妹だが、逆にダンは前向きに
捉えて、イェール大への論文に専念できるという。作家
ハリ
の元についていたダンは首になり、ノア・シャピロの元で
指導を仰いでいた。
二人は学校までいくも、ジェニーはダンが学校に入ったのを
確認した後、ローレンから早く職場に来るよう催促の電話が
鳴る。

セリーナは朝起きてくると、母・リリーはバートが帰国する
事に備えて、芸術作品を家中に飾り立てる。そんな中、リリー
は密かにメイデル・ソープの作品にヌードモデルとして参加
していた事を明らかにする。それを聞いたセリーナはこの界隈
で一番格好良い母だと賞賛する。

ブレアの元にチャックが近づく。
チャックはブレアとセリーナが女王の座をかけて戦争するで
あろう事に気がついていた。自分が手助けするというチャック。
しかしブレアはそんな事はしないとし、子分達をセリーナから
引き戻す手があるという。
ブレアは子分達にファッションウィークのチケットをちらつ
かせると、ブレアのことを尊敬するが、そこにセリーナがやっ
てくると一瞬にしてブレアの存在感は消えてしまう。セリーナ
ウィメンズウェアデイリー誌に社交界でも注目を浴びている
ソーシャライトとして有名な
ポピー・リフトンと掲載された
事に尊敬の視線を浴びていた。
そんなやりとりを見ていたチャックは、ブレアの惨めな顔を
見るとスッとすると嫌みを告げるも、プレアはチャックに
友達もいない人間以下の存在であると卑下する。ネイトだって
惰性で付いてきているだけだと告げる。

一方ダンはノアの元に行くと、この作品では推薦としては
使えないという。ダンの小説は5作品読んだが、どれも同じで
退屈な物だという。ダンは自分自身の経験を書いたことを告げ
ると、もっとリスクを犯して経験した事を書くべきだという。
そんなリスクある生活を知っている奴を探して描いてみたら
どうか?と云われ、ダンはチャックの事を思い浮かべる。

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ダンは周りから無視されている機会に、大学に入学する為に
願書と共に提出する小説を書き上げようとする。文筆家の
ノアからアドバイスを受けて、危険な男チャックを主人公に
した内容を書いていくが・・・

セリーナとブレアの争いが実に熱いな。
セリーナにしてみればブレアと争うつもりなんて全くないのに
ブレアの焦りからなんとも複雑な展開になっていく。

ブレアの悪あがきも大した物で、セリーナだけでなくジェニー
に対しても攻撃を繰り返す。
ジェニーが学校を休んで母・エレノアのF・ウィークの出展に
手伝っていること。普段ならば気にすることもないのだろう
けど、セリーナとの戦いに於いて、それに関わっているジェニ
ーの排除は命題でも有った。

あれだけ力を誇示していたブレアの失墜も早かったな。
一度頂点に立ってしまうと、高崎山のニホン猿の世代交代と
同様に、地位としては最下層に押しやられてしまう事も有る
のだろうね。プライドとしてセリーナの下に付くわけにも
行かないし、今回マーク・ジェイコブズのアフターパーティー
にセリーナ側から誘わせることに相当屈辱感が有ったのだろう
ね。

ブレアが必死に立ち周りしているのに、セリーナの周りには
自然と憧れを抱く女性達が来てしまう所も、ブレアの嫉妬を
買う理由であると共に、その本人の持つ素材の良さを象徴して
いる。

ブレア唯一のアドバンテージを誇っていた実家の財力に於いても
セリーナのバックにバス家が付いたことで逆転してしまった
感じだしね。

ジェニーが今回フューチャーされた。
学校に行かずデザイン関係の仕事をしている彼女。
ダンも学生時代にバンド活動していた事実を指摘された時は、
父親としても何も言えない状態だと思うけど、自分の過去を
失敗と捉えて、娘に同じ思いをさせたくないとする辺りは、
今後の行く末を示唆しているようで、ちょっと怖いな。

しかしジェニーは足が長くて顔も小さくて可愛いね。
山下リオちゃんみたいにストレートの綺麗な髪の毛だし、
スタイルが似ている感じ。

チャックとダンは、チャックが彼を酷い事へと巻き込んでいく
かと思ったけど、チャックは仲間が欲しかったのかな。
突然バーの女性に売春婦扱いする辺りも、ダンを試した行動
だった。上手くダンは彼の心情を引き出したけど、逆に裏切った
事が分かり、大変なことになりそうだな。ダンのイメージが
益々悪くなり、不思議なことにチャックがよく見えてくるのが
悲しいぞ。

セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (セリーナの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (ブレアの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ジョージーナ・スパークス - ミシェル・トラクテンバーグ
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック (Connor Paolo) セリーナの弟・病気

バート・バス (Robert John Burke) チャックの父
ドロッタ・キシュフロスキー (Zuzanna Szadkowski) ブレア家使用人
アン・アーチボルト (Francie Swift) ネイトの母
ローレル (Michelle Hurd) エレノアの部下

ネリー・ユキ (Yin Chang) ブレアの友
ペネロペ・シャファイ (Amanda Setton) ブレアの友
イザベル・コーテス (Nicole Fiscella) ブレアの友
ヘーゼル・ウィリアムズ (Dreama Walker) ブレアの友
クレア (Purva Bedi) ルーファスの恋人


ポピー・リフトン (Tamara Feldman) ソーシャライト
ノア・シャピロ (David Patrick Kelly) 執筆家
ベックス (Jill Flint) 美術品バイヤー、ルーファスと一時期・・
クリスティーナ (Cristina Greeven Cuomo) F・ウィーク
マイケル (Michael Kors) F・ウィーク
ティンズリー・モーティマー (Tinsley Mortimer) F・ウィーク
ジョー (Jim Ford) バーでダンが殴る
--- (Jo Newman) チャックが売春婦扱いする女性
--- (Maureen Sebastian) F・ウィークスタッフ
--- (Ray Weiderhold) 警察官
--- (Alexandra Carl) ローレルのアシスタント
--- (Ernest Dancy) デヴィン
--- (Natalie Gal) セリーナの友達

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