ゴシップガール
(Gossip Girl) シーズン2

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第6話 イェールへの道 New Haven Can Wait

脚本/Joshua Safran、Alexandra McNally
監督/Norman Buckley
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ブレアの前でセリーナは自分らしく生きることを宣言した彼女。

ブレアは
イェール大への見学会兼選考会の面接の朝、セリーナ
に全ての活躍を奪われる夢で目覚める。
ドロータが朝食を持ってやってくると、ブレアはそんな不安を
吹き飛ばすように彼女に面接には自信があるとし、夢にまで
見ていたイェール大入学に一歩近付くとして期待を露わにする。

セリーナは母・リリーの母校である
ブラウン大へと見学に行こう
としていた。イェール大から手書きの推薦状が来ているにも
関わらずセリーナは母と同じ大学に行きたいと考えていた。
エレノアから二着のドレスが届く。リリーとセリーナのドレス
であるが、セリーナのドレスは若者らしく露出度の高いセクシー
な黒いドレスだった。

ダンは朝、父・ルーファスにイェール大の面接について相談
する。ダンは不安を口にするが、父は成績も申し分ないし、
これで選考しなければイェール大の方がどうかしている事を
語る。

一方ネイトは
南カリフォルニア大(USC)を希望していた。
大学選考中のチャックは、ネイトに対して滑り止めである
イェール大に見学に行くことを誘う。チャック自身は現在
何処の大学に行くのか検討中だが、イェール大の秘密結社
"Skull and Bones"に潜入する事が目的だと語る。

朝、セリーナとブレアは高校で会う。
するとセリーナがブラウン大学を志望していることに対して、
ブレアはブラウン大の事を酷評したのである。それを聞いた
セリーナは、ブレアの酷い仕打ちに対して急遽目標を変更し
イェール大に行くことを決める。

ルーファスは、15歳の娘のジェニーが今の仕事を続けるために
ホームスクーリング制度を利用して高校を卒業しようと考えて
いる事に反対していた。しかしジェニーは援軍であるバネッサ
を呼び一緒に説得を試みる。バネッサも
ホームスクーリング制度
を利用し働きながら卒業した生徒である。しかしルーファスは
バネッサとジェニーは立場が違うとして反対する。するとジェ
ニーは今日一日アトリエに来て私の仕事を見て欲しいと頼む。
それで認められなければ諦めると語る。

イェール大へ。
ダンは願書を提出するが、願書に添付されている推薦状が
一通だけで有ることで、選考基準に満ちていないと言われる。
推薦状を書いてくれたのは
ジェド・ホールだけで、シャピロ
とは決別。夏の間助手を務めていた
ハリスも、承認してもらえ
なかった。この大学には優秀な英文学科の教授が沢山いるので
その人たちに作品を読んでもらい承認を受ければ良いとアドバ
イスを受けるが・・・

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いよいよ最終学年のセリーナたちは、来年の大学入学に向けて
大学選考の為の活動を始める。それぞれの夢や希望に向かって
歩み始めるが、そこでも互いの思惑が重なり一筋縄では
行かない展開が用意される。果たして入学に確約を取り付けら
れる生徒は居るのか!?

セリーナとブレア。
相変わらず熱い戦いだね。
ブレアの嫉妬心やプライドの高さから来る口の悪さが全ての
元凶だと思うのだけど、面白くエピソードを作り上げるもの
だね。
ただセリーナの大学志望に対する理由もかなりいい加減なもの
で、ブレアの鼻を明かすためばかりにイェール大に行こう
としているのはちょっと信じられない。

ブレアの方が口が達者で面接では有利かと思われるも、現在
モデル界で注目を浴び、Page Sixにも掲載されているセリーナ
の勢いの方が勝っているのは皮肉。
ただ大学側の広告塔として利用される事は明らかで、最後に
電話を受けた際にも、キャンパス訪問の記事を掲載させて
欲しいと言われる辺りは、まさにそれを象徴している感じ。

ブレアの訴えも理解出来るものがあり、セリーナがネイトを
奪い、エレノアの注目も浴びて、しかも高校の友達さえも
奪われている現状を見ると、大学さえも奪われてしまう事に
同情の余地は有りそうだ。

ブレアとセリーナのガチのケンカになるも、流石に体格が
違うのでセリーナが圧倒しそうな感じがする。このカチューシャ
ムカツクとブレアの髪からむしり取るセリーナの姿に笑える。

ダンとネイトとチャック。
今回はこの三人が絶妙に絡むエピソードだった。
ダンにしてみれば完全にネイトとチャックに利用された形
だけど、最後に手を組んだのはネイトとダン。
チャックにして見れば無二の友人を奪われた格好なので、
益々ダンに敵意を燃やしそうだ。ただでさえ前回の展開の中で
ダンから裏切りにあって居るわけだしね。

チャックは秘密結社"Skull and Bones"に潜入。
自分から出向くのではなく相手の出方を待つというのが大物
っぽいところ。まさかイチ高校生がイェール大でも話題になって
いるとは思わなかったけど、ネイトの父親の件を絡めて
上手くネタとして成立させているなぁ。
アメリカの大学も早稲田大学のスーパーフリーの様に怪しい
サークルが存在している事は、色んなドラマで見ることが
出来る。つい最近見たコールドケース」s3 #2「小屋
そんなサークルがらみの事件だった。

ジェニーのエピソードも最後に逆転していくところは上手いね。
ジェニーが作ったリリーのドレス姿を見て、決める辺りが
なんとも憎い。
ダン自身が学生時代にバンドで夢を追っていたところを見れば
娘にだけ学校に行けとは言いづらいものが有るのだろうけどね。

セリーナ・ヴァンダーウッドセン - ブレイク・ライブリー (S)
ブレア・ウォルドーフ - レイトン・ミースター (B)
ダン・ハンフリー - ペン・バッジリー (セリーナの彼)
ネイト・アーチボルド - チェイス・クロフォード (ブレアの彼)
ジェニー・ハンフリー - テイラー・モムセン (ダンの妹)
チャック・バス - エド・ウェストウィック (生意気)
ヴァネッサ・エイブラムズ - ジェシカ・ゾア (ダンの元彼女)
ジョージーナ・スパークス - ミシェル・トラクテンバーグ
ゴシップガール - クリスティン・ベル

リリー (Kelly Rutherford) セリーナの母
ルーファス (Matthew Settle) ダンの父
ハウィ (Sam Robards) ネイトの父。ハワード
エレノア (Florencia Lozano) ブレアの母
エリック (Connor Paolo) セリーナの弟・病気

バート・バス (Robert John Burke) チャックの父
ドロッタ・キシュフロスキー (Zuzanna Szadkowski) ブレア家使用人
アン・アーチボルト (Francie Swift) ネイトの母
ローレル (Michelle Hurd) エレノアの部下

ネリー・ユキ (Yin Chang) ブレアの友
ペネロペ・シャファイ (Amanda Setton) ブレアの友
イザベル・コーテス (Nicole Fiscella) ブレアの友
ヘーゼル・ウィリアムズ (Dreama Walker) ブレアの友
クレア (Purva Bedi) ルーファスの恋人


ディーン・ベルーベ (Byron Jennings) 学生選考部長
Mr.プレスコット (Reed Birney) パーティーにて
--- (Matt Burns) イェール大 "Skull and Bones" リーダー
ジョーダン・スティール (Krysta Rodriguez) イェール大生
ステインバーグ (Molly Camp) 学生、パーティーにて
--- (Alexandra Carl) ローレルのアシスタント
--- (William Kux) 歴史学教授
シャーリー (Jenny Sterlin) ジョーダンの助手
--- (Roarke Walker) サークルの生徒 "スカル"
--- (Aaron Dean Eisenberg) サークルの生徒 "ボーン"
--- (Charlie Hewson) イェール大生
--- (Brittany Angley) イェール大生
--- (Adriene Couvillion) 学生。見学者?


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